給湯器を購入・買い替えるときは、国や自治体が実施する補助金事業が役立ちます。制度によっては数万円から数十万円の補助金が交付されて、費用負担の軽減につながります。
対象機種や補助金額は事業によって異なるため、前もって確認することが必要です。補助金を申請する方法やタイミングを間違えると交付されない場合があるので、正しいやり方や注意事項をよく理解しておきましょう。
この記事では2025年版給湯器の補助金申請方法や対象機種、補助金額を紹介します。給湯器を交換予定で活用できる補助金事業を探している方や、購入予定の機器が対象機種か確認したい方は最後までご覧ください。
目次
【2025年版】給湯器の補助金申請方法を5ステップで解説

給湯器の補助金の申請方法から交付されるまでを、5つのステップで解説します。給湯器の補助金事業の多くは、以下の流れで進められます。
- 補助金事業に登録している事業者へ工事を依頼する
- 給湯器の取付を含めた工事契約を締結して着工する
- 必要書類を揃えて補助金事業の事務局へ交付申請を行う
- 工事の実績確認後に事務局が審査して補助金額が確定する
- 依頼した業者を通して補助金が交付される
交付申請には締切があるため、期間に余裕をもって行動するのが大切です。
2025年版エコキュート補助金の申請方法に関する詳しい情報を見る
1.補助金事業に登録している事業者へ工事を依頼する
補助金の申請は、事業に登録している業者が代理で行うのが条件です。「補助金利用を相談できる事業者(住宅省エネ支援事業者)の検索」1を利用して、登録済み業者を探します。

補助金の申請は発注者個人ではできません。
どの登録事業者に依頼すべきか迷う方は、ミズテックへご相談ください。ミズテックは給湯省エネ2025事業の登録事業者で、申請に関する豊富な経験と実績をもつスタッフが在籍しています。
LINEまたは公式HPでは、24時間365日受付を行っています。最短で当日中の交換に対応しており、予期せぬトラブルが起きても安心です。
2.給湯器の取付を含めた工事契約を締結して着工する
事業者と発注者は対象機種の導入に伴い、住宅の建築またはリフォーム工事の工事請負契約と本事業の共同事業実施規約を締結します。契約の締結は事業者の事務で、金額の多寡は一切関係ありません。
給湯省エネ2025事業の場合の補助対象は2024年11月22日以降に着工した建築工事、または対象機種の設置工事(1台目)です。工事が2024年11月22日以降に実施されたのを示すために、工事前の写真を撮影する必要があります。

写真を撮り忘れた場合は原則補助対象外です。
事業者と発注者が契約を結ぶと、補助金の交付申請の予約ができます。予算上限に達すると期限を待たずに終了するため、早めに手続きを済ませるのが安心です。
3.必要書類を揃えて補助金事業の事務局へ交付申請を行う
給湯省エネ2025事業に交付申請する場合、以下の書類を揃えます。
- 本人確認書類
- 共同事業実施規約
- 工事請負契約書
- 製品型番が確認できる書類
- 工事前後の写真
発注者が用意するのは、本人確認書類のみです。他4つの書類は、事業者が準備・提出します。
本人確認書類では氏名が発注者本人で、有効期限内であるものが1つ必要です。例えば住民票やマイナンバーカード、運転免許証などです。
必要書類が全て揃ったら、交付申請の受付期間内に担当者が手続きを行います。
書類や写真が不足していたり、必要事項が確認できなかったりする場合は訂正が求められます。交付申請をスムーズに進めるために、手続きに慣れた業者へ依頼するのが安心です。
2025年エコキュート補助金の申請書類に関する詳しい情報を見る
4.工事の実績確認後に事務局が審査して補助金額が確定する
事務所が交付申請を確認して、問題ないと判断されれば補助金額が確定します。交付の決定は、提出した担当者に通知される仕組みです。
交付決定の取り下げや取り消しを希望する場合は、通知に記載された取下期日までに事務所に連絡して指示を仰ぎます。
審査の期間は1~2ヶ月程度、申請が集中する年度末や締切間近はさらに時間を要する可能性が高いです。不備の確認・訂正が求められても対処できるように、余裕をもって進めるのが大切です。
5.依頼した業者を通して補助金が交付される
補助金は、工事完了後に事業者を通して交付されます。補助金額は、対象機種や性能・撤去加算の有無によって変動します。

発注者自身が直接現金を受け取るわけではありません。
受け取り方法は事業者からの現金支払い(キャッシュ)か、工事代金から補助金を差し引くかの2種類です。
補助金の受け取り方法は、共同事業実施規約を締結する段階で事業者とあらかじめ相談・決定しています。受け取り方法は変更できないため、十分検討したうえで決定するのが大切です。
補助金の申請対象となる給湯器の種類・補助金額を一覧で確認

エコキュートとハイブリッド給湯器、エネファームは給湯省エネ2025事業の対象機種です。基本額は60,000~160,000円で、加算要件を満たすと最大で130,000~200,000円が交付されます。
給湯省エネ2025事業では、高効率給湯器の導入に伴い蓄熱暖房機または電気温水器を撤去する場合は加算の対象になります。撤去加算額は1台あたり蓄熱暖房機が80,000円、電気温水器が40,000円です。
例えば蓄熱暖房機から加算要件を満たすエコキュートに買い替える場合、最大で210,000円の補助金が支払われます。

高効率給湯器をお得に導入するなら、補助金事業の活用は必須です。
エコジョーズとエコフィールは、賃貸集合給湯省エネ2025の対象機種です。追い焚き機能の有無によって、加算額は大きく変動します。
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補助金を活用して給湯器の購入・買い替えを検討しているなら、ミズテックへご相談ください。
エコキュートやエコジョーズなど、補助金の対象機種を豊富に取り揃えています。補助金の申請経験も豊富で、迅速かつ確実に手続きを完了させます。
メーカー直接仕入れで不要なコストを削減しており、通常販売価格よりも安価に購入可能です。万が一補助金がもらえなかったとしても、格安価格で確実に入手できます。

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ミズテックは、工事・商品ともに10年の無料保証付きです。工事完了日より10年間は無料で対応してもらえるので、工事後も安心して過ごせます。
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給湯器の補助金の交付申請をスムーズに進めるポイント

給湯器の補助金の交付申請をスムーズに進めるには、3つのポイントを意識して行動します。
補助金の申請から実際に交付されるまでには、数ヶ月かかります。補助金を短期間かつ確実に受け取るために、事前に把握しておくと安心です。
工事等の契約を締結した後にすぐ補助金の交付申請を予約する
契約を締結した後は、補助金の交付申請の予約をすぐ済ませましょう。
給湯器の補助金は、予算や申し込み期間が決められています。予算の上限(100%)に達し次第、受付を終了してしまうため早めの申し込みが必要です。
給湯省エネ2025事業の予算は580億円、撤去加算措置は32億円を目途に実施されています。期間は申請受付開始から遅くとも2025年12月31日まで、予約期間は2025年11月14日までです。
給湯省エネ2025事業の公式サイトでは、交付申請の状況を毎月更新しています。

予算に余裕があるかこまめにチェックしながら、早めに申請を完了させましょう。
必要な書類(情報)は不備がない状態で早めに業者へ提出する
補助金の交付申請に必要な書類は、不備がない状態で早めに提出します。発注者の書類や情報がないと、手続きを進められません。
書類や情報不足で手続きができないと、予算上限に達して補助金が交付されない可能性もあります。補助金を確実に受け取るために、必要な書類は早めに用意して提出するのが大切です。
必要な書類を提出するときは、内容に誤りがないか確認も必須です。審査中に不備が見つかった場合、申請が一時的に保留になります。保留中に予算上限に達する恐れもあるため、注意が必要です。

書類に関して不明点がある場合は放置せず、業者にすぐ尋ねてください。
直近で実施済み・実施予定の住宅に関わる工事があれば伝えておく
給湯器の購入・買い替えのタイミングで工事の予定やアイデアがある場合は、業者に伝えておきます。

詳細を正しくお伝えいただくために、手元に参考資料がある場合は事前にご準備ください!
給湯器の補助金の交付申請に慣れている業者は、さまざまな情報を把握しています。実施済みまたは予定の工事を伝えればお得になる制度や適したタイミングなど、導入コストを抑えるためのアドバイスがもらえます。
2024年11月以降から2025年以内に実施済み、または住宅関連の工事(給湯設備の新設・交換など)の予定がある場合は特に伝えておきましょう。
給湯器の補助金を申請する上で起こり得るミスと対策

給湯器の補助金を申請するうえで、起こり得る3つのミスと対策法を紹介します。
申請手続きでミスをすると、最悪の場合補助金がもらえません。かかった費用が全額自己負担になる恐れがあるため、十分注意が必要です。
エコキュートの補助金が振り込まれない理由に関する詳しい情報を見る
2025年度の補助金において交付申請の締切に間に合わなかった
2025年度の給湯器の補助金には、交付申請の締切が設けられています。締切に間に合わなかった場合は、補助金の対象外になります。
内容 | 対象期間 |
---|---|
交付申請期間 | 申請受付開始 ~予算上限に達するまで(遅くとも2025年12月31日まで) |
交付申請の予約期間 | 申請受付開始 ~予算上限に達するまで(遅くとも2025年11月14日まで) |
申請するタイミングを間違えないように、発注者側もスケジュールを把握しておくのが大切です。発注者もスケジュール感を理解しておけば、事業者の対応に誤りがあった場合すぐに指摘・修正できます。
給湯省エネ2025事業には、予算の上限も設定されています。2025年以内に申請すれば、確実に補助金が交付されるわけではありません。予算上限に達した時点で、受付を終了してしまうので早めに手続きを進めておくと安心です。
自分が購入する給湯器は適用外だと思って申請していなかった
給湯器の補助金は、申請しないと交付されません。購入した給湯器が補助金の対象だと知らなかった、調べたがよく分からず申請しなかった場合は導入コストを抑えるチャンスを逃してしまいます。
給湯器を購入・買い替える場合は、国または自治体が実施する補助金事業が活用できないか十分調べるのが大切です。蓄熱暖房機または電気温水器の撤去も加算対象なので、該当する方は要チェックです。

補助金を活用したい場合は、事業に登録している業者にご相談ください。
新築やリフォーム工事などは、子育てグリーン住宅支援事業の補助対象になる場合があります。最もお得な事業を探すために、さまざまなキーワードで検索を行うのも1つの方法です。
電気温水器からエコキュートへの交換で補助金がもらえるのか確認する
国や自治体が提供する別の補助金制度・前年度の補助金との併用が発覚した
給湯省エネ2025事業以外にも、国や自治体では給湯器に関係する補助金制度を実施しています。自分でも詳しく調べて、業者と相談しながら給湯省エネ2025事業と併用できるものは積極的に活用するのがおすすめです。
ただし、国や自治体が実施する補助金制度のなかには併用不可または重複すると適用外になるものも存在します。お得に買い替えるチャンスを逃すリスクがあるため、併用の有無を確認しつつ申し込み手続きを行うのが大切です。
給湯省エネ2025事業は、前年度との重複申請は認められません。交付申請を行うときは、前年度の補助金で申請していないか確認は必須です。
2025年度東京都のエコキュート補助金に関する詳しい情報を見る
給湯器の補助金の申請方法が気になる方によくある質問

給湯器の補助金の申請方法をチェックしたい方向けに、よくある3つの質問に回答します。

補助金の申請に関する不明点が多いと、不安につながります。
ネットで検索したり業者に直接相談したりして、早めに解決するのが大切です。
自分がほしい給湯器にどの補助金が適用されるか不明な場合は?
どの補助金が適用されるか不明なときは、業者に相談するのが手っ取り早いです。適用する補助金事業の内容や交付される金額など、詳細を教えてもらえます。
相談先に迷ったら、ミズテックへお問い合わせください。希望する給湯器を伺ったうえで、お得な補助金事業を紹介します。補助金対象の機種を多く取り揃えているため、施工工事の相談も可能です。
交付申請は経験豊富なスタッフが最後までサポートするため、事前知識がなくても安心して利用できます。
購入・買い替えだけでなくリースの場合でも適用される?
給湯器の補助金は、リースにも適用されます。給湯省エネ2025事業の補助対象は6年以上のリース期間が設定されているもの(ファイナンスリース)です。自社割賦やレンタルは、補助の対象外です。

交付申請は、給湯省エネ2025事業に登録しているリース事業者が行います。
事業者と発注者は対象機種の導入に伴い、共同事業実施規約とリース契約(賃貸借契約)を締結します。給湯省エネ2025事業の場合の補助対象は、2024年11月22日以降に対象機種の設置工事(1台目)です。
エコキュートの補助金がいくらもらえるか事前に詳しく調べられる?
ミズテックでは補助金額が見られる、エコキュート補助金シミュレーションを用意しています。いくつかの条件を入力するだけで、実際に工事を行った場合に交付される補助金額をすぐにチェックできます。
どの程度の節約効果があるのか確認したい方や、より具体的に購入・買い替えを検討したい方に特におすすめです。補助金額と同時におすすめのエコキュートも紹介しているので、機器選びに迷っている方もお気軽にご利用ください。
正しい申請方法を理解して補助金でお得に給湯器を購入しよう

給湯器を購入・買い替えるときに補助金事業を活用すれば、大きな節約効果が得られます。
高価な給湯器を安価で購入したい方やコスト面から今まで買い替えを見送ってきた方は、補助金事業を積極的に活用してください。
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ミズテックは平日・土日祝日問わず、毎日営業しています。
曜日を気にせず、自分の都合に合わせて好きなタイミングで相談できるので利用しやすいです。
希望する給湯器に該当する補助金事業があるのか、補助金額を詳しく知りたい方はミズテックへお気軽にご相談ください。