エコキュートを安く買い求めになりたいお客さまの話を伺うと、ヤマダ電機やエディオン、ビックカメラなどの家電量販店と当社のような専門店のどちらで買うべきか迷われているケースに出会います。安さを求めつつも、それだけで決めてもいいのか不安という気持ちもあるのでしょう。
今回は、エコキュート専門店と家電量販店、それぞれのメリット・デメリットについてご案内します。

目次


エコキュート専門店と家電量販店を徹底比較
エコキュート専門店と家電量販店、それぞれの特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。
エコキュートは決して安い買い物ではありません。また購入先の業者さんとはこの先も、メンテナンスや故障修理などで長い付き合いになるはずです。
あとから「買うときにもっとちゃんと選んでおけばよかった……」なんて後悔することのないよう、しっかり比較検討して選びたいですね。
エコキュート専門店:費用が安く、設置したあとも安心
専門店はメーカーから直接仕入れを行うので、本体価格を安く抑えられます。
また施工の技術力が高い店が多く、販売から施工、アフタフォローまで全て自社で完結している場合、工事の不備や連携ミスなどのトラブルが起こりにくく、故障した際の対応もスムーズです。
エコキュート専門店のメリット
専門店でエコキュートを交換、買い替えを行う主なメリットは下記の3点。
- メーカーから直接仕入れを行うことで本体価格が安くできる
- 経験豊富かつ資格を保有するスタッフも多く、施工レベルが高い
- 保証や対応など、アフターサービスの質が高い
メーカーから直接エコキュートを仕入れている専門店の場合、中間マージンなどがかかりません。つまり、中間マージンがかからないぶん本体価格を安くでき、工事費を含めた初期費用を抑えることができるというわけです。
そのほか専門店には、国家資格である「 第二種電気工事士」「給水装置工事主任技術者」などの資格を保有するスタッフが多く、日々、施工を行っていますので経験も豊富!安心してお願いできるでしょう。
また専門店の中でも、下請けなどを使わない「自社施工」の業者はさらに安心です。自社施工を行う業者さんは、施工レベルが高いことが多いです。また連絡や調整が社内で完結するため、もし故障して急遽修理が必要になった場合なども、スピーディーな対応が可能でしょう。
エコキュート専門店のデメリット
値段も安く施工技術も高い専門店ですが、デメリットがないわけではありません。
「専門店」でエコキュートを買う唯一のデメリットが、「専門店と言いながら、質の低い業者がいる」ということです。
残念ながら専門店の中には、施工レベルが低く、資格を持つ社員が少数という質の低い業者もいます。

レベルの高い業者の見分け方については、記事後半で詳しくお伝えします。
家電量販店:セールやポイントがたまる
家電量販店の最大の魅力は、セールやキャンペーン、そして店舗ごとにたまるポイント。そしてエコキュートも含めたトータルリフォームが可能な点です。
家電量販店のメリット
家電量販店でエコキュートを交換、買い替えを行う主なメリットは下記の3点。
- セールやキャンペーンの開催時期に安く買える
- 店舗のポイントが使える、貯まる
- エコキュートも含めたトータルリフォームが可能
一般的に家電量販店は、エコキュート専門店よりも交換費用が高めです。しかし、セールやキャンペーンを開催しているタイミングで購入できれば、専門店と同等、機種を選ばなければ安く購入できる可能性があります。また貯めていたポイントが使え、エコキュートを購入する際にもポイントが貯まるのはメリットです。
エコキュート単独ではなく、トータルリフォームをお考えの場合は、専門店よりも家電量販店へ相談するのがいいでしょう。
「家電量販店」のデメリット
「家電量販店」でエコキュートを買うデメリットは下記のとおりです。
- 総じてエコキュートの交換価格が高め
- 下請け業者による交換工事でスキルにばらつきがある
- エコキュートに詳しい販売員がいるとは限らない
セールやキャンペーンを行っていない場合、ポイント還元分を差し引きしても専門店よりも価格が高いです。店舗にもよりますが、その差は5万円〜10万円となかなかの金額。コスト重視で選ぶなら、セールやキャンペーンを開催しているときを狙いましょう。
