給湯器の交換費用を徹底解説!工事費用目安や内訳・安く抑えるコツもご紹介

給湯器の交換にかかる費用は、本体価格だけでなく設置工事費やオプション費用も含めて、総額でおよそ15〜40万円が目安です。

今回は、給湯器交換にかかる工事費用の内訳や相場、そして費用をできるだけ安く抑えるためのポイントをわかりやすく解説します。交換を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

なお、すぐに見積もりをご希望の場合は、ミズテックまでお気軽にご相談ください。

記事監修
記事監修

【記事監修者】株式会社ミズテック 渡辺正弘
給湯器交換の現場経験15年以上。住宅設備の施工からメンテナンスまで幅広く対応、数千件以上の給湯器・エコキュート交換を手掛けてきました。お客様が安心して交換を進められるよう、最新メーカー動向や補助金制度も分かりやすい情報提供を心がけています。
■保有資格:給水装置工事主任、ガス機器設置スペシャリスト、ガス消費機器設置工事監督者、ガス可とう管接続工事監督者講、電気工事士1級

目次

給湯器交換費用の相場・目安は?

給湯器交換の費用感は、本体と工事を合わせるとだいたい15万〜40万円が一般的な相場です。

詳しくは以下で解説しています。

設置タイプ・機能タイプ別の費用相場

号数(家族人数)別の費用相場

メーカー別給湯器費用相場

給湯器交換費用の比較

給湯器交換の費用は、選ぶ機種や家族の人数、さらにはメーカーによっても大きく変わります。

ここでは、設置タイプ・号数・メーカー別に、わかりやすく相場を比較してご紹介します。

設置タイプ・機能タイプ別の費用相場比較

給湯器には「戸建て向け・マンション向け」や、「オート・フルオート」などの機能差があります。

まずは設置環境や機能ごとに費用の目安を見ていきましょう。

設置タイプ機能タイプ費用相場
壁掛け(戸建て)給湯専用約15万~25万円
壁掛け(戸建て)オート約18万~28万円
壁掛け(戸建て)フルオート約20万~30万円
据置(戸建て)給湯専用約16万~26万円
据置(戸建て)オート約19万~29万円
据置(戸建て)フルオート約21万~31万円
壁掛け(マンション)給湯専用約15万~24万円
壁掛け(マンション)オート約18万~27万円
壁掛け(マンション)フルオート約20万~29万円
PS設置(マンション)給湯専用約17万~25万円
PS設置(マンション)オート約19万~28万円
PS設置(マンション)フルオート約21万~30万円

号数(家族人数)別の費用相場比較

世帯人数に合わせた号数選びも、費用を左右する大きなポイントです。

ここでは、16号・20号・24号を中心に、家族構成に応じた費用の目安を整理しました。

メーカーリンナイリンナイノーリツノーリツ
型番RUF-A1615SAA(C)RUF-A1615SAB(C)GT-1670AW BLGT-1670AW-H BL
税込価格
(工事費込み)
151,037円151,037円154,455円157,208円
追いだき機能オートオートフルオートフルオート
設置方法アルコープ設置PS扉内設置
(後方排気形)
壁掛PS扉内設置
(上方排気形)
設置場所屋外屋外屋外屋外
特長・機能・Q機能
・パワフル湯はり
・快適おいだき
・快適保温
・手動ふろ配管洗浄
・マイクロバブル
・パワフル湯はり
・快適おいだき
・快適保温
・手動ふろ配管洗浄
・自動ふろ配管クリーン
・低温給湯
・ふろ性能の進化
・ホッと湯上がりモード
・あったか睡眠サポートモード
・あったか睡眠サポートモード
・ゆるやか浴
・浴室モニター
・入浴タイマー
・電気式浴室暖房乾燥機連動
詳細商品ページを見る商品ページを見る商品ページを見る商品ページを見る

