ごみ箱を開けたり、しばらくシンクを放置したりしただけでも、生ごみの臭いで気が滅入ってしまう方は多いでしょう。
特に夏場は数時間ですぐ臭うため、早急な対応が必要です。しかし、一人暮らしの方や家事・育児で忙しい方は、なかなか手間がかかってすぐに対処できないケースも考えられます。
生ごみの臭いは不快ですし、放置すると近隣迷惑にもつながることもあるので、早急に対応しましょう。
この記事では、夏場や一人暮らし、忙しい方でも使える臭い消しの方法について解説します。
生ごみの臭いを抑えたいと考えている方は、参考にしてください。
目次
今からできる!効果的な生ごみの臭い対策7選

効果的な生ごみの臭い対策として、以下の7つが挙げられます。
- 水気をよく切ってなるべく乾燥させてから捨てる
- 新聞紙やキッチンペーパーで包む・ビニール袋に密封する
- みかんの皮・使用済みのお茶がら・コーヒーかすを一緒に入れる
- 市販の消臭グッズ(脱臭剤・消臭スプレー)を活用する
- 重曹をふりかけて臭いの元を中和する
- 生ごみを冷却する
- ディスポーザーを設置する
それぞれの対策方法を解説していきます。
水気をよく切ってなるべく乾燥させてから捨てる
生ごみの臭いの原因は、雑菌やバクテリアが生ごみを分解する際に発生する有害物質です。
雑菌やバクテリアなどの菌類は水分がある環境で繁殖しやすいので、生ごみの水分をよく切ってなるべく乾燥させてから捨てることで、臭いを抑えられます。
特に夏場やシンク周りなど、湿度が高い時季・場所は臭いがきつくなりやすいので注意しましょう。
参考:水分活性について
新聞紙やキッチンペーパーで包む・ビニール袋に密封する
新聞紙やキッチンペーパーで包み、水分を吸収させつつビニール袋で密封することで、臭いを閉じ込めて抑えられます。
ただしビニール袋に穴が開いていたり、口が開いていたりすると臭いが漏れてしまう可能性はあります。
臭い漏れを防ぐためにビニールを二重にしつつ、しっかりと口を縛りましょう。
みかんの皮・使用済みのお茶がら・コーヒーかすを一緒に入れる
みかんの皮・使用済みのお茶がら・コーヒーかすなどには防臭効果があります。
みかんには「リモネン」、お茶には「カテキン」が含まれており、それぞれ殺菌効果を持っています。殺菌効果があるため有害物質の発生を抑制し、防臭効果を実現可能です。
コーヒーかすは「多孔質構造」のためニオイの吸着ができます。みかんやお茶、コーヒーをたしなむ方は、単独で捨てず他の生ごみとあわせて捨てるようにしましょう。
重曹をふりかけて臭いの元を中和する
生ごみに重曹をふりかけ、臭いの元を中和する方法も、生ごみの臭い対策としておすすめです。
生ごみの腐敗臭は酸性ですが、重曹はアルカリ性なので、中和反応を起こし、臭いを無臭の中性に変化させます。
また、重曹は水分を吸収するため、ごみ箱内やシンクの湿度を低下させ、菌の繁殖を抑制します。
市販の消臭グッズ(脱臭剤・消臭スプレー)を活用する
市販の防臭グッズとして、防臭剤・防臭スプレーなど、生ごみと同じ袋に入れたり生ごみに吹きかけたりして使うものもおすすめです。
また、最近では防臭機能付きのゴミ袋や、容器をごみ箱の内側に設置するだけの防臭ジェルも登場しています。
多少費用はかかりますが、生ごみ掃除の手間を省けるため、市販の防臭グッズも検討してみましょう。
生ごみを冷却する
生ごみを冷凍することで、水分を凍結させ、菌類の繁殖を防ぐことが可能です。シンク上やごみ箱の臭いが気になる方は、冷却も検討してみましょう。
ただし、生ごみを冷却する場合、専用の容器や冷凍庫が必要となるケースが多く、初期費用がかかります。
また、通常の冷凍庫でも生ごみを捨てるまで保存することは可能ですが、捨て忘れやスペースを圧迫する可能性がある点には注意しましょう。
特に食品を入れている冷凍庫に、生ごみを入れることに抵抗がある方は多いです。
ディスポーザーを設置する
ディスポーザーはキッチンのシンク下に設置して生ごみを粉砕処理する機器です。生ごみを水と一緒に排水管に流すことで、手軽にシンクを清潔に保ちつつ生ごみの臭いを抑えられます。
ミズテックが提供するディスポーザーはメンテナンスがほぼ不要なので、導入後にメンテナンスで時間が取られることはありません。
ミズテックでは24時間365日いつでも相談を受け付けているため、万が一の故障時もすぐに対応可能です。ディスポーザーの導入を検討している方は、お気軽にご相談ください。
一人暮らし・夏場は注意!対策前に生ごみの臭いの原因を知ろう

夏場は高温多湿になるため、雑菌が増えやすくなります。結果的に生ごみの臭いが強くなり、数時間生ごみを放置するだけでも我慢できないような悪臭が充満します。
一人暮らしの場合、ごみ出しの頻度が減り生ごみを家に放置しがちです。結果的に雑菌の温床になり、臭いが家に移りかねません。
臭いが家に移ると常に不快になります。また、近隣に臭いが漏れると迷惑をかけるので、生ごみの放置は厳禁です。
さらに夏場は冷房をつけるため、部屋を締め切ってしまい換気の機会が減るため、臭いの付着には注意する必要があります。
生ごみの臭い予防のために日頃からできること

