エコキュートの選び方

補助金対応機種から選ぶ

新しい補助金制度である「給湯省エネ2024事業」がスタートしました。この事業は、家庭におけるエネルギー消費の大部分を占める給湯分野において、高効率給湯器の導入を支援し、その普及拡大により「2030年度におけるエネルギー需給の見通し」の達成に寄与することを目的としています。ミズテックでは、お客様が最適なエコキュートを選択できるよう、容量や機能の絞り込みができるシミュレーションを提供しています。ぜひ、ご活用ください。

エコキュートの選び方のステップ

エコキュートの交換や取り付けを検討する際には、お住まいの設置環境、タンク容量、給湯タイプ、水圧タイプ、そしてメーカーの違いなど、いくつか考慮するポイントがあります。こちらのページでは、エコキュートの選び方やメリット、特徴、そして主な機能について紹介しています。事前にご活用いただき、エコキュート選びの参考にしてください。

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居住地域に合うタイプを調べる

一般地域より寒い地域や、海に面した海岸地域にお住まいの方は、地域環境に適したエコキュートを選ぶ必要があります。該当する地域にお住まいの場合は、専用品への交換をご検討ください。

寒冷地仕様エコキュートとは

地域仕様MAP

最低気温が-10℃以下の北海道、青森、岩手、秋田などの寒冷地域にお住まいの方は、環境に適した「寒冷地仕様」のエコキュートをお選びください。また、他の都道府県でも山間部など、寒冷地に該当する場合がありますので、国土交通省の地域区分新旧表をご確認ください。

ただし、寒冷地仕様のエコキュートであっても、外気温がマイナス25℃を下回ると機能しなくなります。そのような場所には設置できませんので、ご注意ください。

耐塩害地仕様エコキュートとは

  • 耐塩害仕様

    潮風には当たらないがその雰囲気があるような場所
  • 耐重塩害仕様

    潮風の影響を受ける場所

海浜地域にお住まいの方は、環境に適した「耐塩害仕様」もしくは「耐重塩害仕様」のエコキュートをお選びください。耐塩害仕様のエコキュートは、海浜地域にお住まいの方のために、タンクやヒートポンプユニットの外板はもちろん、熱交換器や電気部品のプリント基板まで防錆・防腐処理を施しています。また、塩害や大気汚染の影響を受けやすい場所に設置できる室外設置機の仕様となっています。

各メーカーの寒冷地対応と耐塩害地対応製品の取り扱い

耐塩害仕様
Panasonic
耐重塩害仕様
DAIKIN CORONA HITACHI
寒冷地+耐塩害仕様
Panasonic DAIKIN MITSUBISHI
寒冷地+耐重塩害仕様
DAIKIN
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設置場所の広さを測る

エコキュートには、設置スペースに合わせて選べるタンクの形状が3種類あります。一般的な「角型(標準)」や、奥行きの制約がある場所に適した「薄型」、そして狭いスペースにも収まる「コンパクト型(省スペース)」があります。設置場所に合わせて、最適なタイプを選択してください。また、エコキュートを設置する際には、貯湯タンクの幅だけでなく、搬入経路の通路に作業員1人分の余裕があることが重要です。

  • 角型(標準)

    一般的な戸建て住宅向けの製品です。ラインナップも豊富で、各メーカーがさまざまな機能を備えた商品を展開しています。

  • 薄型

    設置が難しい場所に対応するために開発された製品です。奥行きが薄く、場所を取らないので、隣家との間隔が狭いお宅でもおすすめです。

  • コンパクト型(省スペース)

    貯湯タンクの容量を減らし、全体的に小型化された省スペース設計の製品です。主にマンションなどの集合住宅に設置されます。

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タンク容量を選ぶ

ご家族の人数によって推奨されるタンク容量は異なります。家族構成に応じて、適切なサイズを選ぶことが大切です。一般的には、370Lや460Lのタンクがよく使われていますが、他にも「2~4人向け300L」や「2人以下向け180L」などの小容量タイプもあります。

現在お使いのエコキュートと同じタンク容量を選ぶのがおすすめですが、お困りごとや家族構成の変化などがある場合は、容量の変更をご検討ください。タンク容量を選ぶ際には、余裕を持った選択をすることが重要です。

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給湯タイプを選ぶ

エコキュートには、「フルオート」「オート」「給湯専用」の3つの給湯タイプがあります。ガス給湯器と同様に、お湯はりや追い焚き、保温、足し湯などの機能はそれぞれのタイプによって異なります。家庭のニーズに合わせて選択することが重要です。

  • フルオート

    お湯はりから追い焚き、保温、自動たし湯などの機能がすべて自動化されているタイプです。フルオートのみ、ぬるくなってしまったお湯を温めなおす「追いだき(保温)」をすることができます。

  • オート

    お湯はりだけを自動化したタイプです。少人数のご家庭や、フルオートは機能が多いと感じる方には、オートタイプがおすすめです。メーカーにより「オート」「エコオート」「セミオート」と表記されます。

  • 給湯専用

    台所やお風呂などで蛇口を開けるとお湯が出るタイプです。浴槽にアダプターはなく、湯はりは手動で行います。

現在お使いの機種から交換機種への対応表

交換機種既存機種 フルオート オート/セミオート 給湯専用
フルオート
オート/セミオート
給湯専用

エコキュートには「フルオート」「オート」「給湯専用」の3つの給湯タイプがあります。ミズテックでは、お客様のニーズに合わせてグレードアップとグレードダウン、どちらの対応も可能です。他社様ではご対応が難しいと言われた方も、ぜひ一度ミズテックにご相談ください。

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水圧を選ぶ

エコキュートには「水道直圧」「高圧」と「標準圧」の3つの水圧タイプがあります。水圧はkPa(キロパスカル)で測定され、メーカーによって公表値が異なります。1階の浴室には標準圧タイプを、2階の浴室や1階のシャワーの勢いが弱い場合は高圧タイプが適しています。現在のシャワーに不満がない場合は、同じ水圧タイプを選択してください。ただし、元の水圧以上の給湯圧は保証されないのでご注意が必要です。

  • 水道直圧タイプ

    水圧の目安は500kPaです。浴室と台所など2か所同時に使っても、パワフルな給湯と豊富な湯量で快適にお使いいただけます。例えば、お風呂が3階にある場合でも、シャワーと湯はりを問題なく使用できます。

  • 高圧タイプ

    水圧の目安は260~325kPaです。水圧にこだわる方には、高圧給湯タイプのエコキュートがおすすめです。また、浴室が2階や3階にある場合に特に有効な選択となります。

  • 標準圧タイプ

    水圧の目安は170〜210kPaです。エコキュートからの給湯圧は元水圧の6割前後まで減圧されます。一般的に、水回りが全て1階にある場合はエコキュートの水圧は標準タイプで十分です。

各メーカーの給湯圧を比較

標準圧タイプ 高圧タイプ 予備
170kPa 180kPa 210kPa 260kPa 290kPa 320kPa 325kPa 500kPa

※日立は水道直圧式で最大500kPa、高圧タイプで260kPaとなります。

エコキュートの給湯圧は、メーカーによって異なります。事前にご確認ください。
一般的に、標準圧タイプは170〜180kPaですが、ダイキンのエコキュートは標準圧タイプでも210kPaに対応しています。また、高圧タイプは通常300kPa前後ですが、日立のナイアガラ出湯は最大500kPaに対応しています。

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メーカーを選ぶ

エコキュートは「日立」「三菱電機」「ダイキン」「コロナ」「パナソニック」などが取り扱っています。各メーカーやグレード、機種によって搭載される機能は様々です。
機能性を重視する方は、以下の機能一覧表をご参考にしてください。

各メーカーの機能一覧表

快適機能 省エネ機能 非常時機能 環境仕様 耐震クラス 大容量タイプ 550/560L 小容量タイプ オートタイプ 給湯専用
標準タイプ水圧高圧タイプ水圧自動配管洗浄除菌バブル入浴給湯・湯はり
同時使用
個別入浴
温度設定
スマホ
アプリ対応
年間給湯
保温効率
残り湯熱
再利用
省エネ
保温機能
余剰電力
自動活用
災害予報
沸き上げ
停電時
蛇口利用
緊急用
水利用
取水専用
窓設置
高硬度・
井戸水対応
寒冷地
仕様
耐塩害
仕様
耐重塩害
仕様
角型370L角型460L薄型370L薄型460L 標準圧高圧給湯専用 300L以下 標準圧高圧 高圧
パナソニック 180kPa 325kPa 3.8 SASA
ダイキン 210kPa 320kPa 3.6 SABB
三菱電機 180kPa 290kPa 3.8 SAAA
コロナ 180kPa 260kPa 4.0 SSSS
日立 180kPa 500kPa(水道直圧) 4.2 SSBB

同メーカーでもグレードや機種により搭載されている機能は異なります。詳細は各メーカーのオフィシャルサイトをご確認ください。

エコキュートの特徴とメリット

エコキュートは再生可能エネルギーを使った給湯機で、大気中の熱をヒートポンプで取り込み、電気を使ってさらにエネルギーを増やします。夜間電力を使うことで電気代が安く、経済的です。

  • メリット1光熱費がお得

    ガス給湯器に比べエコキュートは給湯高熱費を約64%削減

    エコキュートは、大気中のエネルギーを活用してお湯を沸かすことで、少ない電力で高効率にお湯を沸かします。従来の電気温水器と比較して、約1/3の消費電力量で済むため、電気代を大幅に削減できます。

  • メリット2環境にやさしい

    ガス給湯器に比べエコキュートはCO2排出量を約0.7t削減

    大気中のエネルギーを活用して、低電力で効率的にお湯を沸かすことで、気候変動に関わるCO2排出を削減できます。また、燃焼音やにおいがないため、近隣住民へ迷惑がかかる心配もありません。

  • メリット3災害に強い

    取り出せる非常用水の量

    エコキュートは普段からお湯をタンクに貯める仕組みを持っています。そのため、災害が発生して停電や断水が生じた場合でも、残り湯を生活用水として利用できます。ただし、エコキュートのタンク内のお湯は飲用水として適していません。高温で保温されるとカルキが溶け出してしまうため、非常時でも飲用水として利用することは避けるべきです。

日立のおすすめエコキュート

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DAIKIN(ダイキン)のおすすめエコキュート

メーカー詳細ページはこちら メーカー詳細ページはこちら

Panasonic(パナソニック)のおすすめエコキュート

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エコキュート交換完了までの簡単ステップ

工事完了まで

スピード対応

1.商品を選ぶ ミズテックのホームページでお好みの機能からエコキュート製品をお選びください。 2.見積もり依頼 お使いのエコキュートの写真を撮って、専用フォームからお送り頂くだけのカンタン依頼! 3.見積もりご案内 ご依頼内容を確認し、ミズテックのスタッフが正確な見積もりをご案内いたします。 4.ご注文手続き クレジットカードやPAY払い、分割払いなど、豊富なお支払い方法からお選びいただけます。 5.現地調査 状況によりましては搬出入経路等の確認のため、現地調査にお伺いさせて頂きます。 6.工事お伺い お客様のご都合と商品納期等調整して商品を持参して工事にお伺いいたします。

ミズテックは商品・工事10年保証が無料!

製品はメーカー保証と合わせて10年間の無料保証!
設置・交換工事後のアフターサービスも迅速に対応できる体制を整えております!

お急ぎの方は、現状のエコキュート設置状況を写真でお送り頂くと、お電話のみ(現地調査なし)で最終見積もりまでスピーディに対応可能!

現場写真の撮り方
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エコキュート交換の基本工事費

ミズテックのエコキュート価格は、交換費用も含めたコミコミ価格です!
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  • エコキュート本体

  • リモコン

  • 取付工事費

  • 出張費

  • 運搬費

  • 廃棄費

  • 消費税

  • 工事保証

設置場所や搬入経路で特別な作業が伴う場合、別途費用がかかることがございます。

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