エコキュートは、漏電となどが原因で電源が入らないなど、トラブルが起こるケースもあります。
エコキュートにトラブルが起こった際の、考えられる可能性と対処方法について見ていきましょう。
目次


エコキュート漏電チェックの前にブレーカーを確認する
停電が起こった際など、ブレーカーが落ちたままになっているか、元に戻っているかをチェックしましょう。
また、落ちたままになっていないかチェックするブレーカーには、主に4つの種類があります。
1つ目がアンペアブレーカーです。
分電盤の中の左側に付いてる大きなつまみをアンペアブレーカーと呼び、自宅の中で使用できる電力量をオーバーした際に落ちることが特徴です。
2つ目がエコキュート用のブレーカーです。
エコキュートに電力を流すブレーカーのことであり、分電盤の中だけでなく外にある電気メーターの近くについているケースがあります。停電が起こった後など、アンペアブレーカーは元に戻したもののエコキュート用のブレーカーが落ちたままになっているということも多いため、チェックしましょう。
3つ目がエコキュートの電源である、漏電遮断器です。
エコキュート本体である貯湯タンクそのものに、電源である漏電遮断器がついています。エコキュートの電源が入らないなどトラブルが起こった場合、エコキュートの漏電遮断機を消してしまっている可能性も高いでしょう。
4つ目が漏電ブレーカーです。
アンペアブレーカーの右側にあるつまみであり、一般的に赤と黄色のスイッチが付いています。漏電している可能性がある時に、異常を感知し落ちるものです。
漏電ブレーカーを元に戻しても再度落ちてしまうのであれば、自宅で使用している家電製品のいずれか、もしくはエコキュートが漏電している可能性もあります。使用を継続することは危険なため、電力会社へ問い合わせをした上で点検してもらい、問題がないことを確認してから使用を再開しましょう。
エコキュートの漏電によりエラーコードが表示される場合
エコキュートを使用している際にエラーコードが見られた場合は、タンクの基盤や追い焚き温度センサーなどの 異常がある可能性が高いです。
対処法は、エコキュート専用ブレーカーやエコキュート本体の貯湯タンクについている漏電遮断機を一度切り、数分経ってから再度スイッチを ON にします。
漏電遮断器のオンオフをしてもエラーコードが表示される場合は、エコキュートの部品のいずれかに異常があるケースも多いため、部品をチェックする必要があるでしょう。
エコキュートの修理|修理費用の相場と故障の原因と対処方法
エコキュートの漏電だけじゃない?経年劣化も考えられる
万が一、エコキュートが故障してしまった場合、部品の交換か修理、もしくは買い替えといった選択肢があります。エコキュートを安全に問題なく使用できる寿命は、およそ10~15年とされており、経年劣化によって故障しやすくなるといえるでしょう。
エコキュートには延長保証もありますが、加入している場合でも延長できるのは5~10年ほどの期間となるため、保証期間を過ぎてから故障した際の修理修理費用は、利用者が負担しなければなりません。経年劣化によって故障する回数も増える可能性が高く、修理をしても数年後には故障するといったことが起こることも珍しくありません。
さらに、使用してから10年以上が経つエコキュートの場合、修理の際に必要な交換部品がなく、修理を行うことすらできないケースもあります。交換部品の在庫がメーカーに在庫がない場合は、新しいエコキュートを購入するほかありません。
エコキュートの寿命・耐用年数は10~15年。20年使ったら交換が必要?
エコキュートの漏電ではなく故障の場合は買い替えも検討しよう
エコキュートの漏電が原因ではなく、ブレーカーをチェックしてもトラブルが改善されない場合は、買い替えを検討する方法が有効です。エコキュートを使用し始めてから10年以上が経っている、もしくは保証期間が切れてしまった場合は、修理をするよりも買い替えたほうが出費を抑えられる可能性も高いです。現在のエコキュートの状態をチェックし、安全な方法で使用しましょう。
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