エネファームのデメリットは?かかる費用やエコキュートとの違い

エネファームとは、都市ガスやLPガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させて、発電と給湯を同時に行う家庭用燃料電池システムです。光熱費が削減できる、災害時の電源を確保できる、環境へ配慮できるなどのメリットがあります。

一方で、導入費用が高め、広い設置スペースが必要、売電できない、オール電化に対応できずガス代がかかる、騒音トラブルのリスクがあるなど、複数のデメリットもあります知らずに設置してしまうと、導入後に後悔につながる恐れがあるでしょう

本記事では、エネファームの特徴やメリット・デメリット、おすすめの人、導入前に確認すべきチェックポイント、主要メーカー、その他の給湯機器との違いまで詳しく解説します。

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【記事監修者】株式会社ミズテック 渡辺正弘
給湯器交換の現場経験15年以上。住宅設備の施工からメンテナンスまで幅広く対応、数千件以上の給湯器・エコキュート交換を手掛けてきました。お客様が安心して交換を進められるよう、最新メーカー動向や補助金制度も分かりやすい情報提供を心がけています。
■保有資格:給水装置工事主任、ガス機器設置スペシャリスト、ガス消費機器設置工事監督者、ガス可とう管接続工事監督者講、電気工事士1級

目次

エネファームの仕組み・特徴をまずはチェック

エネファーム

エネファームとは、ガスを利用して発電と給湯の両方を行える住宅設備(家庭用燃料電池)です。都市ガスやLPガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させ、電気を作り出します。

パナソニックや京セラなどのメーカーがリリースしており、寿命目安は約10〜20年です。パナソニック製エネファームの場合、使用開始からおよそ20年が経ったタイミングで発電が完全に停止するとされています。

その後は給湯機能のみを使用できますが、給湯機能に関しても経年劣化がないかを確かめる必要があるでしょう。

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エネファームのデメリットとは?

エネファームのデメリット

エネファームは高額な設備であるため、導入に際して「本当にわが家に合っているのか、デメリットが知りたい」と考える人も多いでしょう。エネファームの主なデメリットを紹介します。

導入コスト・初期費用が高い

本体価格100万~200万円程
設置費用30万~80万円程
総額150万〜200万円程

発電・蓄電・給湯機能をもつエネファームは、多機能であることから導入コスト・初期費用が高いデメリットがあります。
一般的な初期費用の目安は、150万〜200万円程度です。

加えて、設置するための工事費用や、メンテナンス費用・故障に対する修理費用なども発生します。

そのため、予算をあまりかけられない場合には、エネファームよりエコキュートのほうがおすすめです。

広い設置スペースが必要でマンションに不向き

発電ユニット・給湯器など複数の機器を設置するエネファームには、広いスペースが必要です。したがって、マンションには不向きといえます。

例えば、パナソニック製エネファームの製品サイズは、貯湯ユニット型(KGTS-FCD23AH)で高さ1,650mm × 幅790mm × 奥行350mmです。

貯湯タンクが燃料電池ユニットに内蔵された燃料電池ユニット型(FC-70LR13)であれば、高さ1,650mm × 幅400mm × 奥行350mmと、若干コンパクト設計の製品もあります。

さらにメンテナンス領域も含めると、1,390mm × 800mm程(約1.1平方メートル)の設置スペースが必要になるため、一般的な給湯器より十分なスペースが必要です。

そのため、エネファームは一般的に一戸建て住宅での導入が多く、マンションにおいては従来型のガス給湯器やエコジョーズなどのほうが適しています。

なお、エコキュートなど他の省エネ型給湯器に関しても、広い設置スペースが必要な機器があるため注意が必要です。

太陽光発電と異なり売電ができない

太陽光発電と異なり、売電ができない点もエネファームのデメリットです。

せっかく自家発電をしたのであれば、余剰電力を売電したいと考えるユーザーも多いでしょう。売電による収益を目的として太陽光発電を導入する人も多くいますが、エネファームの場合には一部のガス会社を除き、基本的には売電ができません。