16号は少人数世帯や単身向け。シャワー中心の生活なら16号でも十分でしょう。

メーカーリンナイリンナイノーリツノーリツ
型番RUF-A2005SAW(C)RUF-A2005SAT(C)GT-2070AW BLGT-2070AW-H BL
税込価格
(工事費込み)
150,700円160,991円163,879円166,633円
追いだき機能オートオートフルオートフルオート
設置方法壁掛・PS設置PS扉内設置(前方排気形)
※排気延長不可
壁掛PS扉内設置
(上方排気形)
設置場所屋外屋外屋外屋外
特長・機能・Q機能
・32℃出湯
・パワフル湯はり
・快適おいだき
・快適保温
・32℃出湯
・パワフル湯はり
・快適おいだき
・快適保温
・手動ふろ配管洗浄
・自動ふろ配管クリーン
・低温給湯
・ふろ性能の進化
・ホッと湯上がりモード
・あったか睡眠サポートモード
・あったか睡眠サポートモード
・ゆるやか浴
・浴室モニター
・入浴タイマー
・電気式浴室暖房乾燥機連動
詳細商品ページを見る商品ページを見る商品ページを見る商品ページを見る

20号は2~3人家族に多く選ばれる標準的なサイズです。

メーカーリンナイリンナイノーリツノーリツ
型番RUF-A2405AW(C)RUF-A2405SAT-L(C)GT-C2472AW BLGT-2470SAW BL
税込価格
(工事費込み)
174,261円170,642円194,219円156,839円
追いだき機能フルオートオートフルオートオート
設置方法壁掛・PS設置PS扉内設置
(前方排気形)
壁掛壁掛
設置場所屋外屋外屋外屋外
特長・機能・おいだき配管自動洗浄
・自動たし湯
・自動沸きあげ
・入浴タイマー
・入浴沸きあげ
・Q機能
・32℃出湯
・パワフル湯はり
・快適おいだき
・快適保温
・ゆるやか浴
・浴室モニター
・入浴タイマー
・ホッと湯上がり
・あったか睡眠サポート
・低温給湯
・マイルド追いだき
・フレックス保温
・沸上予約
・ターボ給湯
詳細商品ページを見る商品ページを見る商品ページを見る商品ページを見る

24号はファミリー世帯向けで、同時に複数の場所でお湯を使っても安心です。

給湯器人気メーカー別の交換費用相場比較

交換を検討する際には、メーカー選びも重要です。

特に日本国内でシェアの高いのは、リンナイ・ノーリツ・パロマの3社です。

メーカーごとに交換費用を比べてみましょう。

メーカーごとの強みや価格帯を把握することで、納得のいく選び方ができます。

リンナイ

RUFH-A2400SAU2-6(A)  RUF-A2005SAB(C)RUF-A1615SAB(C) 
給湯タイプオートオートオート
号数24号20号16号
工事費込み価格(税込)273,669円160,991円151,037円

ノーリツ

GT-C2472SAR BLGT-C2072PAR BLGT-C1672PAR BL 
給湯タイプオートプレミアム
フルオート
プレミアム
フルオート
号数24号20号16号
工事費込み価格(税込)181,644円269,642円257,878円

パロマ

FH-2423SAW-1FH-E2022SAWL
給湯タイプオートオート
号数24号20号
工事費込み価格(税込)148,564円168,800円

給湯器交換工事費用の相場・目安は?

修理費

給湯器交換にかかる工事費用は、おおよそ3万〜8万円が目安です。

詳しい内訳については、次の「給湯器交換工事費用の内訳」をご確認ください。

給湯器交換費用の内訳

費用

給湯器交換費用の内訳は、大きく分けて「給湯器本体の価格」と「工事費用」に分類されます。

さらに工事費用は、「標準工事費」と「標準工事費以外の工事費」に分けられます。

それぞれの項目について詳しく解説していきます。

各項目の詳細や相場を紹介します。

給湯器の本体価格

給湯器の本体価格は、主に給湯能力(号数)と機能の組合せによって決まります。

シンプルにお湯を沸かすだけの「給湯専用タイプ」であれば比較的安価ですが、自動でお湯はり・追いだき機能を備えた「オートタイプ」や、自動保温や自動足し湯まで対応する「フルオートタイプ」になると価格は高くなります。

一般的には 10万〜25万円前後 が目安ですが、エコジョーズなど高効率機種を選ぶとさらに上がるケースもあります。

値段本体価格の違い
給湯タイプ給湯専用<追いだき付き<暖房機能付き(給湯暖房)※
号数16号<20号<24号
設置タイプ壁掛け<据え置き
熱効率従来型<高効率型(エコジョーズ)