生ごみの臭い予防のため、日頃からできることもあります。具体的には以下の通りです。
日常でできる生ごみの臭い予防対策について、詳しく確認しましょう。
容量が小さめのごみ袋を使ってごみ出しの頻度を上げる
臭いを発生させないコツは、生ごみをできるだけ家に留めないことです。
特に一人暮らしだと、生ごみを捨てる作業が面倒なので容量の大きなごみ袋を買って、捨てる頻度を下げようと考えがちです。
しかし、生ごみを置く時間が長ければ長いほど雑菌が増え、臭いが残ります。
すぐに生ごみを捨てる習慣づけのため、容量が小さめのごみ袋を使ってごみ出しの頻度を意図的に上げましょう。
三角コーナー・排水口はこまめに洗浄・消毒する
三角コーナー・排水口には、生ごみそのものが残っていなくても汚れが付着するため、臭いが残ります。
ネットのこまめな交換だけでなく、定期的に熱湯消毒・漂白剤の使用・クエン酸の活用などをしてこまめな洗浄・消毒を心がけましょう。
三角コーナーについては、そのまま捨てられるビニール形式のものもあり、洗浄の手間が減るので忙しい方にもおすすめです。
酢・アルコールを塗布して除菌する
生ごみやシンクへの酢・アルコール塗布も除菌効果がありおすすめです。
酢の場合、主成分の酢酸による強い酸性により、殺菌・除菌効果を見込めます。エタノールは、芽胞を除く多くの細菌に有効で、夏場の臭いだけでなく食中毒予防にもつながります。
いずれも霧吹きで生ごみにかけたり、シートにしみこませてシンクをふき取ったりする形で用いましょう。
根本解決にはディスポーザー!生ごみの臭い対策におすすめな理由を紹介

生ごみの臭い対策はいくつか考えられますが、根本原因は生ごみを発生させたり、置いておいたりしないことです。
したがって、生ごみをすぐに粉砕し流せるディスポーザーは根本解決策としておすすめです。
ディスポーザーの特徴やメリットを詳しく確認しましょう。
投入するだけで処理完了!生ごみを溜めないから衛生的
ディスポーザーはシンクに接続されたアダプターに生ごみを投入し、粉砕してそのまま排水と一緒に下水道へ流す仕組みです。
したがって、ディスポーザーは生ごみを三角コーナーやごみ箱に溜めないため、雑菌の増殖による悪臭の心配がほとんどありません。
特に夏場は生ごみの腐敗も早いですが、ディスポーザーの導入により生ごみを残さず、衛生状態を保てるようになります。
生ごみ量が減るからごみ出し・キッチン周りの掃除も楽になる
ディスポーザーを用いれば、生ごみを粉砕してそのまま下水道に捨てられるため、家庭から出る生ごみの量を減らせます。
生ごみの量が減ることでごみ出しの回数が減り手間も省けるので、時間の節約にもなります。
また、すぐに生ごみが片付くためキッチン周りもスッキリし掃除も楽になるため、忙しい方にはディスポーザーがおすすめです。
一度設置すれば10年使える!メンテナンス不要で手間いらず
ディスポーザーは一度設置すれば10年ほど使えます。
10年間でメンテナンスもほとんど不要で、必要に応じてパイプ洗浄剤を用いるくらいなので、手間はほとんどかかりません。
導入費用を含めても10万円以下で収まるケースが多く、ランニングコストも月数百円程度なので費用対効果も高いといわれています。
生ごみの臭い対策にディスポーザーをお考えならミズテックへ!

生ごみの臭い対策にディスポーザーの導入をお考えなら、専門業者への依頼がおすすめです。
専門業者であればディスポーザーの購入から取り付けまで一貫で対応できるため、短時間で費用を抑えて導入できます。
弊社ミズテックであれば、豊富な知識と経験を持つ専門スタッフが、適切な機種選定と施工の実施も可能です。
ミズテックでは24時間365日、いつでも相談を受け付けているので、生ごみの臭い対策としてディスポーザーの導入を検討しているなら、まずは気軽にご相談ください。
ディスポーザーのコスパはどう?対策なしの場合と費用を比較

ディスポーザーの導入費用やランニングコストを考えると、対策しない方がよいと考える方も見受けられます。
ディスポーザーの中で人気商品の「エコロジック ディスポーザー 1/2HPモデル」を導入した場合と、導入せずに防臭スプレーなどで乗り切ろうとした場合の価格差を10年単位で確認してみましょう。
導入あり | 導入なし | |
---|---|---|
初期費用(税込) | 97,900円 | 0円 |
継続費用(税込) | ・電気代:5円/月 ・水道代:300円/月 | ・ごみ袋:500円/月 ・消臭剤:1,000円/月 |
10年の合計(税込) | 134,500円 | 180,000円 |
ミズテックでディスポーザーを導入いただいた場合、10年間の無料保証が付くため修理費用は含んでいません。
ごみ袋や消臭剤は自治体や購入する製品によっても異なりますが、ディスポーザーを購入した方が合計金額を抑えられるケースが多いです。
生ごみの臭いの悩みから解放されたい方はディスポーザーをご検討ください

ディスポーザーは、シンクの生ごみが腐敗する前に粉砕し流してくれるため、臭い対策として有効な手段です。
ごみ捨ての手間が減り、ごみ袋や消臭剤にかかる費用も抑制できるため、費用対効果も期待できます。
しかし、ディスポーザーの導入にあたっては配管工事があるため、業者に依頼する必要があります。
生ごみの臭いを抑えるためにディスポーザーの導入を考えているなら、ぜひミズテックにご相談ください。
弊社では、専門家がご家庭に合った商品選定から工事まで、一貫して短期間でお得に対応いたします。
工事はもちろんアフターサポートも充実しており、10年間無料で保証いたします。相談・見積もりは無料なので、まずはお気軽にご連絡ください。