給湯器を節約したいけど、何かいいアイデアはないかな…
そうお考えではありませんか?
そこで今回は、給湯器の節約方法をキッチン・浴室別々で解説していきます!
また、根本的にランニングコストを低減するのであればエコキュートへの交換がおすすめです。
エコキュートのメリット・デメリットもわかりやすく解説していますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
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ガス給湯器で発生する光熱費とは|ガス代だけでなく電気代もかかる
ガス給湯器を使用する際に発生する光熱費としてガス代と水道代は誰もが想像できるものです。
しかし、ガス給湯器を使用するうえで実は電気代も必要になります。
これは水量を検知するセンサーやガス量をコントロールするための制御弁がガス給湯器には内蔵されており、それらを動かすために電力が必要になるためです。
その他にもリモコンの画面が電気で表示されていることからも電力を必要としていることがわかります。
このように、お湯を沸かす以外の多くの部分で電気が使用されています。
ガス給湯器の待機電力はテレビよりも多いとされており、ガス給湯器を使用するために多くの電力が使用されている事実がわかります。
そのため、ガス給湯器の光熱費を節約することで、ガス代や水道代だけでなく電気代も節約することができます。
浴室での給湯器の節約方法
浴室で給湯器を節約したい場合には以下の方法を実践してみましょう。
それぞれの給湯器の節約方法について詳しく解説していきます。
浴室での給湯器の節約方法①:浴槽の湯量を減らす
浴室での給湯器の節約方法1つ目は、浴槽の湯量を減らすということです。
浴槽の湯量は各家庭によって様々ですが浴槽の7分目、8分目程度まで入れているのであれば、5分〜6分目程度まで減らすことを検討してみましょう。
浴槽のお湯は人が入ることで水かさが増し、6分程度の湯量があればしっかり肩まで浸かることができます。
いきなり大幅に減らす必要はありませんが、少しづつ減らしてご自身が満足できる湯量を知ることが大切です。
ただし、すでに5分目程度まで減らしている場合にはそれ以上無理して減らす必要はありません。
しっかりと入浴できなくなると、入浴に満足できないストレスが優ってしまい節約どころではなくなってしまいます。
現状、浴槽のお湯を多めに溜めている方はこの方法を実践してみましょう。
浴室での給湯器の節約方法②:設定温度を下げる
浴室での給湯器の節約方法2つ目は、設定温度を下げるという方法です。
お湯の温度のちょうどいい加減は人によって様々ですが、お湯の設定温度は低くしたほうが節約につながります。
また、お湯の温度を季節によって変えるのも有効的です。
冬のは設定温度を高めにして熱いお湯を使いたい方も多いはずですが、夏場には余計な汗をかかないよう設定温度を冬場よりも下げることで光熱費を節約することができます。
また、入浴の際の設定温度は42度〜43度の熱いお湯に入るよりも、40度程度のぬるめのお湯に入る方が副交感神経が刺激されリラックス効果が高いとも言われています。
ご自身が気持ちいいと感じる温度で入るのももちろんいいですが、少しぬるめの温度も試してみてはいかがでしょうか
浴室での給湯器の節約方法③:追い焚きをしないようにする
浴室での給湯器の節約方法3つ目は、追い焚きをしないようにするという方法です。
追い焚きをすることで光熱費が上がってしまいますが、無理してぬるくなったお湯に入る必要はありません。
ただし、追い焚きの回数を減らすためにできる簡単な努力はぜひ行ってください。
無駄な追い焚きの回数を減らすための行動には以下のようなものがあります。
- 浴槽に入ってない時には蓋を閉める
- 入浴の時間が家族でバラバラにならないようにする
- 追い焚きではなく足し湯を利用する
浴槽のお湯は蓋をすることで温度が下がるのをかなり低減することができます。
誰も入浴してない時はもちろんのこと、髪や身体を洗っている時にもこまめに蓋をすることで浴槽内のお湯の温度を保つ効果があります。
蓋をしないことでお湯の温度が急激に下がってしまうと追い焚きが必要になるため、浴槽の蓋はこまめに閉めるようにしましょう。
また、入浴時間を家族でそろえることでお湯の温度を保つことができます。
いくらこまめに浴槽の蓋をしていたとしても、家族一人ひとりの入浴時間の間が空いてしまえば温度は徐々に下がってしまいます。
そうすると最後の方に入る人はぬるくなり追い焚きをしてしまうため、なるべく家族間で入浴の時間をそろえるようにしましょう。
しかし、上記の方法を実践したとしても浴槽のお湯がぬるくなってしまうことはあります。
そのような場合には追い焚きを使うのではなく足し湯を使うようにしましょう。と言うのも、足し湯は追い焚きに比べて光熱費の節約になるためです。
追い焚きと同じように浴槽のお湯は暖かくなるので節約の観点からは足し湯をおすすめします。
エコキュートの追い炊き機能ってお得?トラブルの際にはどうすればいいの?