※追いだきや暖房機能が付いているものはオート・フルオートに分けられ、フルオートの方が高価になる傾向があります。

給湯タイプ

豊富な機能を備える商品ほど価格は高くなります。給湯器の主なタイプは以下の3つです。

給湯タイプ価格特徴
給湯専用安めお湯を作るだけのシンプルな機能で、シャワーや蛇口への給湯に特化しています。
追いだき付き中程度浴槽のお湯を再加熱する機能があり、家族が多いご家庭に適しています。
暖房機能付き
(給湯暖房)
高め床暖房や浴室暖房など、給湯以外にも対応できる多機能タイプです。

また、オート/フルオートの違いおよび価格差は以下の通りです。

GT-C2072SAR BLGT-C2072PAR BL
追いだき機能オートフルオート
税込価格(工事費込み)269,642円269,642円
特長・エコジョーズ
・マイルド追いだき
・フレックス保温
・沸上予約
・Q機能
・低温給湯
・省電力モード
・ターボ給湯
・ふろ性能の進化
・電気式浴室暖房乾燥機連動
・遠隔操作
・エコジョーズ
UV運転
ゆるやか浴
・浴室モニター

入浴タイマー
ホッと湯上がり
・あったか睡眠サポート

・ごきげんオート
・スマート配管クリーン
・マイルド追いだき
・フレックス保温
・沸上予約
・Q機能
・低温給湯
・省電力モード
・ターボ給湯遠隔操作

機能の違いは「たし湯」と「配管洗浄」です。

オートであれば追いだきは可能ですが、自動でお湯を出す「たし湯」機能はありません

「配管洗浄」は、浴槽のお湯を流す際に、新しいお湯が配管から出て古いお湯を流し洗浄する機能です。オートは古いお湯が配管に残る可能性があるため、衛生面が気になる方はフルオートがおすすめです。

またオートよりも高性能であることから、価格はフルオートのほうが高額です。

給湯器のオートとフルオートの違いについて詳しくはこちら

給湯器の給湯能力(号数)

給湯器の給湯能力

給湯器の給湯能力を表す「号数」とは「水温+25度のお湯を、1分間に何リットル出せるか」を表しています。

家庭用の給湯器の号数は、主に16号・20号・24号です。最適な号数は、家族の居住人数やライフスタイルによって変わります。

単身世帯は16号、2~3人は20号、4人以上は24号を選ぶのが一般的です。

号数使用人数特徴
16号1人シャワーや給湯を同時に使用しない限り、単身世帯には十分な性能です。
20号2~3人2つの場所で同時に給湯が可能で、一般的な家族構成に適したバランスの良い性能です。
24号4人~複数の場所で同時に給湯が可能で、大人数のご家庭や多機能を求める方に最適です。

号数が大きいほど一度に出せる量が多く、そのぶん費用も上がります。

つまり、一定時間にたくさんのお湯が作れる24号は費用が比較的高くなることが多いです。

絶対に失敗しない給湯器の号数の選び方や、おすすめの号数について下記の記事で解説しています。

給湯器の号数について詳しくはこちら

設置タイプ(壁掛け・据置き)

給湯器の主な設置タイプには、壁掛け・据置きの2つがあります。機能にもよりますが、同条件であれば据置きタイプのほうが価格は高めです。

壁掛けは、壁に固定する給湯器です。戸建て住宅の場合は屋外に設置します。マンションやアパートなどの集合住宅は、玄関脇のPS(パイプスペースもしくはパイプシャフト)の扉内やベランダに設置するのが一般的です。

据置きは、地面近くに設置する給湯器です。従来は設置数が多かったものの、広いスペースが必要ということもあり、近年は壁掛けが主流になっています。

熱効率

 熱効率とは、水に熱を伝える際の効率のことです。ガス給湯器には、従来型(非エコジョーズ)と高効率型(エコジョーズ)があります。

エコジョーズは、少量のガスで効率よくお湯を沸かせることが特徴です。従来型(非エコジョーズ)に比べて初期投資が高くなりますが、省エネ効果に優れているため、光熱費の節約につながります

