エコキュートに交換、どれくらい日数がかかるんだろう‥
そこまで時間がないんだけどな…
そうお悩みではありませんか?
エコキュートは急に壊れることもあります。日々仕事などで忙しい中、どれくらい時間がかかるのか気になりますよね。
そこで今回は、エコキュートの交換にかかる日数を解説いたします!
エコキュートを交換する際の注意点についても紹介するので、この記事を読めばエコキュートの交換に迷うことはもうありません!
それでは早速、エコキュートの交換にかかる日数を詳しく解説してきます。
エコキュートの交換日数は半日〜2日程度
エコキュートの交換日数は半日から2日程度ですが、以下のケースによって日数が変わります。
エコキュートからエコキュートへの交換は日数は半日〜1日程度
エコキュートからエコキュートへの交換は本体の取り替えのみであれば4時間前後で完了します。
しかし、以下のような場合には6~7時間程度の時間が必要です。
- 配管の交換が必要
- 配管が2階に上がっている
- 設置場所が狭く余裕がない
上記のようなケースであっても朝からエコキュートの交換を開始すれば少なくとも夕方には工事が完了し、夜にはお風呂に入れるようになります。
ただし、本体の取り付け完了後4時間程度はお湯を作るのに必要なため、すぐに入れるようになるわけではないということは理解しておかなければなりません。
ガス給湯器などからエコキュートへの交換は日数は2日必要
エコキュートからエコキュートへの交換はその日中に完了することができますが、ガス給湯器など別のものからエコキュートに交換する場合には2日必要です。
エコキュートからエコキュートの時よりも時間がかかる理由としては作業工程が増えるからであり、特に時間が必要になるのが「基礎工事」になります。
エコキュートの貯湯タンクは水が入ると数百キロの重さになるため、その重さに耐えられる基礎がなければ置くことができません。
コンクリート打設による基礎工事が行われるため、基礎がない場合にはそれだけで1日を費やすことになります。
電気温水器を使用していて基礎がある場合には基礎工事は必要ありませんが、サイズが違うなど基礎を作り直す必要があるかもしれません。
エコキュートの交換工事の流れ
エコキュートの交換工事の流れについて解説していきますが、交換の流れは既設の機器が何かによって変わってきます。
今回は以下の3つのケースについて以下の3つのケースについて解説します。
大まかな流れを把握しておくことで工事当日もスムーズに対応できるようになります。
ガス給湯器からエコキュート
ガス給湯器からエコキュートへの交換の流れは以下のようになります。
- 設置場所の確認
- 基礎工事
- 既設のガス給湯器の撤去
- エコキュートの据付工事
- 配管接続工事
- 電源接続工事
- リモコン取り付け
- 試運転
- 電力会社への申請
ガス給湯器からエコキュートに交換する際には、数百キロにもなる貯湯タンクを設置するための基礎工事が必要になります。
基礎工事はコンクリート打設により行われるため、基礎工事と既設のガス機器の撤去だけで1日が終わってしまうでしょう。
2日目にエコキュートの設置や配管工事などを行い、その日の夜にはお湯を使用できるようになります。
電気温水器からエコキュート
電気温水器からエコキュートへの交換の流れは以下のようになります。
- 設置場所の確認
- 既設の電気温水器の撤去
- 基礎工事(既存の基礎が使用できない場合のみ)
- エコキュートの据付工事
- 配管接続工事
- 電源接続工事
- リモコン取り付け
- 試運転
- 電力会社への申請
電気温水器はエコキュートと同じように電気で沸かしたお湯を貯めておくという性格のものであるため、すでに基礎となる土台があります。
しかし、サイズが合わない、基礎が劣化していて重量に耐えられるか微妙というケースでは基礎を再度作り直す必要があります。
エコキュートからエコキュート
- 設置場所の確認
- 既設の電気温水器の撤去
- 基礎工事(既存の基礎が使用できない場合のみ)
- エコキュートの据付工事
- 配管接続工事(既存の配管が使用できない場合のみ)
- 電源接続工事
- リモコン取り付け
- 試運転
エコキュートからエコキュートへの交換の場合には基本的に既存の基礎や配管を再利用できます。
ただし、以下のようなケースでは基礎の再工事、配管の接続が必要になる可能性があります。
