ノーリツ給湯器にエラーコードが表示されて「故障かも?」と不安になっていませんか?
突然の動作不良やエラーコードが表示されると、心配になるものです。

エラーコードには必ず原因があり、対処法を知っていれば自分で解決できるケースも少なくありません。
今回は、ノーリツ給湯器のエラーコードの一覧と原因別の対処法、正しいリセット方法を詳しく解説しています。
「今すぐエラーを解除したい」「修理が必要か判断したい」という方は、ぜひ参考にしてください。
対応ができない場合は、即日対応も可能なミズテックへお気軽にお問い合わせください。

【記事監修者】株式会社ミズテック 渡辺正弘
給湯器交換の現場経験15年以上。住宅設備の施工からメンテナンスまで幅広く対応、数千件以上の給湯器・エコキュート交換を手掛けてきました。お客様が安心して交換を進められるよう、最新メーカー動向や補助金制度も分かりやすい情報提供を心がけています。
■保有資格:給水装置工事主任、ガス機器設置スペシャリスト、ガス消費機器設置工事監督者、ガス可とう管接続工事監督者講、電気工事士1級
目次
ノーリツ給湯器のよく出るエラーコードの原因と対処法

ノーリツ給湯器の使用中によく出るエラーコードを6つ紹介します。
以下が表示されたら、慌てず対処しましょう。
- エラーコード「88」「888」:点検時期のお知らせ
- エラーコード「920」:中和器の寿命予告
- エラーコード「10」:機器の異常・経年劣化または耐震自動消火装置の作動
- エラーコード「11」:給湯器点火不良
- エラーコード「12」:燃焼制御装置の非検知
- エラーコード「90」:燃焼不具合
上記以外のエラーコードについては、「ノーリツ給湯器のエラーコードと解除方法を一覧で紹介」で解説しています。
エラーコード「88」「888」:点検時期のお知らせ
エラーコード「88」「888」は、標準使用期間または「それに相当する使用回数」を超えたときに表示されます。
安全・安心に使用するための「点検時期のお知らせ」です。
このエラーは不具合ではありませんが、給湯器の寿命が近くなってきているサインです。

経年劣化による事故や故障を未然に防ぎ、安全に使用できるように法定点検または安心点検、給湯器の買い替えをおすすめします。
また、エラーコード「88」「888」のリセット方法は「給湯器リモコンのエラーリセット方法」で紹介しています。
⇒法定点検・あんしん点検のお申し込みはこちら
エラーコード「920」:中和器の寿命予告
エラーコード「920」は、中和器の寿命が近づいているサインです。
中和器とは給湯器内部に設置され、ドレン水を排水する際に酸性から中性へ中和し、配管をダメージから守ります。

中和器は一定量のドレン水を中和すると寿命を迎えます。
寿命を迎えた中和器は交換する必要があるため、エラーコード「920」が出たら業者に連絡しましょう。
エラーコード「10」:機器の異常・経年劣化または耐震自動消火装置の作動
エラーコード「10」は、お使いの給湯器の種類によって原因と対処法が異なります。
以下より該当する製品を確認してください。
種類 | エラー内容 | 確認事項 | 対処方法 |
---|---|---|---|
家庭用ガス給湯器 | ・水量センサー ・ガス電磁弁 ・温度センサー ・基板 ※上記部分の不具合 | ・他のガス機器(コンロなど)が点火するか確認 ・すべて使用不可の場合はガス供給に問題 | ・ガス供給に問題 → ガス会社へ連絡 ・他機器は正常 → 給湯器本体の故障が疑われるため修理依頼 |
業務用ガス給湯器 (型式に -WZ) | 長期間使用警告 (経年劣化で熱効率低下) | 使用は可能だが能力低下の可能性 | 安全・安心のため修理を依頼することを推奨 |
石油給湯器 | 耐震自動消火装置が作動した時のエラー | ・運転スイッチを「切」にして再度「入」 ・正常に戻れば問題なし | ・損傷、油漏れ、水漏れ → 修理依頼 ・周辺に可燃物があれば取り除く |
誤った判断で使用を続けると安全性に関わるため、必ずご家庭の機種を確認し、必要に応じて速やかに専門業者へ相談しましょう。
エラーコード「11」:給湯器点火不良
エラーコード「11」は、燃焼制御装置の非検知によるエラーです。
まずは、ガスコンロなど他のガス器具が点火するか確認しましょう。