家電量販店でエコキュートを購入した場合、取り付け工事やその後のメンテナンスなどは、下請け業者が行うことになり、通常はその業者を顧客は選べません。エコキュート専門店のデメリットのところにも記載しましたが、業者によりスキルにバラツキがありますので、安心感を重視したい場合は少々心配ですね。可能であれば購入前に施工業者の名前などを聞き、調べてから判断するとよいでしょう。
家電量販店はさまざまな家電を扱っていますので、エコキュートに詳しい販売員が一人もいない可能性があります。購入をお考えの方は分かると思いますが、知識や最新情報がないと、最適な商品を選ぶのが難しいです。家電量販店で購入する場合、詳しい販売員のいる店舗で買うことをおすすめします。
まとめ:エコキュート専門店と家電量販店の比較表
エコキュート単独の交換・買い替えの場合は、専門店。トータルリフォームをお考えの場合は家電量販店を選ぶといいでしょう。
エコキュート専門店 | 家電量販店 | |
---|---|---|
費用 | メーカー直仕入れなので安い | ポイントはつくが専門店よりも高い |
施工レベル | 自社施工が多く、レベルが高い | 下請け業者が施工。スキルのバラツキがある |
アフターサービス | 保証が長く、修理などの対応も早い | 連絡工程が増えるので、対応が遅くなりがち |
セール・キャンペーン | 店による | 定期的にある |
その他 | 中には質の悪い業者もいる |
|
どこのメーカーのエコキュートにしようかお悩みなら、以下の記事もあわせてご覧ください。
【2021年】エコキュートの6大人気メーカーを徹底比較!おすすめや性能の違いは?
家電量販店ならどこが安心で安い?比べるポイント
家電量販店は、それぞれに得意分野(力を入れている分野)があります。そこでヤマダ電機、エディオン、ビックカメラの各店ごとの特徴、メリット・デメリットについてご紹介します。
家電量販店・3店舗の比較表
ヤマダ電機 | エディオン | ビックカメラ | |
---|---|---|---|
設置までの費用 |
379,000円 | 428,000円 | 437,800円 |
保証内容 | ダブル10年保証(本体・施工) | 10年保証(エディオンカード会員) | 10年保証 |
アフターサービス |
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ポイント還元率 | 10%(現金・LABIカード) | なし | 10%(ビックポイントカード) |
※全て2021年9月現在の情報
※「設置までの費用」は、三菱電機「SRT-W374」(エディオンは取扱がないため、同等の日立「BHP-F37SU」)での比較
このようにして見ると、ヤマダ電機の「費用の安さ」と、ビックカメラの「1年目と5年目の点検」が目立ちますね。 それぞれの店舗について、詳しく見ていきましょう。
「ヤマダ電機」でエコキュートを買うメリット・デメリット
- 他の家電量販店よりも交換費用が安い
- ポイントが貯まる&使える
- 業界売上1位の安心感
- 定期的なアフターフォローが期待できない
- アフターフォローの口コミがあまりよくない
ヤマダ電機は他の家電量販店と比べると交換費用が安いのがメリット。ただ口コミサイトなどを見ると、残念ながらヤマダ電機のアフターサービスの評判は、あまりよろしくないようです。下請け業者の当たり外れによるところかもしれませんが、不安な場合は購入前にヤマダ電機の方に細かく確認するなどして納得してから購入するのがいいでしょう。
「エディオン」でエコキュートを買うメリット・デメリット
- セールやキャンペーン開催時期はお得
- エコキュート購入時にポイントが付かない
他の家電量販店と比べると価格が少し高めではありますが、10年保証、24時間365日のサポート体制があって悪くはありません。 日常的にエディオンをご利用の場合や近所にある場合などは選択肢のひとつに考えていいでしょう。ただし、エディオンではエコキュート購入時にポイント還元がないため、価格重視の場合はおすすめしません。
「ビックカメラ」でエコキュートを買うメリット・デメリット
- 1年目と5年目に点検をしてもらえる
