エコワンの電気代が高い理由と対策は?エコキュートとの光熱費の比較も解説

エコワンの電気代が高い原因について解説します。また、電気代が高い時の対策や、エコワンの特徴、エコキュートとの光熱費の比較についてもご紹介します。

 

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エコワンの電気代が高い3つの原因

電気料金プランが合っていない

電気とガスの両方を使ってお湯を沸かすエコワン。いわゆるハイブリッド給湯機として知られているエコワンですが、電気代が高いとお悩みの方もいるようです。

その原因のひとつとして、「電気料金プランが合っていないこと」が挙げられます。

エコワンは、1週間の使用状況を学習し、お湯が必要な時間帯に沸かしてくれる、という特徴を持っています。

夜間電気代が安いプランを契約している場合、夜間にまとめてお湯を沸かすエコキュートであれば、電気代も深夜料金が適用となり電気代を抑えることが可能です。

それに対してエコワンの場合には、日中夜間問わず、使用するタイミングに備えてお湯を沸かすため、深夜料金がお得なプランであってもその恩恵を受けられないこともあります。

【エコワン電気代対策①】電気料金プランの見直しを

エコワンで電気代を抑えたい場合、まずは対策のひとつとして「電気料金プランの見直し」を検討してみましょう。

お湯を沸かす時間帯を考慮して、電気料金プランを変更してみると良いでしょう。

床暖房を導入した

今や家庭の暖房器具としても一般的になった床暖房。床下の配管にお湯を循環させている温水式床暖房は、使用範囲が広いために一度に大量のお湯を使用します。

エコワンを使った床暖房は、火力の強いガスを使用して素早く部屋をあたため、電力でその暖かさを維持するといった仕組みです。

ガスと電気、両方のメリットを生かした仕組みではありますが、使用範囲が広いことや運転時間が冬の間の長期間となるため、どうしても電気代は高くなってしまいます。

【エコワン電気代対策②】設定温度を低くする

冬季でも電気代を抑えて床暖房を使用したい場合には、温度設定を低めにすることで、温度の維持にかかるエコワンの消費電気料を抑えることができます。

温水ヒーター・パネルヒーターを導入した

床暖房に限らず、温水ヒーター、パネルヒーターを使用している場合にも、電気代が高くなることがあります。暖房で一番エネルギーを使うのは、冷たい部屋の温度を上昇させる時です。地域にもよりますが、冬季は外気温と快適な気温にかなりの温度差があるため、消費する電気代も多くなってしまいます。

【エコワン電気代対策③】併用で設定温度を下げる

温水ヒーターだけ、パネルヒーターだけでの使用ではなく、床暖房やエアコンなど他の暖房機も併用してみましょう。その際は、温水ヒーター、パネルヒーターの設定温度を下げることで、電気代を抑えることができます

 

エコワンとは?

画像元:https://rinnai.jp/ecoone/x5-plugin/

「エコワン(ECO ONE)」とは、ガス給湯器と電気を組み合わせたリンナイのハイブリッド給湯器です
給湯機には、エコジョーズをはじめとしたガスのみ使用するもの、オール電化住宅に導入される、電気だけを使用するエコキュートなどがあります。

ガス給湯器で火力とスピーディな給湯を求めるのか、省エネ性の高い電気給湯器にするかで悩まれている方もいることでしょう。

給湯機の買い替えを検討しているなら、ガスと電気それぞれの特徴を併せ持ったハイブリッド給湯機、リンナイのエコワン(ECO ONE)も候補に入れてみてはいかがでしょうか。

双方のメリットを持ち合わせたエコワンは、効率よく給湯を行うため、高い省エネ性能を兼ね備えています。予算が十分にある場合にはエコワンを選択することをおすすめします。

エコワンとエコジョーズはどっちがお得?ランニングコストや性能を徹底比較

 

エコワンのメリット

高い省エネ性能

家庭内でのエネルギー消費のうち、その65%は「給湯」と「暖房」によるものです。

つまり、家庭で省エネ対策を行うには「給湯」と「暖房」にかかるコストについて検討が必要です。

エコワンは、少量のお湯ならヒートポンプ、お風呂や複数箇所で同時に使用する時はガス給湯でサポートするなど、ヒートポンプ(電気)給湯とガス給湯を使用状況から効率の良い組み合わせを判断して給湯します。

エコワンはエネルギーの使いすぎを防ぎ、環境に優しい生活を実現できます。

電気代・ガス代を削減できる

省エネ性能が高いということは、お財布にも優しいということです。4人家族で給湯光熱費が月8,000円程度の場合、エコワンを使うことで約50~60%の光熱費削減(※リンナイ試算)することが可能です。

太陽光発電の余剰分をお湯に変えて使う「PV活用モード」が搭載された機種なら、ヒートポンプ(電気)での給湯で使用する電気代を大きく減らすことができます。

太陽光発電の売電価格は年々下落の一途を辿っているため、エコワン導入により発電で余った電気をかしこく使用することで電気代・ガス代を削減できます。

災害時の安心感

地震や台風などの災害時、オール電化住宅は電気の供給が停止してしまうと使用できず、お湯を沸かすこともできません。

しかし、エコワンは復旧までに時間を要する場合でも、下記のように給湯機を使用できます。

  • 停電の場合

⇒停電でもガスが供給されていれば、ガス給湯運転でお湯を沸かすことが可能です。太陽光発電または車やポータブル電源がある場合にも動かすことができます。

  • ガスが止まった場合

⇒ヒートポンプ(電気)を使用しお湯を沸かします。

  • 電気・ガスの両方が止まった場合

⇒業界初の「電力抑制湧き上げ制御」を搭載しているため、限られた供給電力でお湯を沸かすことができます。双方とも供給が停止しても、蓄電池があれば動かすことができます。

また、断水の場合にはタンク内に溜まった水を使うこともできるので、トイレに流す水も確保ができます。

災害時のライフラインの確保は必要不可欠。エコワンならどのパターンにも対応できるため、もしもの時の備えとして安心です。

エコワンの寿命目安は?交換時期や故障の症状、対処法を解説!

 

エコワンのデメリット

導入費用が高い

ランニングコストも大事ですが、やはり導入費用も気になるものです。エコワンの場合、ガスと電気の両方の機械が入っているため、ガスのみのエコジョーズ、電気のみのエコキュートと比べて、どうしても導入費用は高くなってしまいます。

光熱費が安い家庭は効果が低い

エコワンを導入していても、思ったように節約効果が得られない場合もあります。

家族の人数が少なくお湯をあまり使わなかったり、温水暖房機能を導入していなかったりするような、元々の光熱費があまり高くないケースでは、エコワンの恩恵を受けにくいでしょう。

エコワンだと後悔する?!失敗談や評判、光熱費を徹底調査!

 

エコワン導入で光熱費はどれくらい安くなる?

いざ、給湯機をエコワンへ買い換えた場合、エコキュートとの光熱費の違いはどのようになるのでしょうか。

温水暖房あり・なしのパターンで、使用しているガスをプロパンと都市ガスをしている場合の4パターンに分けて、月々の光熱費を比較してみましょう。

 

プロパンガス

都市ガス

 

温水暖房なし

温水暖房あり

温水暖房なし

温水暖房あり

エコキュート

約2,500円

約7,100円

約2,500円

約7,100円

エコワン

約3,500円

約7,700円

約3,200円

約5,300円

 

 

エコワン温水暖房なし・プロパンガスの光熱費

プロパン・温水暖房なしの場合、一か月の光熱費を比較すると、エコワンの場合は約3,500円、エコキュートは約2,500円なので、エコキュートの方が約1,000円ほど光熱費が安くなります。

・年間差額を算出すると…

約1,000円×12ケ月=約12,000円

・10年間使用した場合の差額を算出すると…

約12,000円×10年=約120,000円

月1,000円の差額でも、10年間なら約120,000円もエコキュートの光熱費がおトクになります。

エコワン温水暖房あり・プロパンガスの光熱費

次に、エコワンの得意とするプロパン・温水暖房ありのパターンで検証していきましょう。

エコワンの場合は約7,700円、エコキュートの場合は約7,100円ですので約600円ほどエコキュートの方が安くなります。

・年間差額を算出すると…

約600円×12か月=約7,200円

・10年間使用した場合の差額

約7,200円×10年=約72,000円

温水暖房なしの場合よりも差額は若干縮まりましたが、プロパンガスの単価が高いため、大きく光熱費を下げる結果とはならないようです。

エコワン温水暖房なし・都市ガスの光熱費

都市ガス・温水暖房なしの場合、エコワンは約3,200円、エコキュートは約2,500円です。月々の差額は約700円となり、やはりエコキュートに軍配が上がりました

・年間差額を算出すると…

約700円×12か月=約8,400円

・10年間使用した場合の差額

約8,400円×10年=約84,000円

エコキュートはプロパンガスでも都市ガスでも金額は変わりませんが、エコワンは同じ条件でもプロパンガスは約3,500円、都市ガスは約3,200円と、若干光熱費を抑えることができます。

エコワン温水暖房あり・都市ガスの光熱費

都市ガス・温水暖房ありの場合、エコワンは約5,300円、エコキュートは約7,100円と、約1,800円もエコワンの方がおトクな結果となりました。

・年間差額を算出すると…

約1,800円×12か月=約21,600円

・10年間使用した場合の差額

約21,600円×10年=約216,000円

エコワンを導入するには、都市ガス・温水暖房ありのパターンが一番おトクに使えます。

 

エコワンは暖房とお湯を多く使う人がお得!

画像元:https://rinnai.jp/ecoone/#lineup

給湯と暖房にかかるコストを下げることで、光熱費は大きく抑えることができます。プロパンガスに比べ、単価の安い都市ガスで暖房器具を使用するご家庭であれば、給湯機はエコワンにした方がおトクに生活できるのです。

  • 都市ガス
  • 温水暖房を導入している
  • お湯を多く使う

上記3点が揃っていれば、エコワンの恩恵を十分に受けることができるでしょう。

エコワンだと後悔する?!失敗談や評判、光熱費を徹底調査!

 

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