ランニングコストの削減を見込んで、長期的な視点でコストを比較するのが大切です。

ちなみに、エコジョーズとよく比較されるのが「エコキュート」です。

名前が似ているので間違いやすいのですが、エコジョーズとエコキュートは、給湯の仕組みが異なります。

エコジョーズは「ガス」、エコキュートは「電気」を使ってお湯を沸かす仕組みです。

エコキュートの仕組みや、普通の給湯器とエコジョーズの違いについては、下記の記事も確認してみてください。

エコジョーズと普通の給湯器の違いについて詳しくはこちら

エコキュートの仕組みについて詳しくはこちら

標準工事費用

標準工事費とは、既存の給湯器と同じ設置場所・同じタイプに交換する際の基本的な工事にかかる費用です。

標準工事費用は、給湯器の取り外し・取り付け、配管接続、試運転などが含まれ、業者の違いや配管などに使用する材料の違いによって変わります。

主な標準工事費用の相場は以下の通りです。

項目相場備考
機器撤去処分費3,000~5,000円程度
機器設置工事費5,000~15,000円程度ネジなどの取り付け費を含む
配管接続費25,000~45,000円程度配管の加工費を含む
保温復旧費2,000~5,000円程度
試運転調整費3,000~5,000円程度リモコン操作などの機器の取り扱い説明を含む
諸経費5,000~10,000円程度移動車両の経費や、有料駐車場代など
ドレン排水工事5,000~10,000円程度エコジョーズタイプの給湯器設置のみ (※1)

※1:エコジョーズは、給湯器内で発生する結露を排出するための「ドレン排水工事」が別途必要です。業者によっては、標準工事費以外の費目(オプション工事等)で計上するケースもあります。

給湯器を交換する際、上述の表の全ての項目が必要になると、本体の代金以外に48,000円以上の工事費がかかります

目安として心積もりしておきましょう。

標準工事費以外の工事費用

現場の状況によっては、標準工事費だけでは対応できないケースもあります。

ご家庭の環境や予期せぬ事態によって。追加料金が発生する可能性もあります。

項目相場備考
搬入費3,000~5,000円程度足場が必要な場合は+50,000円~
壁貫通工事費5,000~10,000円程度配管で壁の貫通が必要な場合
配管・雑資材費5,000~25,000円程度経年劣化に伴う配管の交換など
電源コンセント増設費3,000~10,000円程度電源コンセントの増設が必要な場合
試運転調整費3,000~5,000円程度リモコン操作などの機器の取り扱い説明を含む
排気筒接続費3,000~5,000円程度屋内設置型給湯器を交換する場合
オプション追加費10,000~20,000円程度配管カバーの設置や排気方向の変更など

たとえば、給湯器の設置場所が戸建て住宅の2階から1階へ変更になる場合は、足場がないと安全に作業ができません。

そのため、足場設置工事の費用が発生する可能性があります。

そのほか、屋外の地中や壁内にある給水配管が腐食などのトラブルを起こしている場合は、配管の修復が必要です。

施工当日に判明した追加費用は、業者が一部または全部を負担してくれる場合もあります。施工当日に困らないよう、追加費用が発生した場合の対応を把握しておきましょう

また、冬場の配管凍結を防止するために、凍結防止ヒーターを設置することもあります。凍結防止ヒーターの寿命も約10年です。同時に交換が必要な場合は追加費用が発生します。

そのほか、以下のような住宅環境では、追加費用がかかる可能性があるため注意しましょう。

  • 給湯器交換業者の営業所と工事場所がかなり離れている
  • 給湯器の設置場所が極端に狭い
  • 高所に設置されている

上述の場合、別途費用が必要か、見積りの段階で交換事業者に確認を取っておくと安心です。現地調査の段階で見積もりに含まれるかどうかを確認しておくとよいでしょう。

依頼する前に、お住まいがマンションなどの集合住宅なのか、戸建て住宅なのかも含め、お住まいの環境や給湯器の設置場所はできるだけ詳細に伝えておきましょう

給湯器の号数について詳しくはこちら

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給湯器の寿命・交換のタイミングはいつ?

ガス給湯器の交換のタイミングはいつ?