- エコキュートの容量を大きいものに変更した
- エコキュートの設置場所を変更した
- 基礎が劣化し重量に耐えられそうにない
- 配管が劣化している
また、機種や容量が同じであれば電力会社への申請は必要ありませんが、機種や容量が変わる場合には契約内容の更新が必要になることが考えられます。
あらかじめ電力会社に問い合わせておくとスムーズに進めることができます。
エコキュートを交換する際の3つの注意点
エコキュートを交換する際には以下の3つに注意しておくようにしましょう。
上記を注意しなければ、交換時間が長くなってしまうものもあります。
それぞれの注意点について解説していきます。
既存のエコキュートの貯湯タンクの水は抜いておく
エコキュートを交換する際の注意点1つ目は、エコキュートや電気温水器からの交換では既存の貯湯タンクの水は抜いておくということです。
水が貯まった貯湯タンクは数百キロの重さがあるため、撤去前に水抜きを行います。
貯湯タンクの水抜きは30分〜1時間はかかりますが、この作業を業者が来る前に行っておくことで時間短縮になります。
エコキュートの水抜きの手順は以下のとおりです。
①貯湯タンクの「漏電遮断器(漏電ブレーカー)」をOFFにする
(画像引用:倉敷ハウジング株式会社)
最初に、タンクにある漏電遮断器をOFFにしてください。
タンクの真ん中に漏電遮断器があります。扉を開いて、レバーを下側に動かしてください。
②給水配管専用止水栓を閉じる
(画像引用:https://sasaque.com/2018/02/09/734/)
まずは給水配管専用止水栓を閉じましょう。
配管や止水栓の場所は給湯器によって場所は異なりますが、基本的には給湯器本体の近くの配管を確認するといいでしょう。
配管の途中にある、ネジで回す部分を見つけたらそれが止水栓です。
③逃がし弁を開ける
(画像引用:https://leohouselife.com/coronaecokyutofutrotannkuoteire/)
次に、逃し弁を開けましょう。
逃し弁は本体の上の方にあります。普段は扉が閉じられているので、開けると逃し弁が見えます。
弁を上向きにすることで空けることが出来ます。
普段は触らない所なので、時々硬くて空けにくいことがあります。なるべく男性の方が行うか、難しい場合には業者に相談するといいでしょう。
また逃し弁を開けてもタンク排水管からお湯が出ない場合、はエコキュートが故障している可能性があります。その場合も販売店に相談してください。
④排水栓を1~2分開いてたまった汚れを排水する
(画像引用:https://sasaque.com/2018/02/09/734/)
逃し弁が空いたら、排水栓を1~2分間開けましょう。
排水栓は先ほど操作した給水配管専用止水栓の近くにあります。配管の影にあるので、奥の方を確認しましょう。
レバーがあるので、動かしていただけると排水されます。管から出てくるので、バケツを用意しておくと周辺が濡れずに済みます。
⑤給水配管専用止水栓を開き、逃し弁を閉じる
水が出なくなったら、給水俳諧専用止水栓を開き、逃し弁を閉じましょう。
それぞれ操作する時には、開け閉めがしっかり行われているか確認しましょう。逃し弁・止水栓の放置は最悪水漏れなどに繋がります。
⑥エコキュート水抜き後のエア抜き・沸き上げを行う
エコキュートの水抜きの後は、エア抜き作業と沸き上げ作業を行ってください。
エコキュートのエア抜き作業は以下の通りに行ってください。(※リモコン操作はメーカーにより異なります)
- リモコンの「初期設定」を押す
- 「初期設定」のうち、「試運転」を選ぶ
- 「エア抜き運転」を開始する
- 蛇口のお湯側を60秒以上空けて、タンク内の空気を抜き作業をする
- 通常運転に戻る
詳しくは取扱説明書やご使用になられているメーカーのホームページからご確認ください。
エコキュートの周辺は整理しておく
エコキュートを交換する際の注意点2つ目は、エコキュートの周辺を整理しておくということです。
エコキュートの交換の際に、エコキュートの周辺や搬入経路が整理されていなければその片付けからしなければなりません。
これは、エコキュートの周辺や搬入経路にものがあることで作業の邪魔になってしまうためです。
また、そもそもエコキュートを効率的に動かすためにもエコキュートの周辺にはものを置くべきではありません。
