エコキュートを長期的に安全に使用するためには、必要に応じて点検をおこなう必要があります。
とはいえ、なかなかエコキュートの仕組みは馴染みがないので、どんな点検をすればよいのかわからないという方もいらっしゃると思います。今回は、エコキュートの点検について案内します。
目次
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ご家庭での点検と業者に依頼する点検
点検には大きく分けて二種類あります。
ご家庭でおこなう点検と、業者に依頼する点検です。それぞれの点検項目や頻度を確認しながら、エコキュートを安全に使用できる状態を維持できるようにしましょう。
ご家庭でおこなうエコキュート点検
ご家庭でおこなうエコキュートの点検の項目と点検の頻度について紹介します。
設定時刻(月1度)
リモコンで設定時刻の確認をしてください。時刻がズレていると、湯沸かしが深夜におこなわれず、電気料金が割高になってしまうことがあります。
漏電遮断器(4~6か月に1度)
漏電遮断器は、漏電した際に自動的に電気を切るための装置です。テストボタンがありますので、きちんと電気が切れるようになっているか確認しましょう。
逃し弁(4~6か月に1度)
逃し弁は、沸き上げ時にタンク内の膨張水を排出し、高圧になるのを防いでくれる機能です。逃し弁レバーを上げてきちんと排水されるか否かを確認してください。
貯湯ユニットのタンクの掃除(4~6か月に1度)
貯湯タンクの底に沈殿した不純物や水垢などを、タンクのお湯を排水することにより除去します。
配管の点検(4~6か月に1度)
貯湯ユニットの周囲が濡れていないか、保温材が傷んでいないかを確認してください。
業者によるエコキュート点検
消耗しやすい部品については、業者による点検を依頼しましょう。
逃し弁(3年に1度)
逃し弁は、沸き上げた時にタンク内の水を排出するための機構です。タンク内の圧力を正常に保つために、非常に重要な部品です。
減圧弁(3年に1度)
水の圧力を下げ、異なる給水圧力を一定に保つための部品です。
業者によるエコキュート点検の注意事項
エコキュートは長く使用すればするほど、故障リスクが高くなります。
基本的に、10年以上継続利用しているご家庭では、毎年定期点検をおこなうことを推奨します。
また、逃し弁や減圧弁などの消耗部品は、部品の交換で対応できますが、メーカーでの補修用性能部品の保有期間は製造打ち切り後9年と定められています。
機種によっては部品の取り寄せができない場合があり、その際にはエコキュートの交換が必要になります。
おわりに
エコキュートを長く安全に使用するには、定期的な点検が不可欠です。
きちんと点検を行っていれば、突然の故障や故障による電気代・水道代の増加を防げる場合があります。今回、紹介した点検のポイントをぜひ参考にしてください。
もし不安やよくわからないことがある場合は、まずはご相談だけでも、お気軽に施工業者の「ミズテック」にご連絡ください。
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