- ポイントが貯まる&使える
- 交換価格が高め
ビックカメラは先に紹介したヤマダ電機よりも価格が少し高めですが、オリジナルの「メンテナンスサービス」がついており、1年目と5年目にエコキュートを無料点検してもらえます。保証も10年保証ですし「少し高くてもいいから安心感がほしい」という場合はビックカメラがおすすめです。
エコキュートの工事費込みの価格は?ヤマダ電機、エディオン、ビックカメラ
エコキュート専門店ならどこが安心で安い?比べるポイント
エコキュート専門店を比較する際のポイントについてお話します。
前述した通りエコキュート専門店の中には技術レベルが低い業者もあります。 いくら設置までの費用が安くても、あとあと手直しが必要になったり、面倒なトラブルになったりしては元も子もありません。
安いだけでなく、安心して任せられる業者選びの参考にしてください。確認したいポイントは、以下の5点です
- 実績
- 自社施工
- 資格
- 修理の対応
- 担当者の対応
ポイント①:実績
まずはWEBサイトなどで、エコキュート取り付け・交換の実績がどれぐらいあるか、確認しましょう。
施工実績の多い業者の方が、総じて施工や接客のレベルが高く、安心してお任せできます。 もし実績を載せていない、または載せてはあるものの数が少ない場合は、直接問い合わせてみることをおすすめします。
ポイント②:自社施工
エコキュートの取り付け工事をする際、自社施工なのか下請け業者に依頼する形なのか確認しましょう。
下請け業者が入ると、
- 施工のレベルが下がりやすくなる
- 下請けにお願いする分、工事費用が高くなる
- 依頼業者と下請け業者の間で伝達ミスが起こり、不要な追加費用を請求される
といったことが起こる可能性があるからです(もちろん、全ての下請け業者さんがそうだと言っているわけではありません)。
また故障や不備が見つかったとき、施工が下請け業者だと「顧客→依頼業者→下請け業者」という形の連絡になるので、実際に工事するまで遅くなりがち。その点、自社施工なら連絡や調整が社内で完結するので、スピーディーに対応できます。
先々のことまで考えると、自社施工の方が安心なのです。
ポイント③:資格
WEBサイトや電話などで、資格を持っているスタッフがいるかを確認してみましょう。
先ほども少しお話ししましたが、エコキュートですと「第二種電気工事士」「給水装置工事主任技術者」という2つの資格が、施工に関係する資格です。
これらはどちらも国家資格ですので、「国が認めるレベルで、技術や知識がありますよ」という証明にもなります。
もちろん「資格を持っていれば絶対安心!」というわけではありませんが、目安の一つにはなるはずです。
ポイント④:修理の対応
専門店を選ぶ際は、「エコキュートの修理もできる業者」を選んだほうが安心です。
実は、エコキュートの修理には高い技術が必要です。修理できるということは、それだけ施工技術やエコキュートの知識があるという証拠になるんです。
また故障したとき、修理できない業者はメーカーに取り次ぐことしかできません。これでは修理して治るまで時間がかかってしまいます。
特に冬場はメーカーも繁忙期。 この時期は1週間待ちなんてことはよくあることで、長いと2週間以上待つことも。 冬場に2週間、お湯が使えないのは考えただけでもツラいですよね……。
このあたりも考慮すると、修理もできる業者の方が安心というわけです。
ポイント⑤:担当者の対応
電話やメールの応対も、良い業者の判断材料になります。
これまでサービスを提供してきた会社ならば、相手を嫌な気分にさせないマナーや応対を心得ているはずです。それがないということは、経験の少ない業者なのかもしれません。
また、エコキュートは買って終わりではなく、その後もメンテナンスや修理など業者とは長い付き合いになります。返事や連絡などが早く、気持ちの良い対応をしてくれる業者を選ぶのが良いでしょう。
弊社「ミズテック」でもエコキュートの新規設置・交換・修理を行っています。
前述した項目で言えば、自社施工で実績は1万件以上、修理も対応可能。現在顧客満足度は97.3%、対応の良さはぜひお電話でお確かめいただければと思います!
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