肌の乾燥対策やリラックス効果を高めるために、入浴時には入浴剤を使用される方も多いと思います。
しかし、エコキュートでは入浴剤の使用が故障の原因になってしまうため、利用できない入浴剤もあります。特にフルオートタイプのエコキュートでは入浴剤の使用による故障のリスクが高いといわれています。
今回は、エコキュートに使用できる入浴剤、利用できない入浴剤の成分とその理由について紹介します。
目次


入浴剤を使用するとエコキュート故障の原因になる?
厳密にいえば、エコキュートに使用OKの入浴剤と使用不可の入浴剤があります。
使用不可の入浴剤を使用した場合にはエコキュートの故障を引き起こしてしまう可能性があり、エコキュートの説明書やメーカーホームページにもはっきりと記載されています。
使用OKの入浴剤
各メーカーが使用を推奨している入浴剤は下記です。メーカーが使用のテストをおこなっているため安心して利用できる入浴剤です。
なお推奨の入浴剤であっても、ダイキンのバスクリンを除いて、にごり湯タイプは使用NGです。
パナソニック
バブ
バスクリン
きき湯
三菱
バブ
バスクリン
きき湯
バスロマン
日立
バブ
バスクリン
きき湯
バスロマン
ダイキン(2013年以降発売の機種)
バスクリン(にごり湯も対応)
東芝
バブ
バスクリン
バスロマン
コロナ
バブ
バスクリン
バスロマン
入浴剤に含まれるエコキュート故障の原因となる成分
推奨品以外の入浴剤を使用する場合には、故障の原因となってしまう可能性があります。
中でも、以下の成分が含まれている入浴剤の使用は厳禁です。
・炭酸ガスなどの発砲成分・・・炭酸ガス成分が配管に入り込むとセンサーの故障の原因になる
・硫黄、アルカリ、塩分などのミネラル・・・配管損傷の原因になる
・炭酸カルシウム=にごり成分・・・石灰として配管に付着して故障の原因になる
他に、ミルク成分や固形の生薬を含む入浴剤もNGとされています。
エコキュートの修理|修理費用の相場と故障の原因と対処方法
生薬や牛乳、バブルバスなども使用不可
入浴剤といえば、粉タイプやタブレットタイプのものを連想しますが、生薬や牛乳、バブルバスなどもエコキュート故障の原因となる恐れがあるため使用NGとなっています。
代表的なところでは、ゆず湯や菖蒲湯なども控えるようにしましょう。
おわりに
エコキュートのお風呂で入浴剤を使用すると、エコキュート故障の原因となってしまうことがあります。エコキュートメーカーが推奨する入浴剤の使用を心掛けましょう。
メーカー推奨の入浴剤の場合でも、故障の原因となる成分が含まれていないか入浴剤の成分を確認してから使用するよう心掛けると良いでしょう。
もし不安やよくわからないことがある場合は、まずはご相談だけでも、お気軽に施工業者の「ミズテック」にご連絡ください。
豊富な実績と知見からご案内させていただきます!
ミズテックの工事は全てコミコミ価格なので標準設置であれば追加費用は一切かかりません。
オペレーターより正式な見積を希望しますか?