このデメリットに関しては、ガス会社によって制度が異なる点や、太陽光発電との併用によって売電ができるケースなども確認しておきましょう。

オール電化には対応できずガス代がかかる

エネファームは暖房には対応していますが、オール電化へは対応していません。
エネファームでの発電や暖房にはガスを利用する必要があり、ガス代がかかります。特に、ガスの料金単価が都市ガスより高いプロパンガスを利用しているご家庭では、慎重な判断が必要です。

オール電化で省エネや節約を実践したい場合には、エコキュートがおすすめです。導入費用が約30万〜70万円とエネファームに比べると安く、発電機能はないものの効率の良い給湯によって高い節約率を実現できます。

オール電化の給湯器については、以下の記事を参考にしてください。

オール電化の給湯器とは?エコキュートと電気温水器を徹底比較!

近隣と騒音問題に発展することもある

エネファームを使用していくなかで、近隣と騒音問題に発展する可能性もデメリットになります。
エネファームの発電ユニットや給湯ユニットの稼働音が、近隣住民にとって迷惑となることがあります。

特に、エネファームの機器と隣家の寝室との距離が近い場合には、問題が発生しやすいでしょう。近所付き合いに悪影響が出たり、隣人の睡眠を妨害してしまったりする可能性もあるため、注意が必要です。

このデメリットを解消するためには、エネファームの設置箇所の工夫や防音・防振アイテムの活用などが重要となります。

お湯が満タンのときは発電できない

エネファームはお湯を作る際に発生する熱を利用する発電システムであり、貯湯タンクがお湯で満タンになると発電が停止するデメリットがあります。

特に夏場は、気温・水温が高くお湯の使用量が少ない、シャワーや入浴でのお湯の使用頻度が低いなどの理由で発電時間が短くなりやすいでしょう。

発電を継続させるためには、定期的にお湯を使用する必要がありますが、無理やりお湯を使用し続けるのは本末転倒です。そのため、エネファームを選定するときには、生活パターンに合った容量のタンクを選ぶことが大切です。

耐用年数の10年後には別途費用がかかってくる

エネファームの耐用年数は10年で、そのあたりで定期点検や部品交換が必要になります。10年以降は無償メンテナンス期間も終わり、別途メンテナンスや部品交換に費用が発生する可能性があります。

また、新品や他機器への交換であっても、7万~8万円程度の撤去費用が発生する場合があるでしょう。そのため、耐用年数を踏まえたコストパフォーマンスを検討することが重要です。

エネファームにはメリットも多い?おすすめの理由を4つ紹介

エネファームのメリット

エネファームはメリットも多い給湯設備です。特筆すべきメリットは、以下の4つです。

光熱費を安く抑えられる

ガス会社によっては、エネファーム利用者を対象に、ガス料金が割引になる特別な料金プランを提供しています。上がったガス料金とエネファーム導入で抑えられた電気代を合わせて、トータルの光熱費を効率良く下げられる大変お得なプランです。

例えば、東京ガスには「エネファームで発電エコぷらん」という料金プランが用意されています。1ヶ月あたりのご使用量が20m³を超える場合、一般料金に比べて9~25%割引になります。

また、床暖房や浴室暖房などの暖房器具に応じた割引も適用可能です。

他にも、大阪ガスでは、機器によって年間約11万~11万3,000円光熱費がお得になるとのシミュレーション結果が公表されています。

エネルギー効率が高く省エネにつながる

経済産業省によると、現在のエネファームの発電効率は40~55%、排熱も使うと総合エネルギー効率は80~97%です。エネファームの効率の高さは大きな省エネにつながり、温室効果ガスの排出量を実質的にゼロを目指す「カーボンニュートラル」にも役立つといわれています

また、エネファームは自宅で発電するため、エネルギーを無駄なく有効活用できます。

従来の発電システムでは、電力が発電所から自宅に届くまでに4〜5%程の電力が失われる「送電ロス」が生じますが、エネファームは直接発電するため、ロスはほとんどおきません。

