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エネファームは10年後どうする?寿命・撤去費用と交換の選択肢を解説

エネファーム 10年後

発電を続けられる期間や、発電が停止した後も給湯などを使い続けるための条件は、メーカー・機種によって異なります。パナソニックは、定期メンテナンス・総点検を受けていれば最長20年まで使用できると案内しています(出典:パナソニック「よくあるご質問」)。

発電を続けるには、メーカー・機種ごとに定められた時期に点検を受ける必要があります。パナソニック製の目安は、定期メンテナンスの1回目が通電開始から約10年後(約5年の機種もあります)、総点検が約12年後(使用状況によっては10~12年の間)です。そのうえで、この後の選択肢として、以下を検討しましょう。

10年後の選択肢メリットとデメリット
新しいエネファームへの買い替え最新モデルへの買い替えで、より高効率な発電や省エネ性能を得られるが、当社掲載の参考価格(商品本体と標準工事費の合計)で110万円の費用がかかる
他の給湯器への交換エネファームと比べ初期費用を抑えられるが、給湯器によっては専用工事が必要だったり、湯切れの心配があったりする
発電停止したまま給湯器として使用継続買い替えの費用はかからないが、発電による電気代削減効果が得られなくなる。機種によっては、メンテナンスを受けずに使い続けると電気ヒーターでお湯をつくるため電気料金が高くなる場合や、発電ユニット内の水質劣化を防ぐ処置(有償)が必要な場合がある

本記事では、エネファームの10年後の現実から故障した場合の手順、その後の選択肢、交換・撤去にかかる費用目安まで徹底解説します。

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エネファーム10年後の現実

エネファーム10年後の現実

発電を続けられる期間や、発電が停止した後も給湯などを使い続けるための条件は、メーカー・機種によって異なります。発電を続けるには、メーカー・機種ごとに定められた時期に点検を受ける必要があります。

パナソニック製のエネファームを使用するうえでは、「定期メンテナンス(1回目は約10年後。約5年の機種もあります)と総点検(約12年後。使用状況によっては10~12年の間)」と「20年後の発電停止」が主なポイントです。保証の期間と内容は、機種や購入先によって異なります。

パナソニック製の燃料電池ユニットは通電開始から20年で停止

パナソニックは、定期メンテナンス・総点検を受けていればエネファームを最長20年まで使用できると案内しています。通電開始から20年を経過すると、燃料電池ユニットの運転は完全に停止します(出典:パナソニック「よくあるご質問」)。

とはいえ、必ずしも20年間使い続けられるわけではありません。発電ユニットが停止する時期や、その後も使い続けるための条件は、メーカーや機種によって異なります。アイシンのエネファームtype S(26モデル大阪ガス向け)の取扱説明書では、発電ユニットは機器への通電開始から12.5年経過後に停止します。発電ユニットを引き続き使用するには点検と定期交換部品などの交換(有償)が必要で、発電を利用せずに熱源機の機能(お湯・おふろ・暖房)だけを使い続ける場合は、発電ユニット内の水質劣化を防ぐ処置(有償)が必要とされています(出典:アイシン「エネファーム type S 燃料電池発電ユニット 取扱説明書(26モデル大阪ガス向け)」の「発電ユニットの点検」)。

パナソニック製は、20年を経過すると燃料電池ユニットの運転が完全に停止するため、その後も発電機能を使いたい場合は買い替えを検討することになります。

パナソニック製は、20年を経過した後も、貯湯ユニットが継続使用可能な状態であれば給湯・暖房・ふろを使用できます。ただし、大容量貯湯モデルは20年を経過すると貯湯ユニットも停止します(出典:パナソニック「よくあるご質問」)。

