「二世帯住宅はエコキュート1台で足りる?そもそもエコキュートはおすすめ?」
二世帯住宅への引越しを前に、エコキュートの導入を検討している方も多いでしょう。
人数が増える二世帯住宅ではエコキュート1台で足りるのか、そもそも二世帯住宅にエコキュートは向いているのかなど、疑問は多いはずです。
この記事では、二世帯住宅でエコキュートを導入する場合、何台必要なのかやメリット・デメリットを詳しく解説します。
さらに、二世帯住宅に適したエコキュートの選び方も紹介します。
この記事が、二世帯住宅での給湯器選びに悩んでいる方のお役に立てば幸いです。
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メーカー共通の対処手順や基礎知識は「エコキュートとは?給湯器との違い、仕組み、メリット・デメリットを解説」で解説しています。
二世帯住宅はエコキュート1台で足りる?
結論から述べると、二世帯住宅でエコキュート1台で足りるケースもあれば足りないケースもあります。
二世帯住宅であっても、家族の人数が4〜5人であれば460Lのエコキュート1台で十分です。
特に、1つの浴槽を共有で使う場合や高機能にこだわらない場合は、1台で足りるケースが多いです。
ただし、浴槽の数が二つ以上の場合や、機能や支払いに関してこだわりがあるという場合には、2台あった方が無難と言えます。
二世帯住宅でエコキュートを導入する際には、1台で足りるのか2台で足りるのかを、あらかじめ確認しましょう。
2台導入する場合にはその分費用も高くなりますが、1台で足りない場合には工事後に後悔する恐れもあります。
プロの業者と相談しながら、ご自身の家族に合った台数や機種を選びましょう。
二世帯住宅でエコキュートが2台必要なケース

二世帯住宅でエコキュートが2台必要なケースは、下記の通りです。
浴槽が2つで追い焚きを使いたい場合
二世帯住宅において浴槽が2つあり、それぞれの浴槽で追い焚き機能などを使いたい場合には、エコキュートが2台必要です。
1台のエコキュートから2つの浴槽に給湯すること自体は可能ですが、自動湯はりや追い焚きなどの機能を使えるのは、1つの浴槽のみです。
そのため、浴槽が2つでエコキュートが1台の場合、どちらか一方の浴槽に対する機能を諦める必要があります。
このように、浴槽が2つありそれぞれでエコキュートの機能をフルに使いたい場合は、エコキュートが2台必要です。
ただし、浴槽つきのお風呂は1つでシャワールームが別にある場合では、1台で十分なケースもあります。
二世帯住宅でエコキュートを導入する際には、浴槽の数と家族がどのようにお風呂を使いたいかを確認しましょう。
世帯で電気代の支払いを分けたい場合
世帯別に電気代の支払いを分けたい場合にも、エコキュートは2台必要です。
二世帯住宅に住む上で、光熱費などの支払いは親世代と子世代で分けたいという家庭も多いでしょう。
その場合には、まず、電気メーターおよびエコキュートを2つずつ設置する必要があります。
ただし、二世帯分の基本料金を支払うというデメリットも考慮しておきましょう。
エコキュート使用のオール電化二世帯住宅の電気代は?
エコキュートを導入し、オール電化の二世帯住宅に住むことを考えている人も多いでしょう。
給湯にかかる電気代のめやすとしては、パナソニックが同社調べの条件で試算したランニングコストのめやす(東京電力エナジーパートナーエリア)では、エコキュートの年間の電気代は約36,000円で、従来型ガス給湯器(都市ガス)との年間の差額は約28,800円(エコキュートの方が低い)と見込まれています(出典:パナソニック「給湯のランニングコスト」)。試算の条件は、東京地区、エコキュートはHE-JPU37NQS(「おまかせ節約」モード)、給湯負荷は日本産業規格JIS C 9220の年間給湯保温モード熱量、電気料金は東京電力エナジーパートナー「スマートライフL」(燃料費調整額と基本料金を含まない)、ガス料金は東京ガスの従量料金単価136.07円/m³(税込・2026年3月時点)です。比較する従来型ガス給湯器は熱効率82.5%の機種で、機器の購入費や設置工事費は含みません。
二世帯住宅では世帯人数・お湯の使用量・契約する料金プランで電気代が変わるため、実際の金額は使用状況に応じて確認してください。
エコキュートを使用している場合、給湯にかかる電気の使用量はヒーター式の電気温水器と比べて約1/3とされています(出典:三菱電機「エコキュートとは?」)。
そのため、トータルの電気代も相場より節約できるケースも多いです。
ただしエコキュートは本体価格が高く、家族人数が4人以上の場合50~60万円程度の初期費用がかかります。エコキュートの台数が多い場合や、高機能製品を選ぶ場合には、さらに初期費用がかさむでしょう。
エコキュートを購入する際には、上記のような電気代や初期費用の特徴も踏まえて、家族とよく話し合うことが重要です。
二世帯住宅でエコキュートを使うメリット3選

