「給湯器交換では相見積もりが必須って聞いたけど本当?」
給湯器交換を検討しており、見積もりに関して上記のような疑問をお持ちの方も多いでしょう。
結論から述べると、給湯器交換に祭しては複数の業者に見積もりを出してもらい比較することが必須です。
この記事では、給湯器交換で相見積もりが必須となる理由に加え、相見積もりを行う際のポイント3つと注意点3つもお伝えします。
さらに業者選びのポイントまで分かるため、費用相場や相見積もりの方法を知った上で、信頼できる安い業者を選びやすくなります。
この記事が、給湯器交換に悩んでいる方のお役に立てば幸いです。
目次
給湯器交換で相見積もりによる比較が必須な理由3つ
給湯器交換では相見積もりによる比較が必須です。
ではなぜ相見積もりが重要なのか、3つの理由を見ていきましょう。
適切な交換費用相場が分かる
給湯器交換で相見積もりによる比較が必須なのは、適切な交換費用相場が分かるためです。
複数の業者で見積もりを比較しなければ、求めている給湯器の相場やどの業者が安いのかなどが分かりません。
相見積もりを行うことで、適切な交換費用相場を知った上で費用が安く他の条件も良い業者を選ぶことができます。
なお、給湯器の費用相場は給湯器の種類や大きさ、設置条件によっても異なります。
相見積もりを行う際には、必ず同じ条件で見積もりを出してもらいましょう。
保証・アフターサービス・施工実績も比較できる
給湯器交換における相見積もりが必須な理由としては、保証・アフターサービス・施工実績も比較できることも挙げられます。
相見積もりを行うメリットは、費用相場や最安の業者が分かるだけではありません。
業者ごとに保証・アフターサービスの内容や期間、施工実績などを確かめられることで、費用面以外のメリット・デメリットも比較できます。
できるだけ料金の安い業者を選ぶことは重要ですが、料金体系がほぼ同じ業者間の場合は、保証やアフターサービス、施工実績など他の条件も比較する必要があります。
複数の要素を比較してできるだけ良い条件の揃っている業者を選び、お得に給湯器交換を済ませたいものです。
業者の対応スピードや態度、信頼度も比較できる
業者の対応スピードや態度、信頼度を比較できることも、相見積もりが必須な理由です。
見積もりを問い合わせた際の返信スピードやメール・電話での態度などを踏まえて、その業者がどれだけ真摯に対応してくれるか、どれくらいその業者を信頼できるかを測ることができます。
いくら料金の安い業者であっても、連絡を返してくれなかったり横柄な態度をとったりする業者では、給湯器交換を任せる業者としての信頼度に欠けるものです。
実際に応対してみてどんな違いがあるかも比較することで、信頼できる業者に依頼して快適に給湯器交換を行えるでしょう。
給湯器交換の相見積もりを行う際の重要なポイント3選
給湯器交換に際しては相見積もりが必須であることが分かりました。
続いて、給湯器交換の相見積もりを行う際の重要な3つのポイントを見ていきましょう。
同じ条件で複数の業者に見積もりを依頼する
給湯器交換の相見積もりに関しては、同じ条件で複数の業者に見積もりを依頼することがまず重要です。
条件が揃っていないと、正確な費用の比較ができません。
給湯器の交換費用は、給湯器の種類や容量の大きさ、工事内容などによって異なります。
同じ条件で相見積もりを行うことで、同じ給湯器を同じ条件で取り付ける場合の費用相場と同条件で最も安い業者がすぐに分かります。
提示された金額の内訳について尋ねる
給湯器交換の相見積もりに際しては、提示された金額の内訳を知ることも重要です。
業者に出してもらった見積もりの合計金額を見るだけでは、どのような内容の工事にどれくらいの費用がかかっているのかまでは分かりません。
また、見積もり書には難しい専門用語で記載されている項目もありますが、内容について理解しないまま金額を飲んだものの、実は不当な高額請求をされていたというケースもあります。
また、内訳を把握していないことで、あとから不当な項目が追加されその分の料金が上乗せされるケースもあります。
このような事態を避けるためにも、合計金額だけでなく項目ごとの金額と内容をしっかり把握しておくことが重要です。
見積もり書・費用以外の条件も確認する
給湯器交換の相見積もりに際しては、費用面以外のポイントも確認することが重要です。
見積もりを依頼した際のスタッフの対応や連絡スピードなどをチェックすることで、本当に信頼できる業者なのかが分かります。
また、見積もり以外に施工実績や保証などについても確認しておけば、料金が同じくらいの業者を選ぶ際の基準を明確にできます。
費用面以外の観点でも複数の業者をチェックし、最も信頼できる業者に工事を依頼しましょう。
給湯器交換の見積もり時に業者と確認・共有すべきこと
給湯器交換の相見積もりでは、合計金額以外に加えて見積もりの内訳やスタッフの対応もチェックすることが重要だと分かりました。
給湯器見積もり時には業者とコミュニケーションを取ることになりますが、その時に確認・共有しておくべきことは多いです。
ここでは、特に重要な3つのポイントをご紹介します。
使っている給湯器のメーカー・号数など
給湯器交換業者とは、見積もり時に使用中および購入予定の給湯器のメーカーと製品名、号数などを確認しておくべきです。
メーカーや号数が異なるだけで給湯器交換にかかる作業は異なり、それに伴って費用にも差が出ます。
見積もり時に給湯器に関する情報が曖昧になっていると正確な見積もりを出すことは難しく、あとから料金が高くなるケースも多いです。
また、同条件での見積もりを比較することが重要なため、全業者に同じ情報を伝えましょう。
給湯器の設置場所・配管の位置、工事時の動線など
給湯器交換の見積もりおいては、給湯器設置場所や配管の位置、工事時の動線なども業者と確認しておきましょう。
給湯器を設置する位置や配管の位置によって作業時の動線や作業内容、手順は異なります。
位置関係に関する正確な情報を伝えておくことで、より正確な見積もりを出すとともに、スムーズな工事を促せます。
あとから高額請求されないためにも、そして当日の工事を安全かつスピーディに終わらせるためにも、設置場所に関する情報もシェアしておきましょう。
給湯器の納品時期や施工実施時期
給湯器交換の見積もり時には、納品時期や施工実施時期に関しても確認するのが理想です。
業者に対し納品時期や施工実施可能時期などについて尋ねることで、最短でいつ新しい給湯器を使えるのかに加え、業者の対応スピードや態度も分かります。
迅速かつ計画的に動いてくれる業者であれば、できるだけ早く納品時期・施工時期を設定してくれるでしょう。
費用に加えてこのような観点でも業者を比較し、給湯器交換をできるだけ早く確実に完了させましょう。
給湯器交換の相見積もり時に注意すべきポイント3点
給湯器交換の相見積もり時には、注意しておきたいポイントもいくつか存在します。
特に注意すべき下記の3点を、見積もり前に必ず確認してください。
業者ごとに対応エリアは異なる
給湯器交換の相見積もり時には、業者ごとに対応エリアが異なる点に注意が必要です。
安い業者を見つけたとしても、対応エリア外のため交換工事を行えないケースもあります。
また、たとえ同条件で見積もりを比較できたとしても、エリアによって料金が変わるケースもあります。
このような事態を防ぐために、業者ごとの対応エリアは必ず最初に確認しておきましょう。
詳細な見積もりには現場の写真が必要なことも
詳細な見積もりには現場写真が必要なことにも、注意しておきましょう。
給湯器交換業者のネット見積もりでは、必要情報を入力するだけで概算見積もりを出してくれるケースもあります。
ただし、より詳細かつ正確な見積もりを知りたい場合には、現場の写真が必要なケースも多いです。
業者によっては、より正確な見積もりのために現地訪問を推奨するケースもあるでしょう。
概算見積もりのみを同条件で比較しても相場や安い業者は見えてきますが、あとから料金が変わり得る点を覚えておきましょう。
時間に余裕のある方は、現場の詳細な情報をシェアし、正確な料金で相見積もりを行う方がおすすめです。
実際にかかる費用は概算見積もりと異なることも
給湯器交換の相見積もりにおいては、実際にかかる費用が見積もりと異なる可能性にも注意しましょう。
これは、概算見積もりで出せる金額の正確度には限界があるためで、優良業者であっても費用が変わる可能性は大いにあります。
なかにはあとから大幅な増額請求を行う悪徳業者も存在しますが、信頼できる業者でも1~5万円程度の増減があるケースは珍しくありません。
ただし優良業者は、見積もり表に具体的な項目を記入してくれる点や、費用が変動し得る旨も伝えてくれる点などが、悪徳業者と異なります。
実際にかかる費用との差額の大きさは見積もりの精度によって変わりますが、変動するものであることを前提に見積もりを受ける心構えも重要と言えます。
給湯器交換費用の相場は10~40万円
給湯器交換の見積もりを依頼する前に、交換費用の大まかな相場を知っておくことも重要です。
給湯器交換にかかる費用には、本体価格と工事費用があります。
それぞれの費用相場は、下記の通りです。
- 給湯器本体価格:10~40万円(別途リモコン代が2~3万円かかることも)
- 交換工事費用:2~10万円
給湯器本体価格は、給湯器の種類によっても異なります。
従来型の給湯器であれば10万円代で買える製品も多いですが、エコキュートなどであれば50~70万円の価格になることも多いです。
ただし、給湯器交換業者に見積もりを依頼した場合には、メーカー小売希望価格よりも安い価格が表示されます。
小売業者から消費者に給湯器が販売される際には、メーカーが公式に提示する価格の5〜8割引の価格となるのが一般的です。
ただし、リモコン代が別にかかるケースも多い点に、注意してください。
また、交換工事費用は標準工事費用とその他の工事費用に分けられます。
標準工事費用の相場は約2~6万円、その他の工事費用の相場は約2~3万円です。
これらを合わせた工事費用相場は2~10万円程度ですが、給湯器の種類や業者によっても異なります。
給湯器交換の見積もり書の見方・内訳をチェック
たとえ給湯器交換の見積もりをもらっても、その見方が分からないと悪徳業者に高額請求をされる恐れもあります。
ここでは、給湯器交換の見積もり書の見方や内訳をチェックしましょう。
下記は、給湯器交換の見積もりの一例です。
商品代 | 本体価格 | ¥200,000 |
割引(60%オフ) | ¥120,000 | |
割引後本体価格 | ¥80,000 | |
工事費用 | 機器撤去処分費 | ¥5,000 |
機器設置工事費 | ¥10,000 | |
配管接続費 | ¥30,000 | |
保温復旧費 | ¥30,000 | |
試運転調整費 | ¥30,000 | |
諸経費 | ¥10,000 | |
その他 | 出精値引き | -¥3,000 |
合計 | ¥138,000 |
給湯器交換にかかる費用は「本体価格」(商品代)と「工事費用」の2項目です。
本体価格は割引前の価格と割引価格が記載されています。
工事費用は7の項目に分かれ、具体的な工事作業内容が記載されています。
このように、詳細な内容が見積もり書に記載されていれば、不当な金額変更なども行われづらいでしょう。
一方で「工事費一式」のように金額をまとめている業者には、注意が必要です。
このような見積もりでは詳細な内訳が分からず曖昧になっており、あとから高額請求をされる恐れも高いです。
見積もりを依頼する際には、上記表のような詳細な内訳まで依頼しましょう。
また、分からない項目に関しては積極的に質問するのもおすすめです。
https://mizu-tech.co.jp/blog/blog/91839/
給湯器交換はどこに頼むべき?業者選びのポイント3選
ここまで給湯器交換の見積もりについて詳しく見てきました。
相見積もりを行った上で信頼できる業者を選びたいものですが、結局どのような業者を選べばよいのでしょうか。
騙されずにお得な給湯器交換を行う上での、業者選びのポイントを3つご紹介します。
相場よりも安く明朗会計の業者を選ぶ
給湯器交換業者まず、相場よりも安く、かつ明朗会計の業者を選ぶことが重要です。
既述の通り、相見積もりを行うことで相場より安い業者を見つけ出すことができます。
また、内訳の例にあったように詳細な見積もりを出し、あとから不当に追加料金を請求しない明朗会計の業者を選ぶことも重要です。
たとえ見積もり時の金額が安いとしても、あとから高額な金額を請求してくる業者も存在します。
不当な高額請求を避け、かつお得に給湯器を交換すべく、料金が安くかつ明朗会計の業者を選びましょう。
施工実績が多く口コミでの評価も高い業者を選ぶ
給湯器交換業者選びにおいては、施工実績や口コミでの評価も無視できません。
施工実績が少ない業者は、経験が乏しく施工技術が低い可能性が高いです。
施工実績だけで施工技術や対応力を測れるわけではありませんが、無視できない一つの指標として覚えておきましょう。
また、同時に口コミの評価も確認することで、実際に利用した人の体験談から工事後の状態やスタッフの対応などを把握することもできます。
施工不良に関する口コミや、連絡の遅さや態度の悪さに関する口コミが多い業者は、信頼度が低い可能性が高いため、特に注意しましょう。
保証内容・アフターサービスの充実した業者を選ぶ
給湯器交換業者を選ぶ上では、保証内容・アフターサービスも重視しましょう。
給湯器交換は取り付け工事で終了ではなく、向こう10年間のメンテナンスなども重要です。
給湯器の寿命目安は10年ですが、この期間に安全に給湯器を使い続けるためには、保証内容の手厚い業者の定期点検や修理などが心強い存在となります。
給湯器を使っていく中で何らかのトラブルや故障が生じたときに業者の保証がなければ、修理に高い費用がかかったり修理できず故障を悪化させたりするものです。
このような事態を避けるためにも、給湯器交換業者は、保証内容やアフターサービスも考慮して選びましょう。
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給湯器交換 相見積もりでよくある質問
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給湯器交換 相見積もり まとめ
この記事では、給湯器交換の相見積もりについて詳しく見てきました。
給湯器交換を依頼する際には、できるだけ安く信頼できる業者を選ぶために相見積もりが必須です。
相見積もりを行う際には、下記のポイントをおさえておきましょう。
- 同じ条件で複数の業者に見積もりを依頼する
- 提示された金額の内訳について尋ねる
- 見積もり書・費用以外の条件も確認する
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