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【2024年最新】ガス給湯器の交換費用相場は?どこに頼むのがいい?

「ガス給湯器の交換費用はどのくらいかかる?」「どこに頼んだらいいのか分からない…」

ガス給湯器の急な故障に、そんなお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ガス給湯器について、交換のタイミングや費用の相場、信頼できる業者の選び方を詳しくご案内します。

ガス給湯器の交換を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

ガス給湯器の工事費込み交換費用相場

ガス給湯器の交換費用相場は、工事費込み総額で10万円~40万円です。

ご家族の住居人数・給湯器の搭載機能などによって価格差があります。

おおよその目安は以下の通りです。

 ご家族の人数目安給湯器機能
15万円以下1~2人給湯専用/オート
15万円~25万円3~4人オート/フルオート
25万円以上4人以上フルオート

給湯器の交換にかかる費用の要素は、以下3つに分類できます。

各項目の詳細や相場をご紹介いたします。

給湯器本体

給湯器の本体価格は、主に給湯能力(号数)と機能の組合せによって決まります。号数が大きく、豊富な機能を備えている商品ほど高価です。

給湯能力(号数)や機能ごとの価格の違いは、以下の通りです。

値段安い高い
給湯能力(号数)16号・20号24号
機能給湯専用オート/フルオート
設置タイプ壁掛け据置き
熱効率従来型高効率型(エコジョーズ)

給湯器の給湯能力(号数)による価格の違い

給湯器の給湯能力を表す「号数」とは、「水温+25度のお湯を、1分間に何リットル出せるか」を表しています。

家庭用の給湯器の号数は、主に16号・20号・24号です。最適な号数は、家族の居住人数やライフスタイルによって変わります。単身世帯は16号、2~3人は20号、4人以上は24号を選ぶのが一般的です。

号数が大きいほど1度に出せる量が多く、そのぶん費用も上がります。

つまり、一定時間にたくさんのお湯が作れる24号は費用が高く、反対に給湯能力の低い16号・20号は安くなります。

給湯器の機能による価格の違い

豊富な機能を備える商品ほど価格は高くなります。

給湯器の主なタイプは以下の4つです。

  • 給湯専用

蛇口やシャワーにお湯を出すのみ。お湯はりなどは手動。

  • オート

浴槽のお湯はり・追い焚き・保温が全自動。

  • フルオート

オートの機能に加え、たし湯も全自動。

  • 給湯暖房熱源機

フルオートの機能に加え、温水暖房機能を備えている。床暖房や浴室暖房乾燥機にも温水を供給可能。

給湯専用<オート<フルオート<給湯暖房熱源機の順に、費用は高くなります。

例として、給湯専用タイプ(20号)とふろ給湯フルオートタイプ(24号)の参考価格はこちらです。このように、給湯器の機能・号数によって給湯器の金額が異なります。

給湯専用タイプ(20号)     給湯器専門業者価格
ノーリツGQ-2039WS-150,000~68,000円程度
リンナイRUX-A2016W-E50,000~70,000円程度

ふろ給湯フルオートタイプ(24号)給湯器専門業者価格
ノーリツGT-2450ARX-2BL90,000~110,000円程度
リンナイRUF-A2405AW93,000~110,000円程度

設置タイプ(壁掛け・据置き)による価格の違い

給湯器の主な設置タイプには、壁掛け・据置きの2つがあります。機能にもよりますが、同条件であれば据置きタイプのほうが価格は高めです。

壁掛けは、壁に固定する給湯器です。戸建て住宅の場合は屋外に設置します。マンションやアパートなどの集合住宅は、玄関脇のPS(パイプスペースもしくはパイプシャフト)の扉内やベランダに設置されるのが一般的です。

据置きは、地面近くに設置する給湯器です。従来は設置数が多かったものの、広いスペースが必要ということもあり、近年は壁掛けが主流になっています。

熱効率による価格の違い

 熱効率とは、水に熱を伝える効率のこと。ガス給湯器には、従来型(非エコジョーズ)と高効率型(エコジョーズ)があります。

エコジョーズは、少量のガスで効率よくお湯を沸かせることが特徴です。従来型(非エコジョーズ)に比べて初期投資が高くなりますが、省エネ効果に優れているため、光熱費の節約につながります。

