翌日に使用するお湯を、電気代の安い時間帯である前日の深夜に沸かしてためておくことができる「エコキュート」。
2018年6月末には累計設置台数が600万台を超え、さらなる導入の増加が見込まれています(参考)。ご近所でも、エコキュートの貯湯ユニット(タンク)を見かけることがあるのではないでしょうか。
それでも、いざ導入しようとすると不安や疑問はつきもの。なかなか購入・設置に踏み切れないという方もいらっしゃることでしょう。
今回は、エコキュートを購入・設置したご家庭の「決め手」をご紹介していきます。


エコキュート購入の決め手は「安心」「オール電化」「光熱費」
2014年に、一般社団法人 日本冷凍空調工業会、ヒートポンプ給湯機委員会によって、エコキュートを購入した戸建て住宅に住んでいる方へのアンケートがおこなわれました。
その質問項目の中に、「エコキュート購入の決め手は何ですか。」(複数回答可)というものがありました。
3位 火の気がなく安心だと思った
3位は「火の気がなく安心だと思った」(29%)です。
エコキュートを購入・設置している戸建てのご家庭には、小さなお子さんやご高齢者の方がいらっしゃることがあります。
お子さんやご高齢者の方に常に目を配ることができれば良いですが、お仕事や家事をしているとなかなかそうはいきません。
チャイルドロックをつけていても、やはりガスや火元が手の届くところにあるのは心配です。
エコキュートを設置することによって、火元の管理という心配とストレスから解放された生活が可能になります。
これからお子さんが生まれる予定があったり、自宅介護を検討していたりするご家庭などは、積極的に導入検討をしてみてはいかがでしょう。
2位 オール電化住宅にしたかった
2位は「オール電化住宅にしたかった」(51%)です。
オール電化のメリットはいくつかあります。ひとつは先ほどの「家庭に火元がない」という安心感ですね。
もうひとつの大きなメリットは、「災害に強い」ということです。
阪神淡路大震災や新潟県中越地震、東日本大震災の際、ほとんどのエリアでは都市ガスよりも電気の復旧が早かったという調査結果があります。
エコキュートの機器が無事であれば、電気さえ復旧すればお湯を使うことができます。
また、エコキュートの貯湯タンクにたまっている水は、災害用水としても使用することが可能です。
通常は普通に使っているだけで、災害時には温かいお湯や水を使うことができるという安心感は、非常時の心の支えになることでしょう。
その他、オール電化のメリットとしては「光熱費を下げることができる」、「基本使用料を一本化できる」などが挙げられます。
実際に使用してみると、他にもさまざまなメリットを感じるという方も。
ぜひ、お近くのエコキュートご利用者様にお話を聞いてみてはいかがでしょうか。
1位 光熱費が安くなると思った
1位は「光熱費が安くなると思った」(57%)です。
やはり多くの方が、光熱費が下がることをエコキュートに期待しています。
なぜ、エコキュートだと光熱費が安く済むのでしょうか。
その理由のひとつは、エコキュートは空気の熱で効率よくお湯を沸かすため、必要な電気エネルギーが少なくて済む、ヒートポンプ給湯機であるためです。
電力会社ごとに、おトクな割引料金プランが用意されている場合もあります。
もうひとつの理由は、冒頭にご説明したとおり、エコキュートは電気代の安い夜間にお湯を沸かして、そのお湯を日中に使用するからです。
ガス給湯器と比べると、約80%も電気代を節約できたという調査もあります(参考)。
光熱費は毎月必ずかかってしまう費用なので、こんなに大幅に削減できると、お財布にもとっても嬉しいですね。
おわりに
以上、エコキュートを導入したご家庭の3つの決め手を紹介いたしました。
これからエコキュートの購入・設置を検討している方は、参考にしてみてくださいね。
施工業者の「ミズテック」は、エコキュートの仕入れ・販売・設置を一括でおこなっています。
数多くの施工実績から、お客様のご希望や環境に最も合った機種をご案内することも可能です。
エコキュートの購入・設置をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談くださいませ!
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