二世帯住宅にエコキュートを導入するか迷っている方は、エコキュートを使うメリットを知っておくべきです。
エコキュートの主なメリット3点をご紹介します。
光熱費を削減できる
二世帯住宅でエコキュートを使うメリットとしてはまず、光熱費を削減できることが挙げられます。
エコキュートは電気料金の安い夜間にお湯を作るため、他の給湯器に比べて光熱費を抑えられます。パナソニックが同社調べの条件で試算したランニングコストのめやす(東京電力エナジーパートナーエリア)では、エコキュートの年間の電気代は約36,000円で、従来型ガス給湯器(都市ガス)との年間の差額は約28,800円(エコキュートの方が低い)と見込まれています(出典:パナソニック「給湯のランニングコスト」)。試算の条件は、東京地区、エコキュートはHE-JPU37NQS(「おまかせ節約」モード)、給湯負荷は日本産業規格JIS C 9220の年間給湯保温モード熱量、電気料金は東京電力エナジーパートナー「スマートライフL」(燃料費調整額と基本料金を含まない)、ガス料金は東京ガスの従量料金単価136.07円/m³(税込・2026年3月時点)です。比較する従来型ガス給湯器は熱効率82.5%の機種で、機器の購入費や設置工事費は含みません。
本体価格が高いため初期費用はかさみますが、家族人数の多い二世帯住宅であれば、一人当たりの負担も少なくて済むでしょう。
二世帯住宅でのエコキュートの導入は、光熱費を削減して節約をしたい方におすすめです。
同時使用でも安定した湯温で使える
同時使用でも安定した湯温で使える点も、エコキュートのメリットです。
貯湯タンクにたっぷり貯めたお湯を使用するため、お風呂とキッチンでお湯を同時使用しても湯温は安定しています。また、普段は省エネモードで運転し、来客があった際に湯温や量をリモコンで調節するという使い方も可能です。
ただし、湯量や湯温が安定するのは、エコキュートの容量が十分に大きく、タンク内にお湯がたっぷりある場合に限ります。
お湯切れの心配などもあるため、デメリットも考慮した上でエコキュートを選びましょう。
タンクのお湯を非常時の生活用水に使える
エコキュートを導入することで、タンク内の水・お湯を非常時の生活用水に使うことも可能です。
地震や停電に伴う断水時には、エコキュートの非常用取水栓から水やお湯を取り出して使用できます。
災害時や非常時に備えておきたいという方にも、エコキュートはおすすめです。
二世帯住宅でエコキュートを使うデメリット3選

二世帯住宅へのエコキュートの導入を迷っている方は、エコキュートのデメリット3点も確認しておきましょう。
夜間の運転音が気になる
エコキュートを二世帯住宅で使用するデメリットとしてはまず、夜間の運転音が挙げられます。
エコキュートは、電気料金の安い夜間にお湯を作る給湯器です。運転音は40デシベル程度の低周波音ですが、家族の中には気になる人がいる可能性もあります。
特にお年寄りや小さな子供の眠りを妨げるケースもあるため、注意が必要です。
また、設置場所によっては隣家とのトラブルを引き起こす可能性もあります。このような夜間の運転音も考慮した上で、エコキュートの導入に踏み切りましょう。
お湯切れする心配がある
エコキュートのデメリットとしては、お湯切れの心配も挙げられます。
エコキュートは夜間に作ったお湯を貯湯タンクに貯めておき、適温にして給湯します。
このような製品の性質上、タンク内のお湯が足りなくなってお湯が突然使えなくなることもあります。
特に、家族人数に合っていない容量のエコキュートを使ってしまうとお湯切れが起こりやすいです。ま
た、急な来客などでお湯の使用量が増えた際も、お湯切れのリスクが高まります。お湯切れを防ぐためには、
できるだけ容量の大きいエコキュートを購入することが重要です。それに加え、電気料金の高い日中に沸き増しするケースがあることも、頭に入れておきましょう。
初期費用が高くつく
初期費用が高くつく点も、エコキュートのデメリットの一つです。
長期的に使用することで電気代を大幅に節約できるエコキュートですが、本体価格は他の給湯器に比べて高めです。
特に、浴槽2つに対してエコキュートを1台設置する場合の工事費用や、エコキュートを2台導入する場合の本体費用などは、かなり高くなります。
また、二世帯住宅では、親世代が亡くなった場合に維持費用の支払いをどうするかを前もって考えておくことも重要です。
長期的な光熱費の節約につながるエコキュートですが、費用面でデメリットになるケースもあるため、慎重に選びましょう。
二世帯住宅に適したエコキュートの選び方