そして、作業日前にエコキュートの周辺を整理しておくだけで作業時間が30分程度は短くなります。
エコキュートを効率的に動かすためにも、当日の作業を効率的に進めるためにもエコキュートの周辺は常に整理しておくようにしましょう。
工事中はお湯だけでなく水も使用できない
エコキュートを交換する際の注意点3つ目は、工事中はお湯だけでなく水も使用できないということです。
エコキュートの交換中にお湯が使用できないことは想像に難くありませんが、実は水も使用できなくなってしまいます。
これは配管工事を伴うためであり、もしも水を使用したいのであれば別途工事中のために水を用意しておかなければなりません。
配管工事が終われば水は問題なく使用できるようになるため、その作業が何時ごろになるのかあらかじめ聞いておくようにしましょう。
エコキュートの交換を判断する3つの目安
エコキュートのエコキュートの交換をしようと思うと1日作業になってしまい、修理でもいいかと躊躇してしまう方もいるでしょう。
修理で問題なく使用できればいいのですが、場合によっては今後も故障が多く余計にお金がかかってしまうことも考えられます。
以下は、修理ではなくエコキュートを交換した方がいいと判断する目安です。
それぞれのエコキュートの交換を判断する目安について詳しく解説していきます。
エコキュートの使用を開始して8年以上が経過している
エコキュートの交換を判断する目安1つ目は、既存のエコキュートの使用を開始して8年以上が経過しているというケースです。
エコキュートの寿命は概ね10年程度と言われており、8年を過ぎたあたりから寿命も近づき故障も多くなってくる傾向にあります。
1つ故障したとしても他の部分が全く問題ないのであれば、修理対応でももちろん構いません。
しかし、他の部分においても故障が増えてくるかもしれないと業者の方が判断したのであれば、それは寿命が近づいているということです。
修理で誤魔化しても修理費用が嵩張るばかりなので、交換を検討してもいいでしょう。
https://mizu-tech.co.jp/blog/blog/5498/
故障が多い・エラーコードが頻発している
エコキュートの交換を判断する目安2つ目は、故障が多い・エラーコードが頻発しているというケースです。
寿命が近いわけでもないのに故障が多い、エラーコードがよく出るという場合には交換のサインが出ていると言えます。
寿命はあくまでも目安であり、環境や使用状況によって異なります。
まだ5年程度しか使用してないとしても、故障が多いということは本体に何らかの不具合が出ているということです。
短期間で交換するのは勿体無いと思うかもしれませんが、思い切って交換してしまった方が安い場合もあります。
ただし、保証期間が残っており無償で修理してもらえる場合には、そのまま使用を続けても問題ないでしょう。
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保証期間が終了している
エコキュートの交換を判断する目安3つ目は、保証期間が終了しているというケースです。
保証期間にはメーカー保証やその延長保証、業者独自の保証など様々あります。
その中の加入している補償が切れた場合にはエコキュートの交換を考えるようにしましょう。
というのも、保証期間内であれば無償で修理を行ってもらえることもあります。
しかし、保証期間外であれば必ず有償での修理になり、今後の修理も当然ながら有償です。
エコキュートの修理代金は場合によっては数万円にもなるため、保証の有無は非常に重要です。
また、近年では業者独自の保証は8年や10年といった長期間のものが多いため、その保証期間が切れているということは寿命も近いということになります。
保証書を確認し、保証期間が切れている場合には交換を検討してみましょう。
https://mizu-tech.co.jp/blog/blog/91043/
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まとめ
エコキュートの交換にかかる日数は既存の使用機器によって変わってきます。
基礎の工事が必要のない交換であれば半日〜1日、基礎の工事が必要な場合には2日必要です。
ガス給湯器からエコキュートに交換するとなると基礎工事が必ず必要になるため、1日では終わりません。
事前に貯湯タンクの水抜きや設置場所周辺を整理しておくだけでも工事時間の短縮になります。