「給湯器をつけっぱなしにしていると電気代をムダにしている!?」
ふと、給湯器のつけっぱなしによる電気代のムダが気になった方もいるでしょう。
この記事では、給湯器のつけっぱなしでどのくらいの電気代が発生するのか、なぜ電気代が発生するのかを詳しく解説します。
さらに、給湯器にかかる電気代をちょっとした工夫で節約する方法や、劇的に節約する裏技も紹介します。
この記事が、給湯器の高い電気代に悩んでいる方のお役に立てば幸いです。
目次
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給湯器のつけっぱなしでガス代は高くならない
結論、給湯器の電源つけっぱなしでガス代が高くなることはありません。
現在の給湯器は、水が給湯器を通過した時点で点火するようになっています。そのため蛇口をひねらないとガスは使用できません。
そのため、給湯器のつけっぱなしでガス代が無駄になることはないと考えていいでしょう。
また、つけっぱなしにし続けることで危険なことはほとんどありません。
ただし、大規模な自然災害が発生した場合・水漏れが疑われる場合は電源をOFFにし、コンセントを抜くことをおすすめいたします。
さらに2000年以前の古い給湯器を使用している場合は、現在の給湯システムとは異なる可能性が高いです。
基本的に古い給湯器は即時交換をおすすめしていますが、まずは「都度消し」をしてガス代を節約するのも応急処置としてはいいでしょう。
給湯器のつけっぱなしで待機電力は高くなる | 年間1,600円発生
給湯器は、つけっぱなしにしているだけで電気代が発生します。年間約1,600円発生します。
これは、たとえ使っていなくても電源につながっているだけで、待機電力を消費しているためです。ガスでお湯を沸かすガス給湯器であっても、電気代が発生しています。
一般的な給湯器の待機時消費電力は、オンモードで約7W~8Wです。給湯器の待機電力による年間の電気代は、下記のように算出されます(電力は7W・電気代は1kWhあたり26円で計算)。
給湯器をつけっぱなしにすると電気代がかかる理由|お湯が出る裏側の工程を解説
給湯器をつけっぱなしにするだけで年間約1,600円もの電気代が余計にかかることが分かりました。
続いて、給湯器をつけっぱなしにすると電気代がかかる理由を、お湯が出る裏側の工程に沿って解説します。
蛇口をひねりお湯を出す準備をしている時
給湯器の電気代はまず、蛇口をひねりお湯を出す準備をしている時に発生します。
蛇口をひねると給湯器の中に水が流れ込み、水量センサーが水の流れを検知して、お湯を沸かす準備に入ります。この水量センサーが稼働する際に電力を消費しており、電気代がかかります。
水を温めている時
続いて、水を温めている時にも電気代が発生しています。
ガス給湯器の場合、ガスを燃やすためにはファンモーターが稼働してバーナーに空気を送り込みます。そして、イグナイターが火花を発生させ、ガス量制御弁が開き、ガスと空気を混ぜ合わせた気体がバーナーに送り込まれて点火します。
この熱によって水を温めますが、既述のファンモーターやイグナイターなどが稼働する際に、電力を消費しています。
このように、給湯器が水を温める工程でも、電気代が発生しています。
蛇口から出るお湯を調整している時
さらに、蛇口から出るお湯を調整する時にも電気代が発生します。
お湯の温度は温度センサーによって設定温度に調整され、水量は水量制御弁によって調整されます。このようにお湯の温度や量を調整する際にも電力が使われており、電気代が発生しています。
給湯器の光熱費を少しでも節約するには「都度消し」がおすすめ
最近の給湯器は、電源をつけっぱなしにしても基本的に電気代が無駄になりません。
省エネモードにすることで、一定時間経つとリモコン照明がOFFになります。そのため、給湯器の電源をそのままにしていても基本的には待機電力はほとんど変わりません。
また、給湯器をつけっぱなしにしていると、待機電力による電気代がかさみます。
ただし、もし少しでも待機電力の光熱費を節約したいのであれば「都度消し」がおすすめです。
普段給湯器の電源をつけっぱなしにして外出している方は、都度消しを実践することで光熱費を少しでも節約できます。
給湯器の待機時消費電力は、オフモードにすると約6Wです。オフモードにした場合、待機電力による年間の電気代は、下記の通りです(電気代は1kWhあたり26円で計算)。
給湯器を都度消しにする時の注意点|コンセントを抜くのはNG
給湯器の都度消しには注意点もあります。それは、コンセントを抜くのはNGだということです。
リモコン上で給湯器の電源を消しても、給湯器本体の電源は作動しています。そのため、外気温センサーが反応し、ヒーターが稼働します。
しかし待機電力を抑えるためにコンセントまで抜いてしまうと、給湯器本体の凍結防止機能などが効かなくなり、給湯器が使えなくなるケースもあります。
特に冬場は、コンセントを抜いて凍結防止機能が効かなくなると、給湯器内部の水が凍って管が破裂する恐れもあります。
このように、給湯器のつけっぱなしを嫌って都度消しを行う場合にも、冬場の凍結防止には注意が必要なため、コンセントを抜くのは控えましょう。
光熱費を抑えるならエコキュートがおすすめ|最大年間17万円以上もお得に!?
給湯器の光熱費を少しでも抑えるためには、都度消しなどの対策も有効です。
しかし、たとえ都度消しをしたとしても年間で数百円程度の節約しかできません。より大幅に光熱費を抑えるためには、ガス給湯器からエコキュートに切り替えるのもおすすめです。
エコキュートと従来型給湯器の電気代を、寒冷地で使用湯量が特に多い北海道電力エリアで比較すると、下記のようになります。
ガス給湯器(LPガス) | 226,000円 |
---|---|
ガス給湯器(都市ガス) | 112,100円 |
エコキュート | 52,800円 |
上記のように、ガス給湯器に比べてエコキュートの電気代は安く、最大で年間17万円以上もお得になります。
寒冷地ではない東京電力エリアでも、「ガス給湯器(都市ガス)で年間74,500円の電気代→エコキュートで年間33,700円」と半額以下に節約できます。
このように、ガス給湯器からエコキュートに切り替えることで、電気代を大幅に節約できます。
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ミズテックでは、ガス給湯器や電気温水器などの機器をメーカーから直接仕入れています。メーカーから直接かつ大量に仕入れているので、機器の価格を抑えてご提供できます。
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メーカー保証の期間を過ぎた給湯器の修理は、基本的に有償です。ただし、一部のメーカーは有料の保証制度を設けていて、加入すると最大10年まで保証期間が延長されます。
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※一部給湯器を除きます
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給湯器 つけっぱなし まとめ
この記事では、給湯器のつけっぱなしに関して詳しく見てきました。給湯器のつけっぱなしと節約方法をまとめると、下記の通りです。
- 給湯器のつけっぱなしで電気代が発生するのは「お湯を出す準備をしている時」「水を温めている時」「お湯を調整している時」の各工程で電力を消費するため
- 給湯器の待機電力による電気代は、都度消しによって「年間約1,600円 → 約1,366円」に節約可能
- 大幅に給湯器の光熱費を節約したい場合には、エコキュートに切り替えるのもおすすめ。
エコキュートは、ガス給湯器に比べて年間17万円以上を節約できるケースもあります。
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