井戸水を使用されているご家庭では、エコキュートでも井戸水を使用して水道代を節約したいと考える方が多いのではないでしょうか。
従来は、エコキュートは水道水にしか対応していませんでしたが、最近は井戸水対応のエコキュートも販売されています。今回は、エコキュートで井戸水を使用する際のメリットや注意点について解説します。
目次
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井戸水がエコキュートで使用できなかった理由とは
従来の一般的なエコキュートが井戸水に対応していないのは、井戸水には配管を詰まらせる成分(カルシウムなどのスケール成分)が多く含まれているからです。
また、スケール成分がステンレスを腐食させてしまい、漏水の原因になってしまったり、タンク内に水垢として沈殿してしまったりすることもあります。
井戸水対応のエコキュートもある!
しかし、せっかく井戸水があるのにわざわざ水道水を引くのは勿体ないもの。
メーカーによっては、井戸水に対応したエコキュートが少しずつ増えてきています。井戸水対応のエコキュートを設置し、活用できれば井戸水を無駄にせずに済みます。井戸水対応OKのエコキュートを製造しているメーカーは、ダイキン、パナソニック、日立です。
井戸水対応のエコキュートの費用に関する注意点
井戸水対応のエコキュートを設置すれば水道代の節約が期待できますが、設置費用に関しては3点ほど注意点があります。
注意点1.自己負担で水質検査が必要
エコキュートで使用できる井戸水は、水質検査が必要です。
水質検査にあたって検査費用が15,000円ほどかかりますが、費用についても自己負担です。(水質不適用によりエコキュートが設置できない場合、メーカーが負担してくれるケースもあります)。
注意点2.エコキュートの本体費用が高くなる
井戸水対応のエコキュートは、一般的なエコキュートと比較した場合に本体価格が高くなります。
注意点3.砂こし器などの設置に費用が掛かる
エコキュートで井戸水を使用するには、水質に関係なく砂こし器の設置が必要です。
また、必要に応じて井戸ポンプ(水圧を確保するにはインバーター式が推奨)や止水栓、浄水装置の設置が必要なケースもあります。これらの設置にも費用が発生します。
おわりに
一般的に井戸水はエコキュートに適さない、とされていましたが、メーカーによっては井戸水対応のエコキュートも発売されています。ただし、設置の際には水質検査費用や井戸水を使用するための設備などの費用も掛かるため、水道水を使用する場合とどちらが経済的になるかを中・長期的に検討する必要があります。
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