「給湯省エネ2025事業」のエコキュート補助金申請に、どんな書類が必要か分からず不安に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は「給湯省エネ2025事業」、消費者(購入者)が準備する書類は「本人確認書類」だけです。
ほかの書類準備や申請はすべて施工業者である登録事業者が行います。
ただし、登録事業者の経験や対応力によって、申請のスムーズさや補助金の受け取りスピードが左右されるため、信頼できる業者選びも重要です。
せっかく高効率の給湯器を設置しても、申請書類に不備や漏れがあると、最悪の場合は受け取れないリスクもあります。
この記事では、必要な申請書類の一覧と業者選びが大切な理由、制度の注意点についてご紹介します。
目次
エコキュート補助金の申請にはどんな書類が必要?

「給湯省エネ2025事業」で必要なほとんどの書類は、施工業者である登録事業者が書類準備と提出を行います。
消費者(購入者)側が用意する書類は、本人確認書類のみです。
本人確認書類は、以下いずれかの中から一つ選びコピーします。
確認書類 | 条件 |
---|---|
1.住民票 | ・個票、世帯票のどちらでも可 ・マイナンバーが記載されている場合は、マスキングして提出 |
2.マイナンバーカード | ・表面のみ提出 |
3.運転免許証 | ・運転経歴証明書でも可 ・国際免許証は受付不可 |
4.在留カード 特別永住者証明書 | ・在留カードは期限まで90日以上 ・特別永住者証明書は有効期限内 ・外国人登録証明書は受付不可 |
5.健康保険被保険者証 後期高齢者医療被保険者証 | ・保険者番号および被保険者等記号 ・番号、QRコードはマスキングして提出 |

マイナンバーが記載された書類は、受付不可になるため、そのまま登録事業者へ提出しないように注意しましょう。
エコキュート補助金申請時に必要な主な書類一覧

「給湯省エネ2025事業」の申請時に必要な書類は、主に以下5点です。
本人確認書類以外は、登録事業者が書類準備と提出を行います。
消費者(購入者) | 登録事業者(施工業者) | |
---|---|---|
発注者の本人確認書類 | 〇 | |
共同事業実施規約※ | 〇 | |
工事請負契約書の写し※ | 〇 | |
工事前・後の写真 | 〇 | |
製品型番が確認できる書類 (保証書や銘板写真) | 〇 |
※消費者(購入者)の署名もしくは押印が必要
ただし、補助金の還元方法や契約の詳細を記載している「共同事業実施規約」や「工事請負契約書」に関しては、消費者との同意が必要です。
消費者側の負担は少ないですが、規約や契約書は流し読みせず、しっかりと確認してから締結するようにしましょう。
業者選びが重要!補助金申請で起こりがちなトラブルと注意点エコキュート補助金申請書類を準備する際の注意点

補助金の申請は登録事業者が代行しますが、慣れていない業者に依頼すると申請の不備やミスが発生して、補助金の振り込みが遅れる原因にもなりかねません。
申請書類の不備が起こる主な原因は以下3つです。
写真は要件を満たしたアングル・形式で提出
補助金申請には、設置前後の写真の提出が必須です。
登録事業者が撮影しますが、アングルやピント、型番の写り込みなどルールが細かく、不慣れな業者だと不備が起こる可能性があります。
設置前後の写真の撮り忘れや不備は、再提出となり審査が遅れてしまいます。

なお必須ではありませんが、スマートフォン用の工事写真撮影アプリも用意されています。
書類の不備は「振込遅延」や「申請却下」につながる
記入漏れや不備があると、審査が保留・差し戻しになり補助金交付の遅れにつながります。
日付の記入忘れ、通帳名義と申請者名の不一致、必要書類の抜けなどミスがあると、最悪の場合は申請が却下され、補助金を受け取れなくなる恐れもあります。
申請フォームやアップロード方法の確認も重要
申請は郵送ではなく、すべてオンラインで行われます。
そのため、パソコンや申請システムの操作に慣れていない業者の場合、データのアップロード方法を間違えるなどで手間取り、申請全体の遅れにつながる可能性が高いです。
実際、住宅省エネ2025キャンペーンのお問合せ窓口でも「基本的なパソコン、メール設定や操作方法についてのお問い合わせには、対応しません。」と明記されています。
エコキュートの補助金申請ならミズテックへおまかせ!

