今年──2018年は、豪雨、地震、台風などの災害が多い一年でした。
災害時の被害にはさまざまなものがありますが、直接の被害の大小に関わらず多くの世帯に影響があるのは「停電」ではないでしょうか。単純に電気がつかなくなるだけでなく、給湯器やIHクッキングヒーターなどが使えなくなる可能性があります。
そんな中、停電時にも頼れる存在として注目されているのが「家庭用エコキュート」。近年、普及率がどんどん高くなっています。停電時にエコキュートはどれくらい使えるのでしょうか?
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エコキュートなら、停電時にもお湯が出る?
家庭用エコキュートは、電気を使ってお湯を沸かす設備です。そのため、停電中はお湯を沸かすことはできません。
ですが、諦めないでください! 停電前に沸かしていたお湯が「貯湯タンク」にたまっている場合があります。その場合は、停電していてもたまっているお湯を使える可能性があります。
注意していただきたいのは、機種によって、停電時に(1)たまったお湯が使えるもの、(2)たまったお湯があっても水しか使えないもの、(3)お湯も水も使えないものがあることです。これから設置するエコキュートや、ご自宅にあるエコキュートが、停電時にどんな動作ができるのが、災害・停電の備えとして確認しておくと良いでしょう。また、断水時の動作についても調べておくと、安心ですね。
続いて、停電時のエコキュートの動作パターンをご紹介します。
(1)たまったお湯が使えるもの
貯湯タンクにたまったお湯があれば、それをそのまま使用できます。ただし、湯温の調節はできません。貯湯タンク内の熱いお湯がそのまま蛇口から出るため、停電時にお湯を使う場合は、はやけどや怪我をしないように注意しましょう。
また、中には温度の調節弁が電動式になっている機種があります。そういった機種では、停電した時点での弁の状態により、お湯が出る場合もあれば、水しか出ないという場合もあります。判断が難しい場合は、メーカーや設置業者などに確認しておくと安心です!
(2)溜まったお湯があっても、水しか使えないもの
貯湯タンクにお湯があっても、蛇口からは水だけが出ます。お湯が出るように設定を変えることなどはできません。停電時に貯湯タンクのお湯が出るようにしたい場合は、機種自体を別のものに交換する必要があります。
(3)お湯も水も使えないもの
この場合は、停電中はお湯も水も出ません。ただし機種によっては、貯湯タンクに非常用のコックがついていて、そこからタンク内のお湯(水)を取り出して使えるものがあります。非常用コックの使い方については、お手元の取り扱い説明書を必ず確認しましょう。自分で判断ができない場合は、こちらもメーカーや設置業者に相談してみると良いでしょう。
エコキュート設置・交換のご相談なら
同一メーカーの製品でも、機種によって動作が異なる場合があります。新しく設置する機種、現在ご利用中の機種がどのタイプなのかは、まずは取り扱い説明書を確認してみましょう。
ご自身での判断が難しい場合や、停電時にも貯湯タンクのお湯が使える機種への交換をご希望の場合は、ぜひミズテックにご相談くださいませ!
ミズテックの工事は全てコミコミ価格なので標準設置であれば追加費用は一切かかりません。
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