他のガス機器も点火しない場合には、ガスの供給が止まっている可能性があります。
給湯器以外のガス機器が使用できる場合には、給湯器本体の故障が考えられます。
ガスメーターやガスの元栓、オイルタンクの元栓を確認し、エラーコードが消えなければ修理を依頼しましょう。
エラーコード「12」:燃焼制御装置の非検知
エラーコード「12」は、燃焼が途中で止まった際に発生するエラーです。
運転スイッチを「切」にしたのち、ガス栓、オイルタンクの元栓が開いているか確認しましょう。
次に、ガスメーターが止まっていないか確認し、エラーコードが消えなければ修理を依頼してください。
エラーコード「90」:燃焼不具合
エラーコード「90」は、燃焼の異常によるエラーです。
室内タイプでフロントカバーに吸気フィルターが付いている商品の場合には、フィルターの掃除を行いましょう。
フィルターを掃除してもエラーが治らない時にはご自身では対応できませんので、修理サービスに依頼してください。
また、給湯器が室外に設置されている場合は、ご自身での対応は難しいため、専門業者へ依頼しましょう。
ノーリツ給湯器でエラーコードが発生したときのリセット方法

給湯器リモコンの液晶画面上にエラーコードが点滅表示されていても、故障ではないケースもあります。
たとえば、断水や配管が凍結しているケースではエラーが表示されますが、問題が解決すれば、再度お湯が使えるようになります。
まずは、リモコンのエラーリセットと給湯器本体のエラーリセットを行い、エラーが解消するか確認しましょう。
給湯器リモコンのエラーリセット方法
ノーリツ製給湯器リモコンのエラーリセット方法は以下のとおりです。
- 給湯器の運転をすべて停止する
- リモコンの電源を「切」にする
- リモコンの電源を「入」にする
- エラーコードが液晶画面から消えているかを確認する
- エラーが点滅表示された時と同じ操作を行う
エラーコード「88」「888」が出ている場合には、運転ボタンを5回押せばエラー解除が可能です。
ただし、1年後に再び表示されてしまうため、注意が必要です。
給湯器電源プラグのエラーリセット方法
安全を確保するため、以下の場合には給湯器の電源プラグでリセットを行わないようにしてください。
- ガスの臭いがするとき(引火の危険性)
- 雨が降っているとき、濡れた手で作業を行う(感電の危険性)
上記の内容以外で電源プラグからエラーリセットする方法は以下のとおりです。
- 給湯器電源プラグをコンセントから抜く
- 10~20秒ほど経過してから電源プラグをコンセントへ差し込む
破損や火災の恐れがあるため、電源プラグの抜き差しは、コードではなくプラグを持って行うようご注意ください。
リセット操作で再びエラーコードが点滅表示された・給湯器が動かない場合は、不具合が解消されていません。

その際は「ノーリツ給湯器のエラーコード一覧」を確認し、対応しましょう。
リセット後も頻繁にエラーが表示される場合には、機器の不具合が考えられます。
また、使用から10年近く以上が経過する給湯器は、寿命が近くなってきていますので、買い替えを検討することをおすすめします。
ノーリツ給湯器のエラーコードが頻繁に出るなら交換時期かも?