発電したエネルギーを無駄なく利用できるため、エネルギー利用率も高く、環境にもやさしい製品といえるでしょう。

地震や水害などの災害にも強い

エネファームの発電機能は停電時でも利用できるため、地震や水害などの災害の備えになります。エネファームの供給する電気があれば、冷蔵庫やテレビ、携帯電話の充電などが利用でき、水道の供給が停止していなければ、温かいシャワーを浴びたり湯船につかったりすることも可能です。

実際、2018年9月に起こった台風21号による関西エリアの停電や、2019年9月に起こった台風15号による千葉県内の停電でも、「エネファームの電気を使用できて助かった」という声があったそうです。

なお、停電時は、停電時専用コンセント(自立運転専用コンセント)からのみ使用可能となっています。また、パナソニックでは、停電時に外部電源を使用してエネファームを発電させることもできる製品もあります。

災害に強いエネファームは、安心・安全な住環境を実現するための利点が備わっており、いざというときに備えたい場合におすすめです。

補助金が活用できる

エネファームの導入時には、補助金が活用できる場合があります。なかには、省エネ性の高いエコ製品の導入・設置に対し、補助金を交付している国や自治体もあります。

例えば2025年現在、国で行なわれているのは、「住宅省エネ2025キャンペーン」です。

エネファームの場合、一般社団法人燃料電池普及促進協会(FCA)が公表する登録機器リストに登録されている製品であれば、1台あたり16万円の補助を受けられます。さらに、ネットワークに接続可能な機種で、気象情報と連動することで停電が予想される場合に稼働を停止しない機能を有している場合、1台あたり4万円が加算されます。

他にも、お住まいの地域特有の補助金制度が用意されているケースもあるでしょう。

補助金制度の活用により、導入コストの一部をカバーできます。初期費用の高いエネファームをお得に導入するために、まずは最新の補助金制度をチェックしてみてください。

「住宅省エネ2025キャンペーン」については、以下の記事で詳しく解説しています。

給湯器 交換 業者 給湯省エネ2025事業をわかりやすく解説!補助金対象の機種や給付金額など気になる点を紹介

エネファームがおすすめな人の特徴3選

おすすめな人の特徴

エネファームは多くの人が、光熱費の削減、環境負荷の低減、災害時の電力確保を目的に導入しています。

なかでもおすすめの人は、以下のとおりです。

おすすめの人理由
予算に余裕がある人初期費用が高額なため
災害時に備えたい人停電時の対策になるため
床暖房や浴室暖房も導入する人高い省エネ性があるため
オール電化ではなくガスでエコを実践したい人ガスを利用するため

予算に余裕がある人

エネファームは、予算に余裕がある人におすすめです。一般的なガス給湯器と比べると導入コストが高く、初期費用に約150万〜200万円かかります。

とはいえ、効率良く発電・給湯・暖房のすべてを行えるなどのメリットが大きいため、予算に余裕のある人にとっては、省エネ効果を追求するための投資としてエネファームがおすすめといえます。

反対に、予算があまりとれない人におすすめなのは、ガス給湯器やエコキュート、ハイブリッド給湯器です。費用を半額以下で抑えたい場合には、ぜひミズテックにご相談ください。ご家庭に最適な機器の選定をお手伝いいたします。

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災害時の備えを強化したい人

「災害による停電時でも電力とお湯を確保したい」と考えている人には、エネファームがおすすめです。

エネファームはガスが供給されていれば発電を継続できるため、停電時でもテレビやスマートフォンなどの情報機器に必要な電力をまかない、お湯を使って体を温めることも可能です。

特に、小さなお子様や高齢のご家族がいるご家庭では、災害時でも普段に近い生活環境を維持できると大きな安心材料となります。

ライフラインが寸断された状況でも最低限の生活レベルを維持し、家族の安全と健康を守りたいというニーズに応える設備といえるでしょう。

床暖房や浴室暖房も導入する人

エネファームは、床暖房や浴室暖房も導入する人にも向いています。お湯が必要な設備をあわせて導入する場合、エネファームの省エネ性が一層引き立ちます。

一般的な給湯器の場合、設備に応じて湯量や温度が低下する場合がありますが、エネファームは高い湯量と高い温度を確保できるため、快適な暖房環境を実現することが可能です。

一方で、床暖房などを活用しない場合には、大幅な節約率を実現できないケースもあるため、注意が必要です。

オール電化ではなくガスでエコを実践したい人

ガスを用いてエコを実践したい人にも、エネファームはおすすめです。エネファームはガスを利用するため、災害時でも電力不足に陥らないなど、いざというときに安心・安全な住環境を実現できます。

オール電化はエコな住環境を実現するための代表的な手段ですが、エネファームはガスを利用するため、オール電化ではなくガスでエコを実践したい人にとっては選択肢の一つとなります。

なお、オール電化でエコを実践したい人にはエコキュートがよいでしょう。

エネファーム導入前に確認すべきチェックリスト

エネファーム導入前に確認すべきチェックリスト

エネファームはすべての人に適した製品ではないため、導入前にいくつかの重要ポイントを確認しておくことが大切です。ポイントを事前に押さえると、ご家庭の設置に適しているか判断できます。

チェックポイント内容
初期費用本体価格+工事費で約150万〜200万円の予算が確保できるか
ガス使用量月々のガス代増加(数千〜1万円程度)を許容できるか
エネファームとエコキュートはどっちがお得でおすすめ?本体価格・ランニングコスト・寿命などを徹底比較
故障リスク万が一にかかる修理費用(1~30万円程度)を許容できるか
エネファームの修理費用は高い?修理が必要な症状と依頼手順と、交換がおすすめのケースも解説
支援制度の有無国の「2025年給湯省エネ事業」や自治体の補助金制度が活用できるか
設置スペース発電ユニット・給湯器など複数の機器を設置するため広いスペースがあるか
騒音対策隣家との距離や寝室の位置に問題はないか
10年後の費用定期点検費用や撤去費用(7万〜8万円程度)の準備ができるか

まず、導入コストが一般的な給湯器と比較して高いことを考慮し、初期費用だけでなくランニングコストや故障した際の修理料金も含めた全体の費用感を把握しておきましょう。

お住まいの地域によっては、エネファーム導入で補助金が出る支援制度が用意されています。活用により初期費用を大きく抑えられるため、必ず確認しておくのがおすすめです。

また、ご自宅に設置スペースが確保できるかの確認も必要です。スペースはもちろん、騒音や振動に配慮した場所を考慮しなければならず、住宅密集地では設置が難しいケースもあります。

エネファームを選ぶ際は、ご家庭の状況を照らし合わせながら検討してみてください。

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エネファームの主要メーカーのメリット・デメリットを比較

エネファームの主要メーカーのメリット・デメリットを比較

エネファームは、メーカーごとに特色が異なります。

主要メーカーであるパナソニック・アイシン精機・京セラのメリット・デメリットを以下にまとめました。

メーカーメリットデメリット
パナソニック・さまざまなニーズに応じたモデルを展開
・発電機能の寿命が最長20年
・初期費用が高い
・設置スペースが必要
アイシン精機・発電効率が高い
・24時間の連続運転が可能
・知名度が低く選択肢として見逃されやすい
・発電機能は12年
京セラ・世界最小のコンパクト設計で設置しやすい
・総合効率が高い
・展開しているモデルが少ない
・発電機能は12年

パナソニック

パナソニックは、家庭用燃料電池「エネファーム」のメーカーとして特に人気があります。

標準モデル・寒冷地モデル・大容量貯湯モデルなど、さまざまなモデルをリリースしており、家族人数やライフスタイル、居住地域に合わせて選ぶことが可能です。

また、発電機能の寿命が最長20年と長い点も特徴です。パナソニックの他の家電・住宅設備同様にスマートフォンアプリと連携できる点も魅力でしょう。

機能性や知名度でエネファームを選びたい人に、おすすめといえます。

ただし、ハイスペックなモデルを選ぶと初期費用が高くなってしまうため、注意が必要です。

アイシン精機

アイシン精機のエネファームも高い人気を誇ります。

アイシン精機では、都市ガス・LPガスそれぞれに合わせたタイプを選ぶことが可能です。パナソニックのような家電メーカーとしての知名度はないものの、確かな技術力に裏打ちされた、高性能で耐久性の高い家庭用燃料電池を使用できます

発電効率は世界最高水準である55%を実現し、発電期間は12年間です。24時間の連続運転も可能です。

京セラ

京セラのエネファームは、世界最小・最軽量の家庭用燃料電池「エネファームミニ」が人気です。エネファームは広い設置スペースを確保しなければならないイメージがありますが、京セラのエネファームミニであれば導入のハードルが下がります。

また、性能が進化し、現行機から新型モデルは総合効率が80%から85%に底上げされました。

発電期間はアイシン同様に最長12年間と、パナソニック製に比べると劣りますが、コンパクトかつ耐久性が高く効率も良いエネファームを探している人におすすめのメーカーです。

エネファームとエコキュートはどっちが得なのか?

エコキュートとは、大気熱を電気の力で効率良くお湯を沸かす自然冷媒ヒートポンプ給湯機で、オール電化に対応しています。発電機能はなく、寿命が短い傾向がありますが、初期費用はエネファームより抑えられます

どちらが得なのかは、ご家庭の状況やニーズによって異なるでしょう。

違いエネファームエコキュート
特徴・ガスを燃料にして、電気とお湯を同時に作る(発電機能、給湯機能あり)
・停電時、利用可能 ・床暖房との併用で削減効果がさらに高まる
・大気熱を電気の力で効率良くお湯を沸かす(給湯機能あり)
・発電機能なし、オール電化対応
・停電時の利用は可能だが、機能が制限される場合がある
初期費用約150万〜200万円約30万〜70万円
年間のランニングコスト約20万円約15万円
寿命約15~20年約10~15年
おすすめの人電気代とガス代の両方を削減したい、災害時に備えたいオール電化で給湯コストを節約したい

エネファームは発電機能があるため初期費用は高額になりますが、電気代とガス代の両方を削減できます。特に電気使用量が多い家庭では、月々の削減額が大きくなる傾向があります。

また、床暖房との併用で削減効果がさらに高まるため、暖房設備の導入予定がある場合は、長期的にはエネファームのほうがお得になるケースもあるでしょう。

一方、エコキュートは初期費用を抑えられ、投資回収期間も短い傾向があります。深夜電力を活用するため、電気代の削減効果は確実に見込めます。

熱効率が高く節約率も高いため、オール電化住宅で給湯コストを節約したい人におすすめの選択肢です。

エネファームとその他の給湯機器(エコジョーズ等)とのメリット・デメリット比較

給湯機器には、他にもエコジョーズやエコワンがあります。それぞれの違いは、以下のとおりです。

給湯機器特徴メリットデメリット
エネファームガスを燃料にして電気とお湯を同時に作る家庭用燃料電池・省エネ性が高く光熱費削減が見込める
・災害に強い
・初期費用が高い
・広い設置スペースが必要
・売電できず、ガス代がかかる
エコジョーズ従来では捨てていた排気熱を活用して効率良くお湯を沸かす潜熱回収型ガス給湯器・導入コストが安い
・広い設置スペースを必要としない
・大幅な節約が見込めないこともある
・発電できない
エコワンガスと電気の両方を駆使してお湯を沸かすタイプのハイブリッド型給湯器・ガスと電気のいいとこ取り
・省エネ性が高いうえ、お湯切れの心配もない
・エコジョーズやエコキュートより初期費用が高い
・発電できない

エコジョーズは40万円以下で導入できるケースが多く、エネファームやエコキュートなど他の省エネ型給湯器に比べてイニシャルコストがかかりません。

しかし、ヒートポンプを活用するエコキュートほどの大幅な節約は見込めず、発電機能も搭載されていないデメリットがあります。また、ドレン排水の工事も別途必要です。

一方、エコジョーズとエコキュートのいいとこ取りのエコワンは、エコキュートのようにヒートポンプを駆使して効率良くお湯を沸かせます。お湯切れの心配もなく、必要に応じてガスを使って瞬時にお湯を沸かすことも可能です。

ただし、エコワンはエコジョーズやエコキュートよりコストが高く、エコキュート同様に広い設置スペースが必要になります。また、エコジョーズ同様にドレン排水の処理が必要など、手間もかかるでしょう。

エネファームのデメリットが気になる人はミズテックに相談

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「エネファームのデメリットが気になり、エコキュートやエコジョーズも考えている」「できるだけ安く給湯器や発電機を導入したいけれど、どこに頼めばよいかわからない」などの悩みをおもちの場合、ぜひミズテックにご相談ください。

ミズテックは、従来型のガス給湯器に加え、エコジョーズやエコキュートなども提供しています。プロの目線で、ご家庭に適した機器の選定をお手伝いいたします。

メーカー直仕入れで余計なコストを削減しているため、以下のように相場より安い特別価格での提供が可能です。

ミズテック給湯器
参考:ミズテック公式サイト

自動お湯張り機能や自動洗浄機能も搭載されたハイスペックなフルオートタイプの製品でも、5〜6割引でのご提供が可能です。また、ミズテックは以下の強みもあります。

  • 交換と修理の両方に対応
  • 最短30分の駆けつけ訪問
  • 20,400件の実績を生かした高い技術力による施工

「給湯器選びをどこから始めればいいかわからない」という方は、お気軽にお問い合わせください。

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エネファームのデメリットに関してよくある質問

エネファームのデメリットに関して、よくある質問にお答えします。疑問の解消にお役立てください。

エネファームのデメリットは何ですか?

エネファームのデメリットとして、主に以下が挙げられます。

  • 導入コスト・初期費用が高い
  • 広い設置スペースが必要でマンションに不向き
  • 太陽光発電と異なり売電ができない
  • オール電化には対応できずガス代がかかる
  • 近隣と騒音問題に発展することもある
  • お湯が満タンのときは発電できない
  • 耐用年数の10年後には別途費用がかかってくる

とはいえ、エネファームには省エネ性が高く光熱費が抑えられる、災害対策になる、補助金制度が用意されているなどのメリットもあります

メリット・デメリットを踏まえたうえで、ご家庭に適した製品を選定することが大切です。

エネファームで得をするのはどのような人ですか?

エネファームで得をするのは、お湯をたくさん使う、都市ガスが使える、ガス温水式床暖房を使用しているといった家庭です。

導入に迷う場合には、プロに相談すると設置後の後悔を防げます。

エネファームはデメリットを踏まえて慎重に検討しましょう

エネファームはデメリットを踏まえて慎重に検討しましょう

エネファームの主なデメリットとしては、以下が挙げられます。

  • 導入コスト・初期費用が高い
  • 広い設置スペースが必要でマンションに不向き
  • 太陽光発電と異なり売電ができない
  • オール電化には対応できずガス代がかかる
  • 近隣と騒音問題に発展することもある
  • 湯が満タンのときは発電できない
  • 耐用年数の10年後には別途費用がかかってくる

エネファームは発電と給湯の両方が行える優れた設備ですが、コストが高い点がネックです。コストをより抑えて省エネ型給湯器を導入したい場合には、エコジョーズやエコキュートもおすすめです。

ミズテックでは、エコジョーズやエコキュートをはじめとした省エネ型給湯器も幅広く取り扱っています。エネファームのデメリットが気になる、他の機器のメリット・デメリットが気になるという場合には、ぜひお気軽にご相談ください。

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