ガス給湯器の寿命はおおよそ10年が目安です

設置から10年を過ぎたガス給湯器は、故障のリスクが高まる可能性があります。

また、お湯の温度が安定しなかったり、お湯が出るまで時間がかかったりといった性能の低下も見られるようになるため、10年を過ぎたら交換を検討するのが安心です。

10年を経過していない場合でも、以下のような異常がみられるようなら、早めの交換がおすすめです。

ガス給湯器の寿命は約10年です。設置から10年を過ぎたガス給湯器は、壊れるリスクが高まります。

また、お湯の温度が安定しなかったり、お湯が出るまで時間がかかったりする性能の低下も見られるようになるため、交換をおすすめします。

10年を経過していない場合でも、以下のような異常がみられるようなら、すぐに交換したほうがよいでしょう。

エラーコードとは、給湯器のリモコン画面に表示される2~3桁の数字です。給湯器に何らかの問題が発生した際に表示されます。

エラーコードの内容によっては自分で対処できることも多いですが、多くの場合は 点検・修理、あるいは交換が必要 になります。

寿命や不調のサインを見逃さず、早めの対応を心がけることが安心につながります。

次に、実際に交換を依頼してから完了までにかかる時間について解説します。

給湯器交換時期や寿命、交換時期のサインについては、下記の記事でも紹介していますので是非ご確認ください。

給湯器の交換時期の目安について詳しくはこちら

ガス給湯器の交換までにかかる時間は?

ガス給湯器の交換までにかかる期間は?

ガス給湯器の交換は、業者に見積もりを依頼してから工事が完了するまで、約1週間かかります。

給湯器や部品などの在庫がない場合には業者に手配してもらい、入荷次第着工することになるので、それ以上かかることになります。

「壊れてから急いで依頼すればすぐ直る」と思われがちですが、即日対応は難しいケースが多く、とくに冬場に故障するとお湯が使えず大変不便です。

ガス給湯器が完全に壊れてしまう前に、寿命や交換のタイミングを見極めて対処しておくことが安心につながります。

給湯器の交換は、スムーズに工事を進めるためにも、対応の早い業者に依頼するのがおすすめです。

給湯器交換はどこに依頼する?

迷い

給湯器の交換は、依頼先によってサービス内容や価格が大きく変わります。

給湯器交換の依頼はガス会社・家電量販店・リフォーム会社、そして給湯器専門業者が請け負いますが、それぞれにメリット・デメリットがあるため、依頼先を選ぶときは特徴を知っておくことが大切です。

依頼先の違いを簡単に整理しました。

悩みがちな業者選びについては、こちらをぜひチェックしておくとよいでしょう。

対応条件・費用・業者選びのポイントについて詳しくはこちら

ガス会社

普段から利用しているガス会社にそのまま依頼できるため、安心感があります。

信頼性は高いですが、他の依頼先と比べると、費用はやや高めになることが多いです。

家電量販店

家電量販店は身近にあるため気軽に相談しやすいほか、仕入れが大量なこともあり、価格も比較的安く提供できることが多いです。

セールやポイント還元を利用すればさらにお得になる場合もありますが、実際の工事は外部業者が行うため、対応に時間がかかるケースもあります。

リフォーム会社・工務店

住宅のリフォームや修繕をまとめて相談できるのが工務店やリフォーム会社です。

家全体の工事と一緒に依頼できるのは便利ですが、給湯器に特化した専門性はやや弱いため、提案内容や価格が限られることもあります。

給湯器専門業者

給湯器の知識や経験が豊富で、在庫を持っている場合は即日・翌日のスピード工事に対応できるのが給湯器専門業者の強みです。

価格も比較的リーズナブルで、選択肢の幅も広いことが特徴ですが、大手に比べると知名度の低さがあります。

ガス給湯器業者の比較を下記の記事で行っています。

給湯器交換業者のおすすめについて詳しくはこちら

給湯器交換事業者選びのポイント

ポイント

給湯器交換を依頼する業者を選ぶ際には、いくつか確認しておきたい大切なポイントがあります。

信頼できる業者を見極めるために押さえておきたい5つのチェック項目は下記の通りです。

  1. スタッフの対応と対応スピード
  2. 工事担当者が必要な資格を保有しているか
  3. 見積金額の比較
  4. 施工実績の豊富さ
  5. アフターサービスの充実度