エラーコードが何度もリセットしても繰り返し表示される場合は、給湯器の寿命が近づいているサインです。
ノーリツ給湯器の耐用年数は一般的に10〜15年とされており、この期間を過ぎると部品の経年劣化によりトラブルが増加します。
まずは給湯器本体の製品ラベル(銘板)で製造年月を確認しましょう。

給湯器本体の前板のラベル(銘板)に製造年月や型番、型式が記載されています。
「〇年〇月」と表記されておらず、下記画像のように分かりにくい製品もあるため、確認の際にはご注意ください。
記載例)製造年月:2020年6月/20.6

画像引用元:https://www.noritz.co.jp/aftersupport/repair/hinmei.html
使用開始から10年以上経過している給湯器では、修理をしても別の部品が劣化で故障する可能性があります。
部品の供給も終了しているケースが多く、修理費用も高額になりがちです。
頻繁なエラー表示は完全故障の前兆であり、早めの交換検討をおすすめします。
ノーリツ給湯器の修理・交換にかかる平均費用相場は?

無償保証期間外の修理になると、不具合の状況によって費用はさまざまです。
以下の相場を参考に、修理を重ねて使い続けるか、もしくは給湯器本体を交換するか検討しましょう。
⇨ノーリツの給湯器が故障した際の料金相場に関する詳しい情報を見る
修理を実施した場合
給湯器を修理する場合、以下の料金がかかります。
- 部品代
- 技術料
- 出張費
部品別に修理した場合の相場は以下のとおりです。
以下は相場は目安です。故障の状況やお住まいの地域、設置場所によって異なる場合があります。
修理箇所 | 項目別 | 一般的な費用相場 |
---|---|---|
電装系 | 部品代:2,000~30,000円程度 技術料:3,000~12,000円程度 出張費:2,000~3,000円程度 | 7,000~45,000円程度 |
安全装置 | 部品代:2,000~20,000円程度 技術料:3,000~15,000円程度 出張費:2,000~3,000円程度 | 7,000~38,000円程度 |
水量制御系 | 部品代:2,000~20,000円程度 技術料:5,000~15,000円程度 出張費:2,000~3,000円程度 | 9,500~38,000円程度 |
燃焼系 | 部品代:7,000~25,000円程度 技術料:5,000~15,000円程度 出張費:2,000~3,000円程度 | 14,000~43,000円程度 |
給湯器本体を交換する場合の費用相場
一般的な交換費用にかかる項目と金額は、以下のとおりです。
- 商品代
- 標準工事費
- 標準工事費以外の工事費
設置する給湯器の種類や環境、必要な部材によって交換費用は変動します。
また、お住まいの地域や選ぶ業者によっても費用が大きく異なります。
給湯器 | 商品代 (本体+リモコン) | 標準工事費 | 標準工事費以外の工事費 (※3) | 費用相場 |
---|---|---|---|---|
16号給湯(※1) | 53,000~ 105,000円 | 30,000~ 60,000円 | 10,000~30,000円 (※4) | 91,000~ 185,000円 |
16号ふろ(※2) | 110,000~ 150,000円 | 30,000~ 60,000円 | 10,000~30,000円 (※4) | 158,000~ 240,000円 |
20号給湯(※1) | 68,000~ 110,000円 | 30,000~ 60,000円 | 10,000~30,000円 (※4) | 106,000~ 190,000円 |
20号ふろ(※2) | 130,000~ 160,000円 | 30,000~ 60,000円 | 10,000~30,000円 (※4) | 178,000~ 250,000円 |
24号給湯(※1) | 78,000~ 110,000円 | 30,000~ 60,000円 | 10,000~30,000円 (※4) | 116,000~ 190,000円 |
24号ふろ(※2) | 150,000~ 170,000円 | 30,000~ 60,000円 | 10,000~30,000円 (※4) | 116,000~ 190,000円 |
(※1)お湯のみ出湯するタイプの給湯専用給湯器
(※2)自動湯はりやおいだきのできるタイプのふろ給湯器(オート・フルオート)
(※3)設置に際して必要に応じて想定される工事費
(※4)別途足場が必要となる場合はプラス50,000円以上になるケースもある
給湯器故障の際は、スピーディに対応可能な業者へご相談ください。
ノーリツ給湯器のエラーコードと解除方法を一覧で紹介

ノーリツ給湯器のエラーと対処方法をまとめました。
ノーリツ給湯器のエラーは、2~3桁の英数字で表示され、それぞれに意味があります。
対処方法に「点検を依頼」と記載されているエラーは、安全のためにも早めに点検を依頼しましょう。
- 「0」から始まるエラーコード
- 「1」から始まるエラーコード
- 「2」から始まるエラーコード
- 「3」から始まるエラーコード
- 「4」から始まるエラーコード
- 「5」から始まるエラーコード
- 「6」から始まるエラーコード
- 「7」から始まるエラーコード
- 「8」から始まるエラーコード
- 「9」から始まるエラーコード
- 「E」から始まるエラーコード
- 「L」から始まるエラーコード
- 「U」から始まるエラーコード
「0」から始まるエラーコード
エラーコード | 原因・内容 | 対処方法 |
---|---|---|
00F | 水はり中 | 暖房の試運転時に表示されるのは正常で、エラーではありません。 水はりスイッチを「OFF」にすると、表示が消えます。 |
00H | 暖房の試運転中 | 試運転時に表示されるのは正常です。 |
002 | 水位設定不良(初回お湯はり時) | 1.ふろ自動スイッチを押し、故障表示を消す 2.次回お風呂を自動で沸かす際、残り湯がない状態で行う |
003 | 運転中の停電 | 1.給湯器リモコンの暖房スイッチを「入」にする 2.給湯器リモコンを使用していない場合は、暖房スイッチを「OFF」にする |
011 | 給湯を連続で60分以上運転した | 1.給湯栓を閉め、運転スイッチを「切」→「入」 2.給湯栓を開けるエラーが消えなければ修理依頼 |
012 | 追いだきを連続で90分以上運転した | 1.運転スイッチを「切」→「入」 2.追いだきをする |
013 | 23日間で35分間の燃焼停止がない場合(ガス暖房機能付き給湯器) | ※故障ではない エラー表示が出ていても使用可能 1.運転スイッチを「切」、暖房スイッチを「切」 2.約35分暖房を使用しない 3.「013」が消えているのを確認する 4. 運転スイッチを「入」 |
03 | 給気フィルター取付忘れ(室内給気タイプ) | 給気フィルターがついていない場合にはフィルターを取り付ける |
032 | 排水栓の閉め忘れ | 運転スイッチを「切」→「入」 浴槽の排水栓をし、再操作しても表示がなければ正常 |
043 | 暖房水(不凍液)不足 | 暖房水の補給を依頼⇒補給を依頼 |
「1」から始まるエラーコード
エラーコード | 原因・内容 | 対処方法 |
---|---|---|
10 | ・機器の不具合(家庭用ガス給湯器) ・対震自動消火装置が作動(石油給湯器) ・経年劣化により熱効率が低下(業務用ガス給湯器) | 対処方法はこちら▼ エラーコード「10」:機器の異常・経年劣化または耐震自動消火装置の作動 |
11 | 燃焼制御装置の非検知 | 1.ガスコンロなどのガス器具が点火するか確認 2.ガスメーター、ガスの元栓、オイルタンクの元栓を確認 |
112 | ふろ点火不良 | 1.ガスコンロなど、ガス器具の点火を確認 2.ガスメーター、ガスの元栓、オイルタンクの元栓を確認 ※石油給湯器の場合、灯油切れの可能性あり |
113 | 燃焼の不具合 | ガス給湯器の場合 1.ガスメーター、ガスの元栓、オイルタンクの元栓を確認 2.すべてのガス機器が使用できるか確認 ※給湯器以外が使える場合、給湯器の修理が必要⇒点検を依頼 石油給湯器の場合 1.オイルタンクの残量を確認 2.試運転時、オイルレベラーリセットスイッチを何回か押して空気を抜く |
120 | 燃焼の不具合 | ガス給湯器の場合 1.運転スイッチを「切」にする 2.ガス栓、オイルタンクの元栓が開いているか確認 3.ガスメーターが止まっていないか確認 4.すべてのガス機器が使用できるか確認 石油給湯器の場合 1.オイルタンクの残量を確認 2.試運転時、オイルレベラーリセットスイッチを何回か押して空気を抜く |
122 | ふろ立ち消え安全装置が作動 | 1.ガス製品の場合、ガスコンロなどのガス器具の点火を確認 2.ガスメーター、ガスの元栓、オイルタンクの元栓を確認 |
123 | 暖房立ち消え安全装置が作動 | 1.すべての暖房スイッチを「切」にする(床暖房なども) 2.ガスメーター、ガスの元栓、オイルタンクの元栓などを確認 |
14・140 | 過熱防止装置が作動 | 点検または修理が必要⇒点検を依頼 |
16 | 給湯器内が高温 | 1.運転スイッチを「切」→「入」 2.給湯栓を開ける |
161 | 給湯出湯温度の異常 | 1.運転スイッチを「切」→「入」 2.給湯栓を開ける |
162 | 自動お湯はりができない | 循環アダプターのフィルターが汚れていたら掃除する |
163 | 暖房温度コントロールの不能 | 1.暖房配管の施工間違えがないか確認 2.暖房配管の循環不良がないか確認 3.床暖熱動弁の作動を確認 |
17 | 缶体圧力スイッチが作動 | リモコンの電源を「切」にし、しばらく待ってから再度「入」 点検または修理が必要⇒点検を依頼 |
170 | ドレン金具逆止弁の異常 | 点検または修理が必要⇒点検を依頼 |
173 | 暖房回路の漏水を検知 | 1.暖房配管のなかに空気が残っていないか確認 2.配管の漏れがないか確認 3.試運転時、電源をリセットしてエラーコードが解消されるか確認 |
190 | ドレンタンク水位電極の異常 | 点検または修理が必要⇒点検を依頼 |
193 | 通信コードの不具合 | 点検または修理が必要⇒点検を依頼 |
「2」から始まるエラーコード
「3」から始まるエラーコード
エラーコード | 原因・内容 | 対処方法 |
---|---|---|
300 | F点サーミスタの異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
31 | 入水サーミスタの異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
310 | F点サーミスタの異常 | 運転スイッチを「切」→「入」にする解消しなければ、点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
311 | 給湯入水サーミスタの異常 | 運転スイッチを「切」→「入」にする解消しなければ、点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
312 | ふろサーミスタの異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
313 | 暖房低温サーミスタの異常 | 運転スイッチを「切」→「入」にする解消しなければ、点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
314 | 室温センサーの不具合 | 電源コンセントを抜き差しする解消しなければ、点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
321 | 給湯出湯サーミスタの異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
322 | ふろ出湯サーミスタの異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
323 | 暖房高温サーミスタの異常 | 運転スイッチを「切」→「入」にする解消しなければ、点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
331 | 給湯缶体サーミスタの異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
332 | 高温検知サーミスタの異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
342 | 沸騰防止サーミスタの異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
35 | 缶体貯湯サーミスタの異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
351 | 貯湯缶体サーミスタの異常 | 運転スイッチを「切」→「入」にする解消しなければ、点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
36 | 沸騰防止サーミスタの異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
360 | 給気サーミスタの異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
390 | 排気サーミスタの異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
391 | バーナーセンサーの異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
392 | ふろバーナーセンサーの異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
393 | 暖房バーナーセンサーの異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
「4」から始まるエラーコード
「5」から始まるエラーコード
エラーコード | 原因・内容 | 対処方法 |
---|---|---|
501 | 自動運転不可 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
502 | UVランプ切れ | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
510 | ガス通路部品の不具合 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
512 | UVランプの寿命警告 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
520 | 制御弁、サブ基板の異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
540 | 中和器の不具合 | 寒い時期であれば、管が温まれば復旧する復旧しない場合、点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
542 | 三方弁の異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
543 | 暖房水の多量の漏れ | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
562 | ふろ自動注湯流量の異常 | 1.給水元栓が開いているか確認 2.蛇口から水が出るか確認 3.運転スイッチを「入」→「切」 4.自動運転を行う |
563 | 暖房熱動弁の異常(自動試運転時) | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
570 | 三方弁の異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
580 | 浴槽三方弁ユニットの異常 | 浴槽三方弁ユニットの点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
「6」から始まるエラーコード
エラーコード | 原因・内容 | 対処方法 |
---|---|---|
61 | 燃焼用部品の不具合 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
610 | 送風機系統の異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
611 | 給湯燃焼ファンの異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
612 | 送風機系統の異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
613 | 送風機系統の異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
632 | ふろ循環の不良 | 1.循環アダプターより上まで、浴槽にお湯(もしくは水)を入れる 2.循環アダプターのフィルター詰まりを確認→汚れていればフィルターを掃除する ※寒い時期は配管が凍結している場合があるので、自然解凍を待つか、給水元栓にぬるま湯をかける |
638 | 循環水量測定部品の不具合 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
640 | ドレンポンプの異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
642 | ふろポンプの異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
643 | 暖房ポンプの異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
65 | 水量調整弁の異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
651 | 水量調整部品の不具合 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
652 | 水量調整部品の不具合 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
661 | お湯と水を混ぜる部品の不具合 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 ※熱湯が出る恐れがありますので、火傷にご注意ください。 |
「7」から始まるエラーコード
エラーコード | 原因・内容 | 対処方法 |
---|---|---|
700 | 通信の不具合 | 1.リモコン型番が適合しているか確認 2.電源コンセントを抜き差しする解消されなければ、点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
71 | 電装基板の不具合 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
72 | 過熱防止装置が作動 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
720・721 | 燃焼用部品の不具合 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
722 | ふろ側の炎を検出する部品の不具合 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
723 | 燃焼用部品の不具合 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
73・730 | 電装基板の不具合 | 電源コンセントを抜き差しする解消されなければ、点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
738 | デップスイッチ途中切替の異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
76・760 | 通信の不具合 | 1.リモコン型番が適合しているか確認 2.電源コンセントを抜き差しする解消されなければ、点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
763 | 暖房通信の不具合 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
764 | 通信の不具合 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
「8」から始まるエラーコード
「9」から始まるエラーコード
エラーコード | 原因・内容 | 対処方法 |
---|---|---|
90 | 燃焼の異常 | フィルターがついていれば、フィルターを掃除解消されなければ、点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 ※給湯器の寿命の可能性もあります。 |
900 | 給気口・排気口が閉鎖 | 1.給気口・排気口が閉鎖していないか確認 2.運転スイッチを「切」→「入」にする 解消しなければ、点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
901 | 燃焼用部品の不具合 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 ※給湯器の寿命の可能性もあります。 |
902 | ふろ燃焼異常/高温検知 | 給気口・排気口が閉鎖していないか確認解消されなければ、点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 ※給湯器の寿命の可能性もあります。 |
903 | 燃焼用部品の不具合 | 給気口・排気口が閉鎖していないか確認解消されなければ、点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
910 | 浴槽三方弁ユニット接続の異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
920・930 | 中和器の寿命予告 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
99 | 本体内部の燃焼系統の不具合 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
991 | 給湯燃焼の異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 ※給湯器の寿命の可能性もあります。 |
992 | ふろ燃焼の異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 ※給湯器の寿命の可能性もあります。 |
993 | 暖房燃焼の異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
「E」から始まるエラーコード
エラーコード | 原因・内容 | 対処方法 |
---|---|---|
E01 | 給湯入水サーミスタの異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
E02 | ふろ自動による水位の不具合 | 1.ふろ自動スイッチを押す 2.次回お風呂を自動で沸かす際、残り湯がない状態で行う |
E03 | 給湯立ち消え安全装置が作動 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
E05 | 給湯を連続で60分以上運転 | 1.給湯栓を閉める 2.運転スイッチを「切」→「入」 3.給湯栓を開ける |
