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エコウィルとは?給湯・発電の仕組みや他給湯器との比較、販売終了した今交換するおすすめエコキュートも解説

「エコウィルってどんな給湯器?」

エコウィルは、発電と給湯の両方を行えるということで注目を集めている給湯機器です。
そんなエコウィルがどんな給湯器なのか気になっている方も多いでしょう。この記事では、エコウィルの概要とエコウィルが発電および給湯を行う仕組み、そしてエコウィルとエコジョーズやエコキュートなど他機器の違いも解説します。省エネ型給湯器選びに悩んでいるという方は、ぜひ最後までご一読ください。

エコウィルとは?2017年9月まで販売されていた家庭用コージェネレーションシステム

エコウィルとは、家庭用コージェネレーションシステムの一種です。2003年から2017年9月まで販売されていました

家庭用コージェネレーションシステムであるエコウィルは、発電と湯沸かしの両方が一台のシステムで可能です。エコウィルは、都市ガスやLPガスを燃料とするガスエンジンで発電を行った上で、発電時に発生する排熱を給湯に利用することもできます。

同じく発電と給湯を行えるシステムにはエネファームも挙げられます。エネファームとエコウィルの違いは、エネファームが燃料電池であるのに対し、エコウィルはガスエンジンで発電を行う点です。

また、エコウィルはすでに販売終了しているため、寿命を迎えた際には別の機器に買い替える必要があります。省エネ型給湯器にはエコジョーズやエコキュートなどさまざまなものがありますが、それぞれの違いを理解してご自身に最適なタイプの給湯器を選ぶことが重要です。

エコウィルの給湯器と発電の仕組みとは

エコウィルといえば、ガスで発電を行いつつお湯を沸かすこともできる優れた機器として知られています。どんな仕組みで発電を行いお湯を沸かすのかを、詳しく見ていきましょう。

エコウィルがガスで発電を行う仕組み

エコウィルがガスで発電を行う仕組みは、下記の通りです。

  1. ガスエンジンによってガスを燃焼させて熱を発生させる
  2. その熱でタービンを回転させる
  3. タービンは発電機と接続されており、タービンの回転に伴い発電機が電気を発生させる

上記のように、エコウィルはガスエンジンによって発電を行う仕組みです。同じくガスを燃料として発電を行う機器にはエネファームも挙げられます。エコウィルがガスエンジンなのに対して、エネファームは燃料電池で発電を行う点が異なります

エコウィルの給湯器がお湯を沸かす仕組み

エコウィルがお湯を沸かす仕組みは、下記の通りです。

  1. ガスエンジンでの発電では熱が発生する
  2. 発電時に発生した熱が給湯器に送られる
  3. 貯湯ユニット内のお湯が温められて給湯に使われる

上記のように作られたお湯は、シャワーや湯船に使うことができるだけなく、床暖房や浴室暖房乾燥機などの設備と組み合わせることもできます

このように、エコウィルはガスエンジンで発電を行った上で、その時に発生した熱でお湯を沸かせる効率的な仕組みをとっています。

エコウィルと他の省エネ型給湯器の違いとは

続いて、エコウィルと他の省エネ型給湯器の違いをチェックしましょう。省エネ型給湯器の一覧は、下記の通りです。

  エコウィル エコジョーズ エネファーム エコワン エコキュート
概要 家庭用のガスコージェネレーションシステム 潜熱回収型ガス給湯器 家庭用燃料電池 ハイブリッド給湯器 ヒートポンプと電気で動く自然冷媒ヒートポンプ給湯器
電気/ガス

電気・ガス

電気・ガス 電気・ガス 電気・ガス 電気のみ
初期費用

80〜100万円

15〜40万円 100〜150万円 50〜90万円 30〜70万円
おすすめな人 2017年販売終了 ・ガスを使い続けたい人
・他の省エネ型給湯器より初期費用を抑えたい人
・従来型ガス給湯器よりも省エネ・節約を実践したい人
・100万円以上の潤沢な予算がある人
・給湯機能だけでなく発電機能も欲しい人
・エコウィルよりも効率よく発電を行いたい人
・リンナイのガス給湯器を使用したことがある人
・ガスを使用し続けて節約を実践したい人
・エコウィルやエネファームよりも初期費用を抑えたい人
・オール電化住宅への引越しを考えている
・給湯にかかる光熱費を大幅に節約したい
・エコウィルよりも安い給湯器を希望する
・災害時などにも備えたい

エコウィルとその他の省エネ型給湯器をそれぞれ比較すると、下記のようになります。

エコウィルとエコジョーズの違いを比較

エコジョーズとは、正式名称を潜熱回収型ガス給湯器という、省エネ性の高いガス給湯器です。従来型ガス給湯器に比べて給湯効率が高く、より少ないガス量で同じ量のお湯を沸かすことができます。これは、従来であれば捨てていた排気熱を再利用してお湯を作るのに利用するためです。

エコジョーズは、従来型ガス給湯器に比べて、熱効率が80%→95%と大幅に向上しています。これにより、従来に比べてガス使用量を15%削減できる点がメリットです。そんなエコジョーズは、エコウィルと比べて初期費用が安いです。エコウィルの導入には80万円以上がかかっていましたが、エコジョーズであればその半額以下の40万円以下で導入することができます

とはいえ、エコウィルのようにガスによる発電ができるわけではありません。エコジョーズが実現できるのはあくまで給湯機能のみです。そのため、エコウィルからエコジョーズへの買い替えは、下記のような人におすすめです。

  • ガスを使い続けたい人
  • 他の省エネ型給湯器より初期費用を抑えたい人
  • 従来型ガス給湯器よりも省エネ・節約を実践したい人

とはいえ、エコジョーズよりも省エネ性の高い省エネ型給湯器や発電が可能な機器もあります。ご家庭の使用湯量や導入目的も考慮し、他の給湯機器もチェックしましょう。

エコウィルとエネファームの違いを比較

エネファームは、エコウィル同様に自家発電のできる家庭用燃料電池です。エコウィルがエンジンで発電していたのに対し、燃料電池で発電するのが特徴となります。具体的には、ガスから水素を取り出し空気中の酸素と結合させ、化学反応で電気を発生させる給湯器です。発電を行う際に発生する熱でお湯も沸かせるため、発電と給湯を効率よく行える機器として人気があります。

そんなエコウィルとエネファームの初期費用を比較すると、エコウィルが80〜100万円程度だったのに対し、エネファームは100~150万円ほどと、さらに高いです。一方でメリットも多いです。エネファームのメリットとしては、24時間発電が可能となる点やエコウィル以上に光熱費を削減できる点などが挙げられます。

エコウィルから買い替える機器としてエネファームを選ぶのがおすすめな人は、下記の通りです。

  • 100万円以上の潤沢な予算がある人
  • 給湯機能だけでなく発電機能も欲しい人
  • エコウィルよりも効率よく発電を行いたい人

とはいえ、予算が限られている人や発電機能は不要な人にとっては、エコウィルから買い替える機器としてベストな選択肢というわけではありません。エコウィルから買い替えるコスパのよい給湯器を探している人は、エコワンやエコキュートもチェックしましょう。

エコウィルとエコワンの違いを比較

エコワンとは、リンナイが製造・販売しているハイブリッド給湯器です。エコワンは、エコジョーズとエコキュートのいいとこ取りをしたような給湯器です。基本的にはエコキュートのようにヒートポンプ技術の力でお湯を沸かしつつも、必要に応じてガスの力で瞬間的にお湯を沸かすことも可能です。エコウィル同様にガスを活用するため、ガスを使用したまま省エネ性の高い機器でお湯を沸かせる点が魅力です。

また、エコウィルやエネファームに比べて初期費用が安いです。エコワンの初期費用は50〜90万円程度です。ただし、エコウィルやエネファームなどのように発電機能は搭載されていない点に注意してください。エコウィルからエコワンへの買い替えがおすすめな人は下記の通りです。

