給湯器のリモコンが故障?確認方法と故障時の対応方法を解説

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給湯器のリモコンの故障が疑われるときの確認ポイントと対処法

給湯器のリモコンの故障が疑われるときの確認ポイントと対処法

給湯器のリモコンは突如として「電源が入らない」、「液晶画面が表示されない」などのトラブルを発生させることがあります。

リモコンで操作できなければ給湯器は使えずお湯を出すことができません。
そんなトラブルに直面したとき、給湯器本体?リモコン?その他に問題が発生?と慌ててしまうのではないでしょうか?

この記事では、リモコンの故障が疑われる場合に、ご自身で確認できるポイントや交換する時の費用相場まで詳しくご紹介します。

リモコンの電源が入らなかったり、液晶画面が点滅したりすると、リモコン本体の故障が疑われます。
しかし原因を追究していくと、給湯器や配線、操作上の問題などリモコン本体以外の原因も少なくありません。

これからご紹介する各項目をチェックして、その原因を確認し、解決できることはご自身で対処してみて下さい。

エラーコードが表示されている

給湯器のリモコンに数字や数字とアルファベットの組み合わせが点滅(エラーコード表示)している場合は、給湯器やリモコンに何らかの異常をきたしていることを伝えるサインです。

リモコンの故障が疑われるエラーコードは「76」や「760」で、主にリモコンの通信に異常をきたしている可能性がある場合に表示されるコードです。ただし、エラーコードは多岐に渡って設定されているため、必ずしも上記のエラーコードが点滅表示されるとは限りません。

また、リモコンの機種にもよりますが「―:―」のようなバーが点滅しているときは、時計の設定が停電やリセット操作によって初期化された場合に表示され、エラーを示すものではありません。

上記の点滅表示が確認できる場合は、リモコンの説明書に従ってセットしてみてください。

■対処法
「76」や「760」が表示された場合は、業者に修理を依頼して点検してもらうしかありませんが、リモコンの一時的なシステム異常の場合は、リセットで改善される可能性があるため、まずは下記2通りのリセット操作を試して復旧を試みることも一つの手段です。

エラーリセットその1 給湯器リモコンのリセット

  1. 給湯器の運転を全て停止する
  2. リモコンの電源を「切」にする
  3. リモコンの電源を「入」にする
  4. エラーコードが液晶画面から消えていることを確認する
  5. エラーが点滅表示された時と同じ操作を行う(※1)

※1 例:お湯を出そうと思って蛇口を捻ったらエラーコードが点滅表示された場合は、お湯を出そうと思っていた蛇口を捻る

エラーリセットその2 給湯器電源プラグのリセット

給湯器電源プラグでのリセット方法は、安全上、以下の状況下においては絶対に行わないで下さい。

■ガス臭いにおいがするとき(危険性:引火の恐れ)
■雨が降っているとき(危険性:感電の恐れ)

  1. 給湯器電源プラグをコンセントから抜く
  2. 10秒ほど経過した後に電源プラグをコンセントへ差し込む
  3. 給湯器が停止した時と同じ操作を行う

上記2つのリセット操作で再びエラーコードが点滅表示した場合は業者に修理を依頼して下さい。

電源がONにならない

リモコンは給湯器本体から電源を取っているため、リモコンの電源がつかない場合は、給湯器本体やリモコン本体、リモコン配線の故障や異常が考えられますが、電源プラグの抜けや単に電源をOFFにしていただけなど、故障以外の原因も少なくありません。

そのため1つ1つ確認していくことが大切です。

確認事項① リモコンの電源がOFFになっていないか
給湯器の液晶画面に表示がなく、お湯側の蛇口を捻ってもお湯が出ない場合は、夜間などお湯を使用しない時間帯に一時的に電源をOFFにしたことが原因として考えられます。

■対処法
リモコンの電源をONにします。

確認事項② 電源プラグが抜けていないか
給湯器の電源プラグがコンセントから抜けていると、リモコン操作ができず給湯器を運転させることができません。
原因としては、電源プラグをコンセントに引っ掛けておらず(ロックしていない)自然に抜けたことや給湯器の点検業者が抜いたままにしていた、誰かのいたずらによって抜かれていたことが考えられます。

■対処法
電源プラグをコンセントに差し込み、プラグをロックして抜け止めを防止します。
◆豆知識
一般的に屋外のコンセントは、「防雨型コンセント」が設置されており、プラグが自然に抜けないように抜け止めを防止する機能を有しています。
しかし稀に、屋内で使用されているような抜け止め機能がないコンセントが屋外に設置されていることもあります。

確認事項③ ブレーカーが落ちていないか
給湯器の電源プラグを差し込んでいるコンセントは、ブレーカーがOFFの状態では電流が流れず、給湯器を運転させることができません。

一時的な過電流や漏電が原因として考えられます。
■対処法
ブレーカーをONにします。※通常ブレーカーは屋内に設置されています。

確認事項④ 落雷で安全装置が働いていないか
近隣の落雷によって一時的な過電流を遮断するために給湯器の安全装置が働く場合があります。
落雷による異常気象時は、安全装置が働いた可能性を疑ってみて下さい。