ランニングコストの削減を見込んで、長期的な視点でコストを比較するのが大切です。

ちなみに、エコジョーズとよく比較されるのが「エコキュート」です。名前が似ているので間違いやすいのですが、エコジョーズとエコキュートは、給湯の仕組みが異なります。

エコジョーズは「ガス」、エコキュートは「電気」を使ってお湯を沸かす仕組みです。

標準工事費用

「標準工事」とは、給湯器の設置や配管の接続など、給湯器の設置に必要な工事のことです。

標準工事費用は、業者の違いや配管などに使用する材料の違いによって変わります。主な標準工事費用の相場は以下の通りです。

給湯器見積もりの内訳についてはこちら

項目相場備考
機器撤去処分費3,000~5,000円程度
機器設置工事費5,000~15,000円程度ネジなどの取り付け費含む
配管接続費25,000~45,000円程度 配管の加工費含む
保温復旧費2,000~5,000円程度
試運転調整費3,000~5,000円程度リモコン操作などの機器の取り扱い説明含む
諸経費5,000~10,000円程度移動車両の経費や、有料駐車場代など
ドレン排水工事5,000~10,000円程度エコジョーズタイプの給湯器設置のみ (※1)

※1 エコジョーズタイプの給湯器は、給湯器内で発生する結露を排出するための「ドレン排水工事」が別途必要です。業者によっては、標準工事費以外の費目(オプション工事等)で計上するケースもあります。

給湯器を交換する際、上述の表の全ての項目が必要になると、本体の代金以外に48,000円以上の工事費がかかります。目安として、心積もりしておくとよいでしょう。

標準工事費以外の工事費用

標準工事費以外にも、ご家庭の環境や予期せぬ事態によって発生する費用があります。

たとえば、給湯器の設置場所が戸建て住宅の2階から1階へ変更になる場合。足場がないと安全に作業ができないので、足場設置工事の費用が発生する可能性があります。

その他、屋外の地中や壁内にある給水配管が腐食などのトラブルを起こしている場合は、配管の修復が必要になることもあります。

  • 主な追加費用
項目相場備考
搬入費3,000~5,000円程度足場が要る場合は+50,000円~
壁貫通工事費5,000~10,000円程度配管で壁の貫通が必要な場合
配管・雑資材費5,000~25,000円程度経年劣化に伴う配管の交換など
電源コンセント増設費3,000~10,000円程度電源コンセントの増設が必要な場合
試運転調整費3,000~5,000円程度リモコン操作などの機器の取り扱い説明含む
排気筒接続費3,000~5,000円程度屋内設置型給湯器を交換する場合
オプション追加費10,000~20,000円程度配管カバーの設置や排気方向の変更など

施工当日に判明した追加費用は、業者が一部または全部を負担してくれるケースもあります。事前に、追加費用が発生した場合の対応は把握しておき、納得できない場合は話し合いを行いましょう。

また、冬場の配管凍結を防止するために、凍結防止ヒーターを設置することもあります。凍結防止ヒーターの寿命も約10年です。同時に交換が必要な場合は追加費用が発生します。

その他、以下のようなご自宅環境では、追加費用がかかる可能性があります。

  • 給湯器交換業者の営業所と工事場所がかなり離れている
  • 給湯器の設置場所が極端に狭い
  • 高所に設置されている

上述の場合、別途費用が必要か、見積りの段階で交換事業者に確認を取っておくほうが安心です。依頼する前に、お住まいがマンションなどの集合住宅なのか、戸建て住宅なのかも含め、お住まいの環境や給湯器の設置場所はできるだけ詳細に伝えておきましょう。

ガス給湯器の人気メーカー

交換を検討する際には、メーカー選びも重要です。給湯器メーカーは数多くありますが、主要なメーカーは以下の4つです。

  • リンナイ
  • ノーリツ
  • パロマ
  • パーパス

これらのメーカーは、20号や24号といった異なる給湯能力を持つ製品を豊富に揃えており、マンションのような限られたスペースでも効率的に使用できるモデルを提供しています。

国内シェア率が高く人気なのは、リンナイとノーリツです。

リンナイは「品質こそ我らが命」を理念に、全ての部品を国内生産にこだわることで、高品質な製品を作り出しています。ノーリツはガス石油機器業界で初めて「エコ・ファースト企業」に認定され、省エネ性能を追及し続けているメーカーです。

ガス給湯器の交換のタイミングはいつ?