発電を続けるには、メーカーが定める時期に点検を受ける必要がある

エネファームを使い続けるうえでは、発電が停止する時期だけでなく、メーカー・機種ごとに定められた点検の時期も重要です。

エネファームは、燃料ガスから水素を取り出し、その水素と空気中の酸素を反応させて発電します(出典:アイシン「お問い合わせ・よくあるご質問」)。継続して発電を行うためには、メーカー・機種ごとに定められた点検が必要です。

パナソニック製の定期メンテナンスは、1回目が通電開始から約10年(約5年の機種もあります)、2回目以降は約5年ごとが目安で、時期は使用状況によって変わります。継続して使用する場合の総点検は、通電開始から約12年後(使用状況によっては10~12年の間)です(出典:パナソニック「よくあるご質問」)。

同じ案内では、既定の期間内にメンテナンスを受けないと燃料電池ユニットは運転を停止しますが、給湯・暖房・ふろは使用できるとしています。点検の時期が近づくとリモコンの表示で知らせる機種があり、静岡ガスの案内では、定期点検の時期が近づいたことを知らせる表示から約1か月、総点検の時期が近づいたことを知らせる表示から約6か月は、通常どおり使用できます(出典:静岡ガス「エネファーム・エコウィルのエラー表示について」)。

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保証期間は機種や購入先で異なり、保証終了後の点検・修理は有償になる場合がある

点検・修理が無償になる期間と範囲は、メーカーの保証やガス会社・販売店の保証制度によって異なります。例えば、東京ガスは、パナソニック製エネファーム(戸建用)のメーカー10年保証について、2023年度モデルの保証の図とともに次のように案内しています。保証期間中は、対象機器の故障時の修理費用と定期点検費用が無償です。保証開始日は原則として設備の引渡し日で、引渡しから1年を過ぎてガスを新規開栓した場合は、保証期間が10年より短くなります。別置型の熱源機・端末類、配管設備、電源線・信号線は、メーカー10年保証の対象外です。長期間継続して使うための点検(設置後約10年以降に発生)は保証の対象外で、有償の目安金額(税抜)は、継続使用点検が約5万円/回、定期点検が約10万円/回です。実施時期・回数は運転状況によって異なります(出典:東京ガス「パナソニック製の主な特長」)。

東京ガスの案内では、京セラ製(2022年度)には最長12年のメーカー保証があり(対象は燃料電池発電ユニットのみ)、保証期間の終了後も使い続ける場合は有償の点検が必要です(出典:東京ガス「京セラ製の主な特長」)。保証の期間と内容は、保証書や購入先で確認してください。

東京ガスは、パナソニック製エネファーム(戸建用)について、保証期間終了後の故障修理は利用者の負担で、高額部品が故障したときには数万円~数十万円の費用が発生することがあるとしています(出典:東京ガス「パナソニック製の主な特長」)。必要な作業と見積額を確認し、使い続ける場合と交換する場合を比べて判断してください。

保証期間の終了後も発電を続ける場合は、メーカー・機種ごとに定められた点検を受ける必要があります。

依頼先にお悩みの場合には、ぜひミズテックにご相談ください。

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エネファームが10年後に故障した場合の手順

エネファームが10年後に故障した場合の手順

エネファームが10年後以降、故障してしまった場合には、以下の手順で対処しましょう。

  1. 故障の症状と使用年数を確認する
  2. ガス会社のサポートまたは専門業者に連絡する
  3. 修理工事または交換工事を受ける

故障の症状と使用年数を確認する

エネファームが故障した際にはまず、故障の症状と使用年数を確認しましょう。

修理・交換工事の内容は、「水漏れ」「発電停止」など故障の症状によっても異なります。

また、何年使用しているかをチェックすることで、修理ではなく交換が必要かを見極めやすくなります。保証期間内であれば、保証の内容に応じて無償で修理や点検を受けられる場合があります。保証の期間と内容は機種や購入先によって異なるため、保証書で確認してください。