1.スタッフの対応と対応スピード

スタッフの対応力や対応スピードは、重要な判断材料です。

電話やメールでの問い合わせに丁寧に対応してくれるか、質問に対して分かりやすく回答してくれるか、連絡した日に訪問して点検をしてくれるかなど、迅速な対応もポイントの1つです。

信頼度を測るうえで重要な判断材料になります。

2.工事担当者が必要な資格を保有しているか

ガス給湯器の交換には、専門的な知識と資格が必要です。

工事の内容によってはガス関連の資格だけでなく、電気工事関係の資格を要する場合もあります。

ガス給湯器の交換における工事内容と、施工者に必要な資格は以下の通りです。

悪質な業者だと、知識や経験が不十分な無資格のスタッフが施工を行う場合があります。

事故やトラブルを防ぐために、担当者が必要な資格を有しているかを確認しておきましょう。

3.見積金額の比較

見積りは、複数の業者に依頼して比較検討するのがおすすめです。

単に安い業者を選ぶのではなく、以下をチェックしてみてください。

  • 施工内容に見合った金額か
  • 見積書に不透明な部分がないか
  • 追加料金がかかるかの説明を受けたか

リーズナブルさも大切ではありますが、それよりも「納得できる説明があるかどうか」が大事なポイントです。

4.施工実績の豊富さ

施工実績

施工実績が豊富であるかも、重要なポイントです。

長年の実績がある業者であれば、十分な知識や経験を持ち合わせています。トラブルなどにも迅速に対応できるため、安心して交換を依頼できます。

ホームページなどで施工実績やクチコミをチェックしましょう。

ミズテックの施工実績はこちらから ぜひご確認ください

5.アフターサービスの充実度

給湯器は10年近く使う設備のため、保証やアフターサポートがしっかりしているかはとても重要です。

ガス給湯器のメーカー保証は1~3年が一般的ですが、業者によっては保証期間の延長を行っています

長く安心して使用するためには、交換後のフォローが整っているかを事前に確かめておきましょう。

交換後のサポートが充実している業者だと、安心して任せられます。

安心の保証と実績で選ぶなら駆けつけ隊「ミズテック」がおすすめ!

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また、給湯器の点検や取り付け工事を当社の専門スタッフが行うことで、工事費用も抑えています。

本体&施工を10年保証

ミズテックは「本体と施工」両方に対して、無料で10年間の保証をご用意しています。

保証期間の延長は、業者によっては有償になりますが、ミズテックは無料でご対応いたします。

無償で対応しているのは大きな安心ポイントといえるでしょう。

最短30分で訪問可能

ミズテックは、ご連絡から最短30分で駆けつけます。急なご依頼にも迅速に対応しますので、お気軽にご相談ください。

24時間365日受付しているので、急なトラブルの際も安心です。

毎日の料理や入浴など、生活に欠かせない給湯器だからこそ、困ったときにすぐ相談できる存在としてミズテックが力になります。

給湯器交換費用を安く抑えるコツ

給湯器交換費用を安く抑えるコツ

給湯器の交換にはまとまった費用がかかるため、少しでも負担を減らしたいと考える方も多いでしょう。

ここでは、給湯器交換費用を抑えるコツを紹介します。

修理を検討する

給湯器の耐用年数である10年未満の場合、交換の前に修理を検討するのもひとつの方法です。

修理であれば費用を安く抑えられる可能性が高く、寿命を迎えるまでは問題なく使えることもあります。

ただし、設置から10年を超えている場合は部品の供給が終了しているケースも多く、修理をしても再び不具合が出やすくなります。修理するよりも新品と交換したほうが、結果的に安上がりかもしれません。

