「エコキュートの補助金がなかなか振り込まれない」
「交付決定の通知ハガキは来てるのに音沙汰がない…」
せっかく「給湯省エネ2025事業」を利用してエコキュートを設置したのに、補助金が振り込まれず、不安に感じる方もいらっしゃるでしょう。
実は「給湯省エネ2025事業」の振り込みが遅れる理由は、審査の混雑や施行業者側に問題があるケースも多いです。
この記事では、振り込みが遅れる原因からご自身で行える進捗確認の方法、申請から交付までの流れや注意点も解説します。
補助金が振り込まれず不安な方はもちろん、補助金交付の仕組みを理解してからエコキュートの導入や交換を行いたい方は、ぜひ最後までお読みください。
予算上限のあるエコキュートの設置や交換をお急ぎの方は、ミズテックまでご相談ください。
目次
エコキュートの補助金が振り込まれないのはなぜ?

エコキュートの補助金は、申請すればすぐに給付されるわけではありません。
交付までには審査が必要で交付決定から1~2ヶ月かかるため、申請後から2~3ヶ月後に振り込まれるのが一般的です。
申請が集中する年度末には、4~5ヶ月以上かかるケースもあります。
また補助金は、消費者(購入者)の口座に直接振り込まれるわけではありません。施工業者である登録事業者の口座へ振り込まれた後に、消費者へ渡される仕組みです。
そのため、交付決定の連絡後から入金までさらに時間が必要になります。

ただし、消費者側にも登録事業者への振り込み予定日が通知されるため、国からの支給がいつ頃かの大よその確認は行えます。
エコキュート補助金が振り込まれない・遅い原因

エコキュートの補助金がなかなか振り込まれない場合、以下3つの要因が考えられます。
どの原因もすべて施工業者である登録事業者が関わるため、補助金を活用してエコキュートを購入する場合は、信頼でき申請に慣れている業者選びが大切です。
審査の混雑・申請時期の影響
補助金申請は、特に年度末や予算締切前などに集中しやすく、事務局での処理が大幅に遅れる原因となります。
審査期間は通常よりも1~2ヶ月長引くため、エコキュート設置後はできるだけ早めの申請が推奨されます。
交付申請は、消費者(購入者)は行えないため、施工業者である登録事業者が早めに申請しなければいけません。
書類不備や口座情報ミス
もう一つは、申請書類の不備や振り込み先口座の情報に誤りがあるケースです。
登録事業者が申請した書類に不備や記載ミスがあると、審査が中断してしまいます。
たとえば、口座番号や名義人の入力ミスがあると差し戻しとなり、審査遅延の原因になりかねません。
さらに、工事後の写真の撮り忘れや、撮影日が確認できないなどが発生すると、交付自体が取り消しとなる可能性もあります。
振込前に業者通過が必要
現在の「給湯省エネ2025事業」では、審査完了後は消費者(購入者)の口座に直接振り込まれる仕組みではありません。
一度、工事を施工した登録事業者の口座へ入金され、その後に消費者の口座へ振り込まれます。
そのため、事務局からの振り込みが完了しても登録事業者内での処理が遅れると、時間がかかる原因になります。

早急に補助金を受け取りたい方は、信頼性の高い施工業者を選ぶのがおすすめです。
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エコキュート補助金の進捗確認方法

補助金の審査状況や振込予定日を確認する方法を以下に解説します。
エコキュート交換業者へ確認する
エコキュートの申請は施工業者である登録事業者が行うため、進捗状況を直接問い合わせてみましょう。
登録事業者は、公式の共通ポータルサイトからステータスを確認できるため「受付済み」「審査中」など現在の状況を一番正確に把握できます。
後述する公式の事務局へ連絡するよりも、手間も時間もかからず最も効率的で確実な方法です。
交付決定通知ハガキで確認する
補助金申請後、審査が通過すると「交付決定通知ハガキ」が届きます。
ハガキが届けば、申請は無事に完了しています。
ただし通知が届いてからすぐに振り込まれるわけではありません。登録事業者への振り込みは、通知からさらに1~2ヶ月程かかります。
その後、登録事業者から購入者である消費者に振り込まれるため、実際に補助金を受け取るまでには、通知から一定以上の期間が必要です。
消費者への振り込みのタイミングは、登録事業者次第になりますが、通知から3ヶ月以上経過している場合は、登録事業者へ確認してみましょう。
事務局の「お問い合わせ窓口」で確認する
登録事業者に聞いても分からない、交付決定通知ハガキが来ない場合は、補助金の公式事務局である問い合わせセンターに確認する方法もあります。
問い合わせには申請番号と登録氏名が必要になるため、あらかじめ控えておきましょう。

以下の問い合わせセンターから、音声ガイダンスで問い合わせが可能です。
電話番号:0570-022-004
受付時間:9:00~17:00(土・日・祝含む)
エコキュート補助金が振り込まれるまでの流れ