キッチンでの給湯器の節約方法
キッチンで給湯器を節約したい場合には以下の方法を実践してみましょう。
キッチンでの給湯器の節約方法①:洗い物は水でつけ置きする
キッチンでの給湯器の節約方法1つ目は、洗い物は水でつけ置きするという方法です。食器などの洗い物は付け置きをすることで汚れは落ちやすくなります。
もちろんお湯でつけ置きをすればより汚れが落ちやすくはなりますが、水に洗剤を入れてつけ置きをすることでよく落ちるようになるでしょう。
冬場は水でつけ置きをし、すすぎをお湯で行うなどすると光熱費の節約が可能です。
また、食洗機を使用する場合には設定温度にだけ気をつければ問題ありません。
例えば、設定温度の見直しを行い、水でつけ置き洗いをした場合にガス代が年間約19,000円程度節約できます。
この計算条件は以下の通りです。
- 東京ガス・一般契約料金(A表)・基準単位料金
- 1m3あたりのガスカロリー10,000kcal
- ガス給湯器の燃焼効率80%
- 15度の水を42度に
- 給湯栓の湯量は1分あたり5L
- 食器洗い15分
- すすぎの時間15分から10分に
この時、お湯でのつけ置きから水でのつけ置きに変えることで年間約13,000円から0円になります。
洗いとすすぎは湯温を5度低く、また時間を分短くすることで約13,000円から約7,000円になります。よって、年間約19,000円の節約が可能です。
冬場などは温度を上げてすすぎたい場合もあるでしょうが、水でつけ置きをすることで節約になることは間違いありません。
キッチンでの給湯器の節約方法②:料理には水を使用する
キッチンでの給湯器の節約方法2つ目は、料理には水を使用するという方法です。
煮物や汁物を作るとき、また野菜などを茹でる時には時短のために給湯器からお湯を出して使うこともあるでしょう。
しかし、節約の観点からは水から調理をする方が効果的です。
水から沸かすとコンロで火にかける時間は増えますが、給湯器でお湯を沸かすことに比べてガス代は節約できます。
また、食材にはお湯から煮ても問題ないものと水から煮た方がいいものがあります。
葉物や豆類は熱湯でサッと茹でる方がいい一方で、火が通りにくい根菜類などは水から時間をかけて茹でる方がいいとされています。
つまり、給湯器のお湯を料理に使うということは、節約にならないだけでなく食材の使い方としても良くない可能性があるということです。
キッチンでの給湯器の節約方法③:浴室よりも温度設定を低くする
キッチンでの給湯器の節約方法3つ目は、浴室よりも温度設定を低くするという方法です。
浴室は設定温度を40度前後に設定していることが多いと思いますが、キッチンではそれほどお湯の温度をあげる必要はありません。
30度程度のぬるま湯であっても洗い物をするには問題なく、また前述したように料理にも給湯器のお湯を使うことは節約の点でもおすすめできません。
そのため、浴室とキッチンの設定温度を同じにしている場合には、キッチンの設定温度を下げてしまいましょう。
多くのガス給湯器では浴室とキッチンの設定温度を別々に設定可能です。そして、優先ボタンを押すことでワンタッチで切り替えることができます。
また1度設定してしまえばあとは何もしなくても勝手にこれまでより節約することができるためおすすめの方法です。
給湯器の電源ははつけっぱなしよりも都度消しする方が電気代が節約できる
ガス給湯器は電源が入っていても水が流れない限りガス代はかかりません。しかし、電源が入っていれば電気代はかかります。
この電気代を節約する方法が「都度消し」です。
都度消しをすることで待機電力の消費を防ぐことができ、年間の電気代を減らすことができます。
家庭の待機時消費電力量は全消費電力量の5.1%程度ですが、待機時消費電力量の占める割合はガス温水器(ガス給湯器)が19%とテレビの10%を倍近く上回っています。それだけガス給湯器の待機電力は多いということであり、電源を都度消しすることで節約できることがわかるはずです。
都度消しを行うことで火災や事故といったトラブル回避にもつながります。
電源を入れっぱなしにしたからといって大きな事故が起きることは稀ですが、全くないとも言い切れません。
そのため、特に就寝時や外出時は電源をオフにすることを心がけるようにしましょう。
都度消しを心がけることで電気代の節約だけでなく安全面でも効果を得ることができます。
(参照:関東電気保安協会 電気のお役立ち情報>家庭の省エネ情報>待機時消費電力について)
給湯器の電源入れっぱなしは電気代のムダ!都度消しにして年間1,600円を節約!
給湯器の光熱費を節約したい場合にはエコキュートへの交換も視野に
給湯器の光熱費を節約したいのであれば、思い切ってエコキュートへの交換も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
導入コストはガス給湯器よりも大幅に高くなりますが、年間のランニングコストは40,000円〜50,000円程度安くなります。
10年使用を続ければその差は40万円〜50万円にもなり、導入コストの差を十分に回収することができます。
エコキュートとはヒートポンプ式の電気温水器です。
ヒートポンプ式は空気中の熱(特に二酸化炭素)をヒートポンプで圧縮し、少ない電力で熱を得ることでお湯を沸かします。
電気だけでお湯を沸かす電気温水器と同じ電力で6〜8倍のエネルギーを生み出すことができます。
お湯を沸かすために必要なエネルギーは大気中の熱とわずかな電力のみと、電気代(光熱費)が大きく抑えられるのが特徴です。
エコキュートの主なメリットは以下の通りです。
- 光熱費が大幅に削減可能(ガス給湯器の1/3〜1/4程度)
- 省エネでエコ
- 非常時に貯湯タンク内のお湯を使うことができる
- 設置に補助金が出る自治体も
エコキュートが電気代を大きく抑えられるのは大気中の熱を利用することで少ない電力でお湯を沸かすことができるためというのは前述の通りです。
それにプラスして電力の安い深夜の時間帯に一気に1日分の使用するお湯を沸かしてしまうという点にもあります。
そのため、お湯を使いすぎて足りなくなった場合にはお湯を沸き増しする必要がありますが、お湯の沸き増しには注意が必要です。
と言うのも、深夜の時間帯以外は電気代が高くなってしまうプランに加入していることがほとんどだからです。
お湯は計画的に使用しなければエコキュートのメリットを失ってしまいます。
- 導入コストが高い
- お湯切れになった際に沸き増しを行うと電気代が高い
- 夜間の低周波音
- 設置スペースが必要
ただし、繰り返し湯切れを起こして沸き増しをすればランニングコストも上昇してしまいます。
そのような事態が起きないよう、タンク容量を間違えないようにしなければなりません。
エコキュートの容量・サイズの決め方!一番のポイントは家族の人数
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ミズテックのメリット①:最短30分で駆けつけ対応可能
ミズテックは、最短30分で駆け付け対応可能です。
もちろん、土日祝も対応しております。
ミズテックの自社ですべて受付~工事を行っており、非常に早く対応できます。
ミズテックのメリット②:エコキュートの業界最安値挑戦中!
ミズテックでは、エコキュートの業界最安値挑戦中です。定価の半額以下の値段にて、エコキュートの購入はもちろん、取り付け工事も行います。
安さの秘密は「コストカット」です。仕入れから工事まで自社で行うことによって、70%コストカットしています。
給湯器はすべてメーカーから直接仕入れており、非常に安価に給湯器を販売できます。
さらに工事は弊社の専門スタッフが行うので、仲介料0で安くサービスを提供いたします。
ミズテックのメリット③:経験豊富な技術者が対応
ミズテックに所属している経験豊富な技術者が、あなたのもとに駆け付けいたします。
ミズテックには、高度な技術と確かな経験を持った有資格の専門スタッフが多数在籍しています。
お客様アンケートでも97.3%の満足度を獲得しているように、高品質な施工技術・丁寧な対応は高く評価されています。
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まとめ
ガス給湯器は工夫次第でかなりの節約が可能です。
その方法はいくつかありますが、特に意識したいのがガス給湯器にはガス代と水道代だけでなく電気代がかかるということです。
そのため、給湯器を使わないときは電源を消すだけで節約になるだけでなく安全性も高くなります。
電源を都度消しすることをスタートとしてこの記事で紹介した節約方法を試してみてください。
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