■対処法
給湯器電源プラグのリセット操作で復旧させます。
具体的な操作方法は、上述の章「エラーコードが表示されている」の対処法エラーリセットその2を参照して下さい。

またリセット操作で復旧しない場合は、給湯機器内部の電装基板などが故障している可能性が考えられます。その場合は業者に点検を依頼して下さい。

確認事項⑤ リモコン配線に不具合はないか
給湯器のリモコンは、給湯器本体とリモコンコードで繋がっており、経年によるネジの緩みや地震の揺れなどが原因でリモコンコードの抜け落ちや、端子接続部分の腐食で絶縁が発生するとリモコンの電源が入らない状態となります。

リモコンが2つ以上ある場合は、全てのリモコンも状況を確認して下さい。
一つでも正常に電源がONとなっていれば、不具合が発生しているリモコン配線、またはリモコン単体の故障が考えられます。
また全てのリモコンの電源がONとならない場合は、上記①~④の確認事項を実施し、それでも復旧しない場合は給湯器側の故障の可能性が考えられます。

■対処法
業者に点検を依頼することをおすすめします。
※ご自身による修理については後述の章「給湯器のリモコン修理はDIYできる?」を参照して下さい。

液晶画面がつかない(ついたりつかなかったりする)

リモコンの液晶画面がついたりつかなかったりする現象は大きく分けて「節電モード」にしている場合と「故障や配線異常」の2つが考えられます。

確認事項① リモコン表示を節電モード(セーブモード)にしていないか
リモコンを節電モードに設定している場合は、無駄な消費電力を抑えるために、最後にお湯を使用してから約10~25分後に液晶画面のみがOFFとなります。

■対処法
リモコンのスイッチを操作する、または再びお湯を使用することで液晶画面が表示されます。
◆豆知識
節電モードの場合は、電源はON(運転ランプが点灯)の状態となっています。

確認事項② 他のリモコンの液晶画面はついているか
考えられる原因や対処法は、上述した章「電源がONにならない」⇒確認事項⑤「リモコン配線に不具合はないか」を参照して下さい。

液晶画面が一部欠けている

画面の下半分や一部が欠けている場合は、液晶パネルの故障の可能性が高い症状です。
給湯器の使用に支障はありませんが、「温度」の部分が欠けると数字が読めなくなり、火傷の恐れがあります。

■対処法
業者による点検とリモコンの交換が必要です。

操作ボタンを押しても反応しない

経年劣化による基盤SW(スイッチ)の故障や基盤内のショートによる故障が考えられます。
基盤の一部が故障と診断された場合でも基盤ごと交換する、または新しいリモコンへ交換することが一般的です。

■対処法
業者による基盤交換や、リモコン本体の交換が必要です。

給湯器のリモコンの修理・交換が必要なときは?

給湯器のリモコンの修理・交換が必要なときは?

給湯器リモコンの修理は、メーカーの保証期間によって無償または有償での対応となります。
保証期間についてはお手元の保証書をご確認下さい。

またリモコンの修理や交換は、給湯器メーカーやガス会社などで対応しています。

修理・交換を依頼する場合はどこに依頼する?

リモコンの修理や交換を対応する業者は主に、「給湯器メーカー」「ガス会社」「ガス給湯器販売・工事業者」が挙げられます。

各業者の特徴やメリットを元に依頼されることをおすすめします。

給湯器の修理はどこにお願いするのが安い?交換と修理の判断基準

給湯器のリモコン修理はDIYできる?

結論から言うと、ご自身で修理はできるものの結果的に被害が拡大したり、費用が増えてしまうことがあり、おすすめする作業ではありません。

リモコンの配線作業は、電気設備技術基準に合った電気工事が必要であり、専門的な技術や知識、工具類が必要となるため安易な考えによる作業は禁物です。

確かにご自身で修理することで費用は安く済みます。

しかし台所リモコンの配線の状況を確認しようとリモコンを外したところ、リモコンケーブルを壁面内に落としてしまった、間違ってリモコンの配線を切断してしまったなどの理由によりご自身で手に負えなくなり、被害が拡大してから業者に相談されるケースは少なくないのです。

最新のリモコンに交換できる?

給湯器は対応するリモコンの機種が設定されています。
そのためリモコンが故障した場合は、同じリモコンを購入して交換する、またはお使いの給湯器に対応した別のリモコンへ交換する対応となります。

古い給湯器に最新のリモコンを接続しようとすると、基本的に新しいリモコンのプログラムが認識できないため、互換性がなく接続することができません。

但し、上記は基本的な考え方であり、中には新しいリモコンでも旧リモコンと同じプログラムで動くケースもあります。

リモコンの互換性については、給湯器メーカーに確認しておきましょう。

給湯器のリモコン修理にかかる費用は?

リモコンの修理費用は、部品代に出張費と修理代(技術料)が加算されます。

出張費は2,000~3,000円程度ですが、技術料は基本的に時間に比例するため、各ご家庭の現場状況によって異なります。

例えば交換が必要となった場合は、台所リモコンだけの交換であればリモコン代に出張費2,000~3,000円と技術料(工賃)3,000~5,000円程度が加算されます。浴室リモコンも交換となれば、リモコンの配線状況などによって高くなります。

給湯器の故障はミズテックにご相談ください!

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