エコキュートの補助金申請は、消費者(購入者)側の手間はほとんどありません。
一方で、申請を代行する登録事業者がスムーズな施工や申請を行わないと、補助金受給まで時間がかかる可能性もあります。
「補助金の手続きは、信頼できるプロに任せたい」
「不備なく確実に補助金を受け取りたい」
とお考えの場合は、ぜひミズテックにお任せください。
ミズテックは「給湯省エネ2025事業」の登録事業者で、補助金申請の実績も豊富です。制度を熟知した専門スタッフがすべて責任を持って対応しますので、安心してお任せいただけます。
エコキュートの補助金額がすぐに分かる、かんたんシミュレーションツールもご用意しています。
5つの項目を選ぶだけで、数十秒でご家庭で受け取れる補助金の目安がすぐに確認できますので、ぜひお試しください。
直接、スタッフへご相談されたい場合も以下よりお気軽にご連絡ください。
エコキュート補助金を利用する際の注意点

最後に、申請書類以外で補助金制度を利用する際に注意すべき3つのポイントをご紹介します。
- 対象台数に制限がある
- 補助金の併用はできない
- 予算上限に達すると終了する
対象台数に制限がある
「給湯省エネ2025事業」では、補助を受けられるエコキュート設備の台数には上限があります。
原則として、一戸建て住宅の場合は2台まで、マンションなどの共同住宅の場合は1台までが補助の対象です。
またエコキュートだけでなく、ハイブリッド給湯機やエネファームを購入した場合も、給湯器の台数制限は変わりません。
たとえば、3世帯の家庭でエコキュート2台、エネファーム1台を購入した場合は、いずれか2台までが補助金の対象です。
補助金の併用はできない
エコキュートを対象とする、国が実施するほかの補助金制度と併用はできません。
たとえば「子育てエコホーム支援事業」で給湯器の補助を受ける場合「給湯省エネ2025事業」と併用して交付は受けられません。
ただし、お住まいの自治体が独自に行っている制度であれば、併用できる場合があります。
「国」と「地方自治体」など、実施事業が異なれば併用できる可能性が高いため、申請を行う前に必ず確認しておきましょう。
予算上限に達すると終了する
「給湯省エネ2025事業」は、定められた予算580億円の上限に達した時点で、期間の途中であっても受付を終了します。
現在(2025年6月17日)の割合は28%です。交付申請期間は、2025年12月31日までですが、期間ギリギリの年末は駆け込み需要も予想されます。

給湯設備の設置や交換を検討されている場合は、早めに申請するように気を付けましょう。
プリも用意されています。
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エコキュートの補助金申請は、消費者(購入者)側の手間がほとんどなく、登録事業者が書類作成や申請を行います。
書類不備や申請ミスがあると、補助金の振込が遅れる原因になるため、信頼できる業者選びも重要になります。
ミズテックでは、経験豊富な専門スタッフが、安心で確実な補助金申請をサポートします。
エコキュート導入時に受け取れる補助金額のシミュレーションもご用意していますので、ぜひお気軽にお試しください。
ただし「給湯省エネ2025事業」は予算上限に達すると終了する制度です。エコキュートの設置を迷っている、検討されている方は早めのご相談・お見積もりをおすすめします。
補助金制度だけでなく、エコキュートの製品選びや機器の設置条件など、疑問やご不安がある場合も、お気軽にご相談ください。フルオートから追い焚き機能付きなど、豊富な種類から給湯設備をご検討いただけます。