二世帯住宅ではエコキュートが1台で済むケースもあれば、2台必要なケースもあります。
また、どのような機種を選ぶべきかは家庭によっても異なります。ご自身に適したエコキュートを買うために知っておきたい、選び方のポイントを3点ご紹介します。
人数に合った容量の給湯器を選ぶ
二世帯住宅でのエコキュート選びにおいてはまず、人数に合った容量の商品を選ぶことが重要です。
エコキュートは、家族の人数によって適したタンク容量が異なります。
- 180~300L : 1~4人
- 370L : 3~4人
- 460L : 4~5人
- 550L : 5~7人
既述のとおり5人以上の家族では、お湯の使用量に応じて550Lのエコキュートも検討したいです。
既述の通り、550Lという大容量のエコキュートでも同時に2つのお風呂を使用する家庭では、1台で足りないケースもあります。
このように、人数やライフスタイルに合った容量および台数のエコキュートを選びましょう。
追い焚きなどの機能で選ぶ
エコキュートは、追い焚きなどの機能で選ぶことも重要です。
エコキュートと一口に言っても、性能はタイプごとに大きく異なります。
- フルオートタイプ:自動湯はり機能、自動足し湯機能、追い焚き機能、沸き増し機能、お湯はり予約、配管洗浄運転
- オートタイプ:自動湯はり機能、手動足し湯機能、沸き増し機能、お湯はり予約
- 給湯タイプ:手動湯はり機能、手動足し湯機能
自動湯はり機能に加え、追い焚き機能なども活用したい場合には、フルオートタイプのエコキュートを選ぶ必要があります。
ただし、フルオートタイプのエコキュートは給湯タイプに比べて10万円程度高いなど、大きな価格差があります。
予算も考慮した上で、家族の求める機能を備えたエコキュートを選びましょう。
地域によっては寒冷地仕様を選ぶ
地域によっては、寒冷地仕様のエコキュートを選んだ方がよいケースもあります。
例えば、ダイキンの寒冷地仕様のエコキュートには、下記のような特徴があります。
- マイナス25度の寒さで85度のお湯を作れる
- 貯湯ユニットにも凍結防止ヒーター内蔵
- 2つの凍結防止機能:風呂配管凍結防止運転、ヒートポンプユニット配管凍結防止運転
(参考:ダイキン)
上記のように、寒冷地仕様のエコキュートには最低気温がマイナス20度を下回る地域で正常に使用するための機能が搭載されています。冬場に給湯器が凍結するとすぐにお湯を使えず困るものですが、あらかじめ寒冷地仕様を選んでおけば安心でしょう。
特に、寒冷地で小さい子供や高齢者のいる二世帯住宅にお住まいの方には、寒冷地仕様のエコキュートがおすすめです。
二世帯住宅でエコキュートを導入するならミズテックにお任せを!

二世帯住宅でエコキュートを導入する場合、1台で十分なケースもあれば2台必要なケースもあります。
また、家族人数や地域によっても選ぶべき機種は異なるものです。
ご自身のケースにぴったりのエコキュートを選びたいという方は、給湯器専門業者のミズテックにご相談ください。
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よくあるご質問
二世帯住宅はエコキュート1台で足りますか。
足りるケースもあれば足りないケースもあります。1つの浴槽を共有で使う場合や高機能にこだわらない場合は1台で足ります。4〜5人であれば460Lのエコキュート1台が目安です。
浴槽が2つある場合はどうなりますか。
1台のエコキュートから2つの浴槽に給湯すること自体は可能ですが、どちらか一方の浴槽に対する機能を諦める必要があります。それぞれでエコキュートの機能をフルに使いたい場合は2台必要です。ただし、浴槽つきのお風呂は1つでシャワールームが別にある場合は1台で十分なケースもあります。
2台必要になるのはどんなときですか。
本記事の「二世帯住宅でエコキュートが2台必要なケース」の章で解説しています。
オール電化の二世帯住宅の電気代はいくらですか。
これは給湯にかかる電気代のめやすです。パナソニックの試算では、エコキュートの給湯にかかる電気代は年間約36,000円(東京地区・HE-JPU37NQS・「おまかせ節約」モード・熱効率82.5%の従来型ガス給湯器との比較・機器の購入費と設置工事費を含まない)で、従来型ガス給湯器(都市ガス)との年間の差額は約28,800円です。住宅全体の電気代は、世帯人数・在宅時間・使用する家電・契約する料金プランで変わります。詳しくは本記事の「エコキュート使用のオール電化二世帯住宅の電気代は?」の章で解説しています。
容量はどう選べばよいですか。
180〜300Lが1〜4人、370Lが3〜4人、460Lが4〜5人、550Lが5〜7人です。選び方は本記事の「二世帯住宅に適したエコキュートの選び方」の章で解説しています。
導入費用はいくらかかりますか。
家族人数が4人以上の場合、50〜60万円程度の初期費用がかかります。
二世帯住宅 エコキュート まとめ
この記事では、二世帯住宅でのエコキュートについて詳しく見てきました。
二世帯住宅でも浴槽が1つの場合にはエコキュートも1台で済むケースが多いです。
ただし、浴槽が2つ以上ありそれぞれで追い焚きなどの機能を使う場合や、支払いを分ける場合などには、エコキュートが2台必要です。
また、二世帯住宅に適したエコキュートを購入するためには、容量や機能面をチェックし家族とよく話し合うことが重要です。
どのようなエコキュートがよいのか分からない場合や、何台必要か分からない場合には、ミズテックにご相談ください。
給湯器のプロならではの視点から、各家庭に合ったエコキュートをご提案させていただきます。