ガス給湯器の寿命は、約10年です。設置から10年を過ぎたガス給湯器は、壊れるリスクが高まる可能性があります。

また、お湯の温度が安定しなかったり、お湯が出るまで時間がかかったりといった性能の低下も見られるようになるため、交換をおすすめします。

エコキュートの買い替え時期は10年?費用やお得な補助金制度、選び方を解説します

10年を経過していない場合でも、以下のような異常がみられるようなら、すぐに交換したほうがよいでしょう。

  • 異音・異臭・水漏れ
  • お湯が温まらない・温まるのが遅い
  • お湯の温度が安定しない
  • リモコンにエラーコードが表示される

エラーコードとは給湯器のリモコン画面に表示される、2~3桁の数字です。給湯器に何らかの問題が発生した際に表示されます。

エラーコードの内容によって自分で対処できることも多いのですが、メンテナンスや修理、交換が必要なケースもあります。

ガス給湯器のエラーコードについて詳しくはこちらの記事で解説しています。

ガス給湯器の交換までにかかる期間は?

ガス給湯器の交換は、業者に見積もりを依頼してから工事が完了するまで、約1週間かかります

給湯器や部品などの在庫がない場合には業者に手配してもらい、入荷次第着工することになるので、それ以上かかることになるでしょう。

即日工事などは難しいため、とくに冬場に壊れると大変不便です。ガス給湯器が完全に壊れてしまう前に、寿命や交換のタイミングを見極めて対処しておくと安心です。

給湯器交換費用を安くするには?

給湯器の交換にはまとまったお金が必要なので、1円でも安くしたいと思うものでしょう。ここでは、給湯器交換費用を抑えるコツを紹介します。

修理を検討する

給湯器の耐用年数である10年を超えていない場合、交換の前に修理を検討しましょう。修理のほうがコストを抑えられます。

しかし、10年を超えているなら交換がおすすめです。10年経過しても修理はできますが、寿命をすでに超えているため、遠からず不具合が発生するでしょう。修理するよりも新品と交換したほうが、結果的に安上がりかもしれません。

また、各メーカーは、修理用の部品を一般的に生産終了から10年間保管します。そのため、耐用年数が10年を過ぎると部品がなくなり、修理が難しくなる可能性があります。

補助金を活用する

政府では、各家庭の省エネ化を促進するために、「住宅省エネキャンペーン」という補助金制度を導入しました。これにより、エコジョーズなどのエコ住宅設備を購入する際に、補助金が受け取れる可能性があります。

2024年の補助金について詳しくはこちらの記事で解説しています。

複数の業者から見積もりを取る

少しでも安く交換したいなら、相見積もりによる比較が必須です。1社のみだと適正価格を把握できず、相場よりも高額になりかねません。複数社を比較することで、より良い条件の業者を選べます。

なお、見積もりは同条件で取ることが大事です。条件がそろっていないと、正確に比較ができません。見積もりの内訳項目に不明な点があれば、必ず確認しましょう。

給湯器交換事業者選びのポイント

ポイント

給湯器交換業者を選ぶにあたって、チェックすべきポイントを5つご紹介します。

1.スタッフの対応と対応スピード

スタッフの対応力や対応スピードは、重要な判断材料です。

電話やメールでの問い合わせに丁寧に対応してくれるか、質問に対して分かりやすく回答してくれるか。また、連絡した日に訪問して点検をしてくれるかなど、迅速な対応ができるかもポイントのひとつです。

2.工事担当者が必要な資格を保有しているか

ガス給湯器の交換には、専門的な知識と資格が必要です。

工事の内容によってはガス関連の資格だけでなく、電気工事関係の資格を要する場合もあります。

ガス給湯器の交換における工事内容と、施工者に必要な資格は以下の通りです。

工事内容必要な資格
LP(プロパン)ガス機器の設置工事等液化石油ガス設備士ガス機器設置スペシャリスト(GSS)
都市ガス機器の接続工事ガス消費機器設置工事監督者ガス可とう管接続工事監督者ガス機器設置スペシャリスト(GSS)簡易内管施工士
給水・給湯・電気工事給水装置工事主任技術者第二種電気工事士

悪質な業者だと、知識や経験が不十分な無資格のスタッフが施工を行う場合があります。事故やトラブルを防ぐために、担当者が必要な資格を有しているかをしっかり確認しておくことが大切です。

3.見積金額の比較

見積りは、複数の業者に依頼して比較検討するのがおすすめです。

単に安い業者を選ぶのではなく、以下をチェックしてみてください。

  • 施工内容に見合った金額か
  • 見積書に不透明な部分がないか
  • 追加料金がかかるかの説明を受けたか

給湯器見積もりの内訳解説!交換時の相場費用や依頼時の注意点も解説

4.施工実績の豊富さ

施工実績が豊富であるかも、重要なポイントです。

長年の実績がある業者であれば、十分な知識や経験を持ち合わせています。トラブルなどにも迅速に対応できるため、安心して交換を依頼できます。

ホームページなどで施工実績やクチコミをチェックしてみましょう。

5.アフターサービスの充実度

今後のことを考えると、保証やアフターサービスが充実しているかも重要です。

ガス給湯器のメーカー保証は1~3年であることが一般的ですが、業者によっては保証期間の延長を行っています。

ガス給湯器は10年近く耐用年数があることから、長く利用していくものです。

交換後のサポートが充実している業者だと、安心してお任せできます。

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また、給湯器の点検や取り付け工事を当社の専門スタッフがおこなうことで、工事の経費も少なく抑えています。

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ミズテックは「本体と施工」両方に対して、無料で10年間の保証をご用意しています。

保証期間の延長は、業者によっては有償になりますが、ミズテックは無料でお付けいたします。

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ガス給湯器の交換におけるQ&A

ガス給湯器の交換について、お問い合わせの多い内容や疑問について解説します!

マンションの場合の注意点は?

お住まいがマンションの場合は、賃貸でも分譲の場合でも、管理会社や管理組合への報告が不可欠です。

特に賃貸の場合、ガス給湯器の所有権はオーナーにあります。ご自身で業者に連絡せずに、オーナーに手配を依頼しましょう。

分譲の場合は、お客様ご自身で業者を選定して交換を依頼します。

交換可能な機器や号数が決まっている場合もあるので、規約の確認が必要です。

業者が立ち入れる範囲や日時も確認したうえで日程を調整し、決まったら改めて管理会社に知らせましょう。

戸建ての場合の注意点は?

戸建ての場合は、ガス給湯器を屋外に設置することになるので、環境に合った機器を選ぶことが大切です。

構造上の問題などで設置場所が限られる、設置場所や搬入通路が非常に狭いなどの問題点があれば、必ず業者に相談しておきましょう。

また、寒冷地や塩害のある地域では、屋内に設置することも視野に入れ、業者と相談しましょう。

給湯器を自分で修理・交換するのはやめたほうがよい?

素人が給湯器の修理や交換を行うのは非常に危険です。

無資格の方が給湯器の修理などを行った場合、メーカーや業者の保証が受けられなくなったり、故障の状態がますます悪くなったりするリスクがあります。

給湯器の取り扱いには専門的な知識や資格が必要なので、必ず業者に依頼してください。

給湯器の修理は自分で行うと危険!費用相場や交換との判断基準も紹介します

修理と交換のどちらがいいか迷ったときはどうする?

修理と交換で迷った場合は、まずは業者に相談し点検してもらうことをおすすめします。設置年数、費用、保証の内容などを考慮して、業者から提案・アドバイスを受けられるかもしれません。

給湯器の修理はどこにお願いするのが安い?交換と修理の判断基準

給湯器の相場交換費用のまとめ

この記事では、ガス給湯器の交換にかかる費用などに関して解説しました。

 ご家族の人数目安給湯器機能
15万円以下1~2人給湯専用/オート
15万円~25万円3~4人オート/フルオート
25万円以上4人以上フルオート

給湯器業者を選ぶときの失敗しないポイント

  1. スタッフの対応と対応スピードをチェック
  2. 工事担当者が必要な資格を保有しているかをチェック
  3. 見積金額をチェック
  4. 施工実績が豊富
  5. アフターサービスの充実度

ご紹介した費用の相場やチェックポイントを参考に、信頼できる業者を選びましょう。ミズテックでは、高い技術と豊富な経験を持つ有資格者が責任をもって交換を担当します。最短で当日交換も可能なスピード対応と、安心の10年保証で多くのお客様にご満足いただいています。お問い合わせは24時間受け付けておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

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