E06 | 台風・豪雨などによる点火不良 | 1.ガスコンロなどのガス器具の点火を確認 2.ガスメーター、ガスの元栓、オイルタンクの元栓を確認 |
E07 | 燃焼用部品の不具合 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
E09 | センサー系統の不具合 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
E10 | 暖房の試運転中 | 試運転時に表示されるのは正常です。 |
E11 | 暖房高温サーミスタの異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
E15 | 暖房回路の漏水を検知 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
E16 | 暖房水位検出装置系統の異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
E17 | 自動注湯温度の異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
E18 | 缶体温度センサー系統の異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
E19 | 即出湯の循環不良 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
E20 | 三方弁系統の異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
E21 | 落とし込み用水量サーボの異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
E22 | 水位センサー系統の異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
E23 | 三方弁リミッタの異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
E24 | 浴槽排水栓の閉め忘れ | 1.運転スイッチを「切」→「入」 2.浴槽の排水栓を閉める |
E26 | タンクフロートスイッチ信号の異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
E27 | 落とし込み水量センサー系統の異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
E28 | 自動注湯の異常 | 水道元栓を確認 |
E29 | 落し込み水量センサーの異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
E36 | 燃焼検出装置系統の異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
E37 | 缶体圧力スイッチの異常 | 1.給湯栓を開いて水が出るか確認 2.給水管の凍結、給水元栓が止まっているか確認 |
E38 | 過熱防止装置が作動 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
E0L | 暖房(ふろ)の点火不良 | 1.運転スイッチを「切」にする 2.ガス栓が開いているか確認 3.ガスメーターが止まっていないか確認 |
E0H | 追いだきを連続で90分以上運転 | 1.運転スイッチを「切」→「入」 2.追いだき運転を再開 |
E0C | ふろ追焚の循環不良 | 1.循環アダプターより上まで、浴槽のお湯(または水)を入れる 2.循環アダプターのフィルター詰まりを確認→汚れていればフィルターを掃除 |
E0E | ふろ燃焼検出装置系統の異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
E0F | タンクフロートスイッチ信号の異常 | 1.蛇口を開いて水が出るか確認 2.給水管の凍結、給水元栓が止まっていないか確認 |
E0P | ふろ燃焼用ファン系統の異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
E1C | 暖房水不足 | 暖房水を補給 |
E1P | リモコン接続時の本体操作コネクタの抜き忘れ | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
E2C | 給湯用水量センサー系統の異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
E2E | 給湯水量サーボ系統の異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
E2F | バイパス水量サーボ系統の異常 | 点検または修理が必要 ⇒点検を依頼 |
E2L | 水位設定の不良 | 1.浴槽の水を抜く 2.電源コンセントを抜き差しする 3.ふろ自動運転を行う |
「L」から始まるエラーコード
エラーコード | 原因・内容 | 対処方法 |
---|---|---|
LL | 給油お知らせ | オイルタンクに灯油を補給 |
LLL | ガス未開栓でのふろ自動試運転 | ガス未開栓でふろ自動試運転を行い、水のまま水位設定完了した場合に表示されるのは正常です。 |
LL0 | 給油お知らせ | オイルタンクに灯油を補給 |
「U」から始まるエラーコード
エラーコード | 原因・内容 | 対処方法 |
---|---|---|
U3H・U3L・U3P | リモコン、コントローラ系統伝送の通信不良 | 電源コンセントを抜き差しする |
情報参考元:https://faq.noritz.co.jp/
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ノーリツ給湯器のエラーコードが表示されても、正しい知識と対処法があれば安心して対応できます。
エラーコード「888」は点検時期のお知らせ、「920」は中和器の寿命予告など、エラーコードごとに意味と対処法が決まっています。

リモコンのリセット方法を試しても解消しない場合や、エラーが頻繁に表示される場合は給湯器の寿命が近づいているサインです。
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