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ガス会社のサポートまたは専門業者に連絡する

エネファームが故障した、あるいは寿命を迎えた際にはガス会社または専門業者に連絡をしてください。保証期間内であればガス会社のサポートを受けてお得に修理工事を受けることもできるでしょう。

すでに10年以上使用しており交換をしたい場合であれば、専門業者に依頼したほうがお得に他機器に交換できるケースもあります。

状況に応じて最適な依頼先を選び、次のステップに移ってください。

修理工事または交換工事を受ける

最後に、修理工事または交換工事を受けましょう。

工事日には、立ち会う必要があります。スケジュールを確認し、確実に立ち会える日を指定するのがおすすめです。

また、工事内容および保証内容に応じて、支払うべき金額は異なります。見積もり時とは金額が変動することもあるため、あらかじめ理解しておきましょう。

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エネファーム10年後の選択肢

エネファームを設置してから約10年後は、機種によって点検や保証期間の終了を迎える時期です。この時点で、以下3つの選択肢があります。

それぞれのメリット・デメリットを踏まえて、検討しましょう。

新しいエネファームへの買い替え

10年後に再びエネファームを選ぶと、最新モデルへの買い替えで、より高効率な発電や省エネ性能を得られるメリットがあります。

メリットデメリット
・最新の省エネ技術搭載と発電効率の向上
・補助金制度の活用可能性
・環境負荷の低減
・高額な初期費用発生
・旧型の撤去、処分費用が別途必要
・買い替えのための工事期間中は給湯、発電不可

エネファームへの買い替えについて、ミズテックが掲載しているエネファームへの交換の参考価格(商品本体と標準工事費の合計)は110万円です(出典:ミズテック「ハイブリッド給湯器」に掲載している参考価格。一般的な交換費用の相場に基づく値で、2026年9月24日に確認しました。機種・設置条件によって変わるため、実際の金額は見積りで確認してください)。ただし、国の補助金制度を利用できる場合もあり、実質負担額を抑えられる可能性があります。メーカーや機種によって受注状況が異なるため、購入前にガス事業者へ確認してください。

環境への配慮や光熱費削減を重視する家庭は、引き続きエネファームを選ぶと長期的なメリットが期待できるでしょう。

他の給湯器(エコジョーズ、エコキュート)への交換

交換にかかるコストを抑えたいのであれば、エネファームではなくエコキュートやガス給湯器など、他の給湯器に変えてしまうのも一つの方法です。

交換先メリットデメリット
エコジョーズ(ガス給湯器)・ガス代節約とCO2排出量の削減
・お湯切れの心配がない
・飲み水として利用できる
・ガスの使用量が少ないと節約にならない
・専用工事が必要
エコキュート・光熱費の節約
・CO2排出が少なくエコ
・非常用水としての災害時の備え
・湯切れの心配がある
・運転音が気になることもある
・ガス給湯器よりサイズが大きい

ミズテックおすすめの給湯器を3つ紹介します。

商品名価格(税込・標準工事費込み/2026年9月24日時点の当社掲載価格)特徴
リンナイ ガス給湯器 RUF-A2405AW(C) フルオートタイプ174,261円・マイクロバブル機能搭載
・リンナイアプリで外出先からも操作可能
・フルオートタイプ(自動たし湯、自動沸き上げ、配管自動洗浄)
ノーリツ ガス給湯器 GT-2470SAW-T BL オ-トタイプ159,593円・32℃や35℃の低温給湯が可能
・自動配管クリーン機能搭載
日立 エコキュート BHP-ZA37WU356,549円・お湯が冷めにくい「ウレタンク」で高い省エネ性
・貯湯ユニットは剛性が高く耐震クラスS
・インテリジェント制御で1週間の使用湯量を元に沸き上げ量を調節可能

※いずれも工事費・保証込

エネファームではなく、ガス給湯器(フルオート、オートタイプ)とエコキュートにした場合、商品代金と工事費用に無料10年保証を含めても大きくコストを下げられます。

以下の記事も参考にしてください。

エコキュートとは?給湯器との違い、仕組み、メリット・デメリットを解説 エコキュートとは?給湯器との違い、仕組み、メリット・デメリットを解説 エコジョーズの特徴3つ エコジョーズとは?普通の給湯器との違いとデメリット4つ

発電停止したまま給湯器として使用継続

燃料電池ユニットの発電が停止しても、機種によっては給湯器として使い続けられます。パナソニック製は、既定の期間内にメンテナンスを受けずに燃料電池ユニットが停止した場合も給湯・暖房・ふろを使用でき、通電開始から20年を経過した後も、貯湯ユニットが継続使用可能な状態であれば使用できます(大容量貯湯モデルは20年を経過すると貯湯ユニットも停止します)。ただし、一部の機種は電気を使ってヒーターでお湯をつくるため、メンテナンスを受けずに使い続けると電気料金が高くなります(出典:パナソニック「よくあるご質問」)。

アイシンのエネファームtype S(26モデル大阪ガス向け)の取扱説明書では、発電を利用せずに熱源機の機能(お湯・おふろ・暖房)だけを使い続ける場合、発電ユニット内の水質劣化を防ぐ処置(有償)が必要とされています(出典:アイシン「エネファーム type S 燃料電池発電ユニット 取扱説明書(26モデル大阪ガス向け)」の「発電ユニットの点検」)。

メリットデメリット
・新たに給湯器を購入する費用が不要
・慣れた操作性で継続して使用できる
・買い替えの予算が貯まるまでの猶予ができる
・発電による電気代削減効果が得られなくなる
・機種によっては、メンテナンスを受けずに使い続けると電気ヒーターでお湯をつくるため電気料金が高くなる
・機種によっては、発電ユニット内の水質劣化を防ぐ処置(有償)が必要になる
・修理に使う部品の保有期間に限りがある(パナソニック製の燃料電池ユニットと貯湯ユニットの補修用性能部品は製造打ち切り後12年)

状況判断をしながら、当面は給湯器として使い続け、余裕ができたときに買い替えを検討する選択肢も賢明です。

エネファームの交換・撤去にかかる費用目安

エネファームの交換・撤去にかかる費用目安

エネファームの撤去費用の目安は、今回確認した公開ページでは確認できませんでした。撤去する機器の設置状況や搬出の条件で変わるため、見積りで確認してください。

また、エネファームに買い替えるとなると、一般的に従来型の給湯器と比較して初期費用が高くなります。

メーカー別の本体価格の目安の金額は、今回確認した公開ページでは確認できませんでした。ミズテックが掲載している交換の参考価格は次のとおりです。なお、京セラは家庭用燃料電池「エネファームミニ」の販売を2025年12月末で終了しています(出典:京セラ「家庭用燃料電池『エネファームミニ』販売終了について」)。

項目確認できた内容
ミズテック掲載の交換の参考価格110万円(商品本体と標準工事費の合計。2026年9月24日確認)
メーカー別の本体価格今回確認した公開ページでは確認できなかったため、見積りで確認

交換費用は、別の給湯器へ変更したほうが大きく抑えられます。例えば、ミズテックが掲載しているエコキュートの交換費用の合計目安は421,708円(税込・補助金適用前)です(出典:ミズテック「エコキュート」に掲載している交換費用の合計目安。税込・補助金適用前で、商品本体・工事費・リモコン・脚部カバーを含みます。2026年9月24日に確認しました)。同ページは取付工事費について「撤去・設置・配管・電気工事まで一律価格」としていますが、エネファームからの交換で必要な工事が標準の範囲に収まるかは設置条件によって異なるため、総額は見積りで確認してください。

以下の記事も参考にしてください。

エネファームの費用はいくら?交換の参考価格とガス代が高くなる状況

エネファームをガス給湯器やエコキュートなどに変更されることを検討中なら、ぜひミズテックにご相談ください。

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使える可能性のある補助金制度

エネファームの交換にかかるコストは、補助金制度の利用で抑えられます。

エネファームの場合、「給湯省エネ2026事業」の補助額は17万円/台です。補助を受けるには、給湯省エネ事業者と契約して対象機種を導入するなどの要件があります。対象は着工日(リフォームは対象機器の設置工事の着手日)が2025年11月28日以降のもので、交付申請の受付は予算上限に達し次第終了します(遅くとも2026年12月31日まで)。要件と受付状況は給湯省エネ2026事業の公式サイトで確認してください。

対象機種補助金額
ヒートポンプ給湯器(エコキュート)7万円(性能加算を含めて最大10万円)
ハイブリッド給湯器10万円(性能加算を含めて最大12万円)
家庭用燃料電池(エネファーム)17万円

参考:給湯省エネ2026事業(令和7年度補正予算「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」)について

「給湯省エネ2026事業」は予算上限に達した時点で申請受付終了となります。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

給湯省エネ2026事業とは|補助額7万〜17万円と対象機器・申請方法

エネファームが寿命・購入から10年後を迎えたらミズテックへご連絡ください

ミズテック

エネファーム10年後を迎えたら、ミズテックへご連絡ください。LINEからでもお申込みができ、24時間365日いつでも点検や交換などのご相談を受け付けています。

スピーディな対応もミズテックの強みです。最短でお申込みの当日に対応もできます。

専門資格をもった経験豊富なスタッフが、幅広い知識と高い技術で安心の施工をお届けします。

また、メーカー直接一括仕入れのため、大量仕入れによってお得にお客様にご提供いたします。

エネファームの総点検の時期や寿命が近づいてきた際には、ぜひ一度ミズテックへご連絡ください!

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10年後以降もエネファームを使えるようにするためにできること

10年後以降もエネファームを使えるようにするためにできること

10年後以降もエネファームを使えるようにするためのポイントは以下のとおりです。

機器の周りや排気口・配管の状態を確認する

安全に使用するため、日頃から機器の状態を確認してください。

パナソニック ホームズの住まいのお手入れの案内では、次のような点を確認するよう案内しています(出典:パナソニック ホームズ「給湯設備 エネファーム」(住まいのお手入れ))。

  • 排気口や給気口、換気口がほこりなどでふさがっていないか
  • 機器や配管から水漏れがないか
  • 機器の周りに燃えやすいものを置いていないか
  • 機器の外装の下部周辺などにサビや穴開きがないか

同じ案内では、異常があれば工事店、メンテナンス店、ガス事業者に相談するよう案内しています。

確認する項目は機種によって異なるため、取扱説明書もあわせて確認してください。

日頃のお手入れを行う

メーカー・機種ごとに定められた点検とは別に、日頃のお手入れを行うことも大切です。

お手入れの方法は機種によって異なるため、取扱説明書で確認してください。

具体的には、以下のようなお手入れを行うと良いでしょう。

  • 定期的な掃除
  • 凍結防止対策
  • 水漏れがないかの目視
  • 水抜き対策

なお、水抜きや貯湯タンクの洗浄の手順は、メーカー・機種によって異なります。例えば、アイシンのエネファームtype S(26モデル大阪ガス向け)の取扱説明書では、1年に1回程度、発電ユニット内の貯湯タンクを洗浄するよう案内しており、やけど防止のためにタンク内の水温を冷却する手順などが含まれます(出典:同じ取扱説明書の「貯湯タンクの洗浄」)。

また、パナソニック ホームズの案内では、エネファームの貯湯タンクのお湯(水)を取り出すとき、最初は水でも途中から高温のお湯(最高で80℃)が出ることがあるとしています(出典:パナソニック ホームズ「給湯設備 エネファーム」(住まいのお手入れ))。作業の前に、お使いの機種の取扱説明書で手順と注意事項を確認し、分からない場合は購入先の販売店やガス事業者に相談してください。

メーカー・機種ごとに定められた点検を期限内に受ける

エネファームで発電を続けるためには、メーカー・機種ごとに定められた点検や部品交換を期限内に受けるようにしましょう。

点検が必要な時期は、メーカーや機種によって異なります。パナソニック製は、継続して使用する場合、通電開始から約12年後(使用状況によっては10~12年の間)に総点検が必要です(出典:パナソニック「よくあるご質問」)。

リモコンに点検のお知らせが表示されたら、購入先の販売店やガス事業者などに点検を依頼してください。

パナソニック製は、定期メンテナンス・総点検を受けていれば、通電開始から20年まで使用できます。

パナソニック製は、既定の期間内にメンテナンスを受けないと燃料電池ユニットが運転を停止します。給湯・暖房・ふろは使用できますが、一部の機種は電気を使ってヒーターでお湯をつくるため、メンテナンスを受けずに使い続けると電気料金が高くなります。

販売店やガス事業者などによる点検を受け、必要に応じて部品交換や修理も行いましょう。

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エネファームの10年後に関してよくある質問

エネファームの10年後に関してよくある質問

最後に、エネファームの10年後に関してよくある質問をチェックしましょう。

エネファームは10年後そのままにしておくとどうなる?

パナソニック製は、既定の期間内にメンテナンスを受けないと燃料電池ユニットが停止し、発電できなくなります。アイシンのエネファームtype S(26モデル大阪ガス向け)の取扱説明書では、発電ユニットは機器への通電開始から12.5年経過後に停止します。発電ユニットを引き続き使用するには点検と定期交換部品などの交換(有償)が必要で、発電を利用せずに熱源機の機能(お湯・おふろ・暖房)だけを使い続ける場合は、発電ユニット内の水質劣化を防ぐ処置(有償)が必要とされています。

パナソニック製は、その後も給湯・暖房・ふろを使用できますが、発電による電気代の削減はなくなります。一部の機種は電気を使ってヒーターでお湯をつくるため、メンテナンスを受けずに使い続けると電気料金が高くなります。

点検のお知らせが表示されたら、取扱説明書を確認し、購入先の販売店やガス事業者などへ点検を依頼してください。

エネファームは10年後にどうしたらいい?

エネファーム設置から約10年後は、点検の時期と保証期間を確認しましょう。パナソニック製の目安は、定期メンテナンスの1回目が通電開始から約10年後(約5年の機種もあります)、総点検が約12年後(使用状況によっては10~12年の間)です。

発電が停止した場合は、給湯器として使い続ける、エネファームに買い替える、他の給湯器に交換するという選択肢があります。給湯器として使い続けられるかどうかと必要な処置は、機種や停止した理由によって異なります。

別の給湯器へ変更すると、交換費用を大きく抑えることが可能です。

発電機能停止後に給湯機能のみを使うことは可能?

パナソニック製は、燃料電池ユニットが停止した後も給湯・暖房・ふろを使用できると案内しています。既定の期間内にメンテナンスを受けずに停止した場合と、通電開始から20年を経過して停止した場合(貯湯ユニットが継続使用可能な状態であること)が該当し、大容量貯湯モデルは20年を経過すると貯湯ユニットも停止します(出典:パナソニック「よくあるご質問」)。アイシンのエネファームtype S(26モデル大阪ガス向け)の取扱説明書では、発電を利用せずに熱源機の機能(お湯・おふろ・暖房)だけを使い続ける場合、発電ユニット内の水質劣化を防ぐ処置(有償)が必要とされています(出典:アイシン「エネファーム type S 燃料電池発電ユニット 取扱説明書(26モデル大阪ガス向け)」の「発電ユニットの点検」)。

給湯・暖房・ふろを使い続けられるかどうかと、必要な点検や処置は、機種や停止した理由によって異なるため、販売店やガス事業者に確認してください。

使い続けられない場合や交換が必要な場合は、新しい給湯設備への交換を検討してください。

アイシン・パナソニック各社のエネファームの寿命は?

パナソニックは、定期メンテナンス・総点検を受けていれば最長20年まで使用できると案内しています(出典:パナソニック「よくあるご質問」)。アイシンのエネファームtype S(26モデル大阪ガス向け)の取扱説明書では、発電ユニットは機器への通電開始から12.5年経過後に停止します。発電ユニットを引き続き使用するには点検と定期交換部品などの交換(有償)が必要で、発電を利用せずに熱源機の機能だけを使い続ける場合は、発電ユニット内の水質劣化を防ぐ処置(有償)が必要とされています(出典:アイシン「エネファーム type S 燃料電池発電ユニット 取扱説明書(26モデル大阪ガス向け)」の「発電ユニットの点検」)。エネファームtype Sの2020年度機(2020年4月発売)は、発電ユニットの耐久年数が従来の10年から12年に延長されています(出典:Daigasグループ「エネファームtype S 最新機種(2020年度機)の開発経緯」)。

発電ユニットが停止する時期や使い続けるための条件は、メーカー・機種によって異なります。点検の時期も機種や使用状況によって異なるため、取扱説明書に従って点検を受けてください。

なお、保証の期間と内容は機種や購入先によって異なります。東京ガスの案内(2023年度モデルの保証の図を掲載)では、パナソニック製(戸建用)のメーカー10年保証は、保証期間中の対象機器の故障時の修理費用と定期点検費用が無償で、別置型の熱源機・端末類、配管設備、電源線・信号線は対象外です。京セラ製(2022年度)の最長12年のメーカー保証は、燃料電池発電ユニットだけが対象です(出典:東京ガス「パナソニック製の主な特長」、東京ガス「京セラ製の主な特長」)。

総点検を実施するタイミングはどこでわかる?

パナソニック製の総点検は、継続して使用する場合、通電開始から約12年後(使用状況によっては10~12年の間)が目安です(出典:パナソニック「よくあるご質問」)。

点検の時期が近づくと、リモコンの表示で知らせる機種があります。静岡ガスの案内では、総点検の時期が近づいたことを知らせる表示(069・06F0)が出てから約6か月は、通常どおり使用できます(出典:静岡ガス「エネファーム・エコウィルのエラー表示について」)。

同じ案内では、総点検の期限(079・07F0)になると発電は停止しますが、お湯は使用できるとしています。

表示の内容や時期は機種によって異なるため、お知らせが表示されたら、早めに購入先の販売店やガス事業者などへ点検を依頼しましょう。

点検表示がついた場合の消し方は?

静岡ガスの案内では、リモコンに「点検」の表示が点滅したら、リモコンの下部の「確定」ボタンを押し、表示されるコードを確認します。静岡ガスが案内している点検のお知らせのコードは次のとおりです。コードは機種によって異なるため、取扱説明書でも確認してください。

エラーコード内容
04F・D0F
D2F・D4F
定期点検の時期が近づいたお知らせ(表示から約1か月は通常どおり使用できる)
05F・D1F
D3F・D5F
定期点検の期限(発電は停止しているが、お湯は使用できる)
069
06F0
総点検の時期が近づいたお知らせ(表示から約6か月は通常どおり使用できる)
079
07F0
総点検の期限(発電は停止しているが、お湯は使用できる)

静岡ガスは、これらのコードが表示されたときは同社のお客さまコンタクトセンターへ電話し、リモコンに表示されたコードと表示が出始めた時期(わかる範囲で)を伝えるよう案内しています。ほかのガス事業者や機種の場合は、取扱説明書に記載された窓口へ連絡してください。

エネファームの10年後についてよくあるご質問

エネファームは10年後どうなりますか?

発電を続けられる期間や、発電が停止した後も給湯などを使い続けるための条件はメーカー・機種によって異なり、パナソニックは定期メンテナンス・総点検を受けていれば最長20年まで使用できると案内しています。パナソニック製の目安は、定期メンテナンスの1回目が通電開始から約10年後(約5年の機種もあります)、総点検が約12年後(使用状況によっては10~12年の間)です。保証の期間と内容は機種や購入先によって異なり、保証終了後の点検・修理は有償になる場合があります。継続して使う、エネファームに買い替える、他の給湯設備へ交換するという選択肢があります。

エネファームの撤去にはいくらかかりますか?

撤去だけを行う場合と、別の給湯設備への交換とあわせて行う場合で変わります。交換とあわせたほうが、工事が一度で済むため総額を抑えやすくなります。設置場所や配管の状況によって費用が変わるため、現地確認のうえでのお見積もりになります。

10年を過ぎても使い続けられますか?

使い続けられる場合もあります。パナソニックは、定期メンテナンス・総点検を受けていれば最長20年まで使用できると案内しています。ただし、保証期間が終了したあとや保証の対象外の点検・部品交換は、費用が自己負担になる場合があります。必要な点検・修理の内容と見積額を確認し、交換する場合の費用と比べて判断してください。

エネファームから交換する場合、補助金は使えますか?

要件を満たす場合は、国の給湯省エネ2026事業の補助対象になります。1台あたりの補助額は、エネファームが17万円、エコキュートが基本額7万円(性能加算の要件を満たすと3万円を加算)、ハイブリッド給湯機が基本額10万円(性能加算の要件を満たすと2万円を加算)です。住宅の所有者等が給湯省エネ事業者と契約して対象機器を導入することなどが要件で、申請は給湯省エネ事業者が行います。予算の上限に達すると受付が終了します。

エコキュートに交換すると光熱費は下がりますか?

下がるかどうかは、電気・ガスの料金プランや、お湯と電気の使用量、エネファームの発電量によって変わります。直近1年分の使用量と料金をもとに、交換前後の年間光熱費を同じ条件で試算して比べてください。オール電化にするかどうか、ガス設備を残すかどうかでも総額は変わります。

ハウスメーカーの住宅に設置されたエネファームでも交換できますか?

できます。設置されている機種と配管の状況を確認したうえでの工事になります。住宅の保証やアフターサービスの条件が定められている場合があるため、事前に契約内容をご確認ください。

10年後も長く使うためにできることはありますか?

メーカー・機種ごとに定められた時期に点検を受けることと、異音や表示の異常を放置しないことです。異常があれば、取扱説明書を確認し、販売店やガス事業者に相談してください。

交換のタイミングはいつが良いですか?

故障してから慌てて選ぶより、10年が近づいた時点で検討を始めるほうが選択肢が広がります。補助金には予算の上限があり、繁忙期は工事の日程も取りにくくなります。

エネファームの10年後には家庭状況に最適な選択をしよう

エネファームの10年後には家庭状況に最適な選択をしよう

エネファームの寿命に関してまとめると、以下のようになります。

  • 発電停止までの期間はメーカー・機種で異なる(パナソニックは点検を受けていれば最長20年)
  • 保証の期間と内容は機種や購入先で異なる
  • パナソニック製は定期メンテナンス(1回目は約10年後。約5年の機種もあります)と総点検(約12年後。使用状況によっては10~12年の間)が必要
  • 発電を続けるには、メーカー・機種ごとに定められた時期の点検が必要

エネファームで10年後以降も発電を続けるには、メーカー・機種ごとに定められた時期に点検や必要な部品交換を受ける必要があります。

万が一故障した場合や寿命を迎えた場合には、エコジョーズやエコキュートなどの他機器に買い替えるほうがお得なケースもあります。

ミズテックでは、エコジョーズやエコキュートを含めてエネファームからの買い替えに幅広く対応しています。給湯設備の故障や修理にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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