実際の補助金振り込みまでに必要な4ステップを、順番に説明します。
1.給湯省エネ2025事業に登録済みの業者へ依頼
補助金を受け取るには「給湯省エネ事業者」に事前登録している事業者だけです。
登録事業者以外にエコキュートの施工を依頼しても、補助金は受け取れません。
登録事業者以外は、申請自体が行えないため注意が必要です。
弊社ミズテックは2025年度の給湯省エネ事業者ですので、安心してご依頼いただけます。
2.エコキュート交換工事の実施
補助金を受けるためには、性能要件を満たす高効率給湯器の設備を適切な住宅への設置が必要です。
設置前に確認すべき重要なポイントは、住宅の所有者である、年内に着工できる、そして設置するエコキュートが性能要件を満たしていることです。
中古品や性能基準を満たさないエコキュートでは補助金の対象になりませんので注意しましょう。
工事完了後は、設置状況の写真を撮影してから申請手続きが行えます。
また、エコキュートの交換工事が完了して実際に使用開始していれば、ほかのリフォーム工事が未完了でも申請可能です。
3.エコキュート補助金の交付申請
設置完了後、登録事業者が共同事業実施規約や工事請負契約書、工事完了後の写真など必要書類を提出して交付申請を行います。
インターネットからのオンライン申請が基本となっており、期限と様式を守って行う必要があります。
たとえば、書類の画像が粗かったり、内容に不備があったりすると再提出になる可能性があります。
提出の遅れは補助金を受け取る時期の遅延や、最悪の場合は予算が上限に達して受給できなくなる事態にもつながります。
補助金を早く受け取りたい場合は、申請に慣れた事業者へ施工をお願いしましょう。
4.エコキュート補助金の交付
交付決定から1~2ヶ月後、事務局から登録事業者の口座へ補助金が振り込まれます。
その後、登録事業者は消費者との間で「共同事業実施規約」で取り決めた方法で、補助金を還元します。
取り決め方法は、以下の2つから選べます。
- 補助金支給後に口座振り込みで受け取る
- 機器設置の支払いに補助金を充てる
たとえば、補助金を支払いに充てる契約を結んだ場合、すでに差し引かれているため受け取りはできません。

また、事業者側独自のポイント還元も認められていません。
エコキュート補助金を利用する際の注意点

エコキュートの補助金は、無条件で受け取れるわけではありません。
たとえ要件をすべて満たしていても、タイミングによっては、受け取れない可能性があるため、以下の注意点を事前にチェックしておきましょう。
対象台数に制限がある
「給湯省エネ2025事業」では、補助を受けられるエコキュート設備の設置台数に上限が設けられています。
ひとつの住宅につき、設置できる給湯器は戸建て住宅であれば最大2台まで、マンションなどの共同住宅は1台までです。
たとえば、二世帯住宅で親世帯に1台、子世帯に2台と計3台のエコキュートを同時設置した場合は、2台までしか補助金を受け取れません。
とは言え、一般的な住宅であれば、2台以上のエコキュート設置はごく稀でしょう。
補助金の併用はできない
高効率給湯器を設置したい場合、国が行うほかの補助制度と併用はできません。
「住宅省エネ2025」の「子育てグリーン住宅支援事業」は、国が行っている制度のため今回ご紹介している「給湯省エネ2025事業」と一緒に申請は行えません。
ただし、自治体が独自に行う補助金制度であれば、併用できる場合もあります。
自治体の制度によって異なるため、申請前に必ず自治体のルールを確認しておきましょう。
たとえば、東京都独自で実施する「熱と電気の有効利用促進事業」では、加算条件をすべて満たすと最大27万円の補助金が交付されます。
東京都のほかの補助金制度とは併用できませんが、国が行う「住宅省エネ2025」であれば併用可能です。
予算上限に達すると終了する
「給湯省エネ2025事業」は年度ごとに予算があり、本年度は580億円です。現在(2025
年6月12日)の割合は26%です。
予算上限が100%に達すると、たとえ期間内であっても申請受付が終了となります。

そのため、補助金を活用してエコキュートの設置や交換を検討されている場合は、可能な限り早めに行動しましょう。
エコキュートをお得に導入したいならミズテックへご相談を!

エコキュートの補助金が振り込まれないのは、審査の混雑、申請時期の集中、書類の不備、口座情報ミス、そして振込が一度登録事業者を経由する仕組みが主な原因です。
特に申請が多くなる年度末は、審査期間が通常より1~2ヶ月長引くため、早めの申請が大切です。
補助金交付までには通常申請から2~3ヶ月、状況によってはさらに長くかかるケースもあります。
また、進捗状況を確認するには、施工業者への確認、交付決定通知ハガキの受領、または公式事務局への問い合わせといった方法があります。
制度上、補助金は直接消費者へ振り込まれず、事業者の口座に一旦入金された後、消費者に還元されるため、信頼できる業者選びも非常に重要です。
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