  • リンナイのガス給湯器を使用したことがある人
  • ガスを使用し続けて節約を実践したい人
  • エコウィルやエネファームよりも初期費用を抑えたい人

なお、ヒートポンプ技術を活用してお湯を沸かす機器としては、エコキュートもあります。省エネ性の高い給湯器を探している人は、エコキュートもチェックしておきましょう。

エコウィルとエコキュートの違いを比較

エコキュートとは、正式名称を自然冷媒ヒートポンプ給湯機という、ヒートポンプ技術と電気の力で効率よくお湯を作る給湯器です。ヒートポンプ技術によって大気熱を取り込んだ上で、二酸化炭素を冷媒としてお湯を沸かし、貯湯タンクにお湯を貯めておくという仕組みになります。

初期費用としては30〜70万円ほどかかりますが、ランニングコストはエコジョーズやエコワンに比べてもかなり安い点が魅力です。なお、ガス給湯器のように瞬間的にお湯を沸かせない点やお湯切れの心配がある点はデメリットとなります。しかし、省エネ性の高さやオール電化にも対応できる点など、メリットは多岐に渡りますエコウィルから買い替える給湯器としてエコキュートがおすすめなのは、下記に該当する人です。

  • オール電化住宅への引越しを考えている
  • 給湯にかかる光熱費を大幅に節約したい
  • エコウィルよりも安い給湯器を希望する
  • 災害時などにも備えたい

上記に該当する人は、エコウィルからエコキュートに買い換えてエコを実践してみてはいかがでしょうか。

【結論】エコウィル販売終了につきエコキュートへの交換がおすすめ

ここまで、エコウィルから買い替える給湯器・給湯設備を比較してきました。さまざまな機器を比較した結果、エコウィルから買い替えるのに最もおすすめの給湯器は、エコキュートだと言えます。エコウィルから買い替えるのにエコキュートが最もおすすめな理由としては、下記が挙げられます。

  • エコジョーズよりも給湯効率・節約率が高い
  • エコウィル・エネファームよりも初期費用が安い
  • 太陽光発電と組み合わせて大幅に光熱費を節約できる
  • オール電化の家庭でも活用できる
  • 災害時に備えることができる

上記のようなメリットをもつエコキュートへの買い替えにおいては、業者選びも重要です。エコキュートへの交換を検討している方は、下記の基準に従って給湯器交換業者を選んでみてください。

  • 複数のメーカーのエコキュートを扱っている
  • エコキュートの交換工事の実績が豊富である
  • エコキュートに関して専門的な知識を有している
  • アフターサービスまで手厚い
  • エコキュートへの交換に関して口コミでの評価が高い

上記のように実績が豊富な上にアフターサービスも手厚い業者であれば、施工後に何らかの不備があった場合や使い続けていく中で不具合が生じた場合でも、すぐに対処してもらえるでしょう。

エコウィルの交換を検討している方は、上記も参考にエコキュートへのお得な交換を行ってみてください。

エコウィルの交換にかかる費用

続いて、エコウィルから新たな給湯機器への交換にかかる費用をチェックしましょう。

新たな給湯器の本体価格

エコウィルから新たな給湯機器に交換する際にはまず、新たな給湯機器の本体価格が発生します。各省エネ型給湯機器の価格相場は下記の通りです。

  • エコジョーズ:15〜40万円
  • エコキュート:30〜70万円
  • エコワン:40〜80万円

上記のように、エコウィルに比べて本体価格が安い機器も存在します。また、上記の価格は交換を依頼する業者によっても大きく異なるものです。少しでも高い割引率を適用してくれる業者を選び、エコウィルから新たな給湯機器への買い換えにかかる費用を抑えましょう。

エコウィルの撤去費用・新たな給湯器の導入工事費用

エコウィルから新たな給湯機器への交換に際しては、エコウィルの撤去費用と新たな給湯機器を導入するための工事費用も発生します。それぞれの費用相場は下記の通りです。

  • エコウィルの撤去費用:1〜2万円
  • 新たな給湯機器の取り付け費用:3〜5万円

なお、上記の費用と既述の本体価格を合わせて、工事費用込みでの価格を提示してくれる明朗会計の業者を選ぶことも重要です。

エコウィルをお得に交換するコツ3選

続いて、エコウィルをお得に交換するための3つのコツをご紹介します。

エコキュートなど買い替える機器を専門に扱う業者を選ぶ

エコウィルをお得に交換するためには、新たに買い替える機器に関して専門的に扱っている業者を選ぶことが重要です。例えば、エコウィルからエコキュートに買い替えたい場合には、給湯器を専門的に扱っておりエコキュートに関しても十分なラインナップ・在庫を有している業者に依頼する必要があります。また、エコキュートに交換するのであればエコキュートの交換工事の施工実績があるなど、機器に合わせた実績も重視しましょう。

特にエコキュートの場合であれば、家電量販店や総合リフォーム業者よりも給湯器専門業者に依頼するのがおすすめです。なぜなら、専門業者間での価格競争も激しく、しっかりと吟味すれば安くて実績も豊富な業者を選びやすいからです。また、工事やアフターケアまで一貫して行ってくれる業者であれば、買い替え工事や修理時に余計なコストがかからない点も魅力でしょう。

本体価格の割引率が高く工事費用込みで安い業者を選ぶ

エコウィルをお得に交換するためには、新たに導入する機器に対して本体価格の割引率が高い業者を選ぶことが重要です。給湯器専門業者間の価格競争は激しいため、各業者が少しでも高い割引率を適用して顧客を獲得しようと努めています。そこで、複数の業者に見積もりを依頼して良心的な料金体系の業者を選べば、相場よりも安くエコキュートなどの省エネ型給湯器を導入できるでしょう。

また、業者を選ぶ際には工事費用込みで安くエコウィルの交換を請け負ってくれる業者を選ぶことも重要です。業者によっては、見積もり時に工事費用込みのトータルコストを提示してくれないケースも見受けられます。しかし、工事費用込みで費用を明確に提示してくれる明朗会計の業者であれば、後から高額な料金を請求されるなどの事態を防ぎやすいです。

このように費用面で業者選びにこだわり、少しでも安くエコウィルの買い替えを済ませましょう。

国や地方自治体の補助金も活用する

エコウィルをお得に交換するためには、国や地方自治体の補助金を活用することも重要です。エコキュートなどの省エネ型給湯器やエネファームなどの家庭用燃料電池に対しては、導入に際して国や地方自治体から補助金を受給することもできます。例えば、2023年最新の補助金を利用すれば、エコキュートなどの機器の導入に対して5万円の補助金を受け取れます。

補助金の金額は2〜3万円以上、制度の併用によっては10万円以上の差額を生み出すこともあります。少しでもエコウィルの買い替え費用の負担を減らすためには、国や地方自治体の補助金制度および電力会社の買い替えキャンペーンなども随時チェックしてください。地方自治体の補助金は自治体ごとに異なるため、お住まいの地域の自治体のホームページなどを確認しましょう。

エコウィルとは まとめ

本記事では、エコウィルとは何かについて詳しく見てきました。エコウィルとは、2017年まで販売されていた都市ガスで発電を行い、その際に発生する熱でお湯も作れるという家庭用ガスコージェネレーションシステムです。現在では販売が終了しているため、エコウィルが故障したり寿命を迎えたりした場合には、他の給湯機器に買い替える必要があります。エコウィルから買い替える給湯機器として特におすすめ度が高いのは、エコキュートです。エコキュートは給湯効率が高く、省エネ性の高い機器を求めている人・大幅な節約を行いたい人におすすめです。ミズテックでは、エコウィルからエコキュートへのお得な買い替えに対応しています。少しでも安くエコキュートを導入したい人は、お気軽にご相談ください。

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