また、各メーカーは、修理用の部品を一般的に生産終了から10年間保管します。

そのため、耐用年数が10年を過ぎると部品がなくなり、修理が難しくなる可能性があります。寿命や部品の有無を確認したうえで判断するとよいでしょう。

修理の判断基準については、下記の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ確認してみてください。

給湯器の修理はどこにお願いするのが安い?交換と修理の判断基準について詳しくはこちら

補助金を活用する

近年は国や自治体が、省エネ性能の高い設備導入を支援する補助金制度を設けています。

政府では、各家庭の省エネ化を促進するために「住宅省エネキャンペーン1」という補助金制度を導入しました。

これにより、エコジョーズなどのエコ住宅設備を購入する際に、補助金を受け取れる可能性があります。

条件に合えば数万円単位で費用を抑えられるため、交換を検討する際には必ず確認しておきたいポイントです。

補助金については、下記の記事をチェックしておくとよいでしょう。

給湯器の補助金申請方法について詳しくはこちら

複数の業者から見積もりを取る

少しでも安く交換するためには、相見積もりによる比較が必須です。

1社のみだと適正価格を把握できず、相場よりも高くついてしまうこともあります。

複数の業社から同じ条件で見積もりを取り、比較することで、より良い条件の業者に納得できる条件で交換を依頼できるでしょう。

見積もりの内訳項目に不明な点があれば、必ず確認しましょう。

給湯器交換費用 オール電化の場合

補助金一覧

オール電化住宅ではガス給湯器は設置されていないため、交換の対象となるのは エコキュートとなります。

エコキュートはヒートポンプ技術を使って効率的にお湯をつくるため、電気代の節約や環境負荷の軽減にもつながります。

ガス給湯器の交換費用とは金額帯や工事内容が異なるため、オール電化の住宅の場合はエコキュートの相場や補助金制度を確認することが大切です。

エコキュート交換に関する詳しい費用や導入のポイントについては、下記の記事もあわせてご覧ください。

エコキュートの工事費込みの価格相場について詳しくはこちら

ガス給湯器の交換におけるQ&A

Q&A

ガス給湯器の交換について、お問い合わせの多い内容や疑問について解説します。

マンションの場合の注意点は?

お住まいがマンションの場合は、賃貸でも分譲の場合でも、管理会社や管理組合への報告が不可欠です。

特に賃貸の場合、ガス給湯器の所有権はオーナーまた大家にあります。ご自身で業者に連絡せずに、オーナーに手配を依頼しましょう。

一方、分譲の場合は、ご自身で業者を選定して交換を依頼します。

交換可能な機器や号数が決まっている場合もあるので、マンションの規約の確認が必要です。

業者が立ち入れる範囲や日時も確認したうえで日程を調整し、決まったら改めて管理会社に知らせましょう。

マンションにお住まいの方は下記の記事で給湯器交換の手順などを確認しておきましょう。

マンションの給湯器交換の手順・確認事項について詳しくはこちら

戸建ての場合の注意点は?

戸建ての場合は、ガス給湯器を屋外に設置することになるので、環境に合った機器を選ぶことが大切です。

構造上の問題などで設置場所が限られる、設置場所や搬入通路が非常に狭いなどの問題点があれば、必ず業者に相談しておきましょう。

また、寒冷地や塩害のある地域では、屋内に設置することも視野に入れておきましょう。

お住まいが戸建ての方は、下記の記事で戸建ての給湯器交換費用について確認しておきましょう。

戸建ての給湯器交換費用や選び方について詳しくはこちら

給湯器を自分で修理・交換するのはやめたほうがよい?

素人が給湯器の修理や交換を行うのは非常に危険です。

無資格の方が給湯器の修理などを行った場合、メーカーや業者の保証が受けられなくなったり、故障の状態が悪化したりするリスクがあります。

給湯器の取り扱いには専門的な知識や資格が必要なので、必ず業者に依頼してください。

給湯器の修理は自分で行うと危険な点について、下記の記事でご確認ください。

給湯器の修理は専門家用相場や交換との判断基準について詳しくはこちら

修理と交換のどちらがいいか迷ったときはどうする?

修理にするか交換にするか判断に迷ったときは、まず専門業者に相談して点検を受けるのがおすすめです。

設置からの年数や修理費用、保証の有無などを総合的に確認したうえで、プロの視点から適切なアドバイスを受けられるでしょう。

その際には1社だけでなく、念のため複数の業者に相談しましょう。

費用だけでなく、対応の丁寧さや説明の分かりやすさもあわせてチェックしてみてください。

ガス給湯器の交換費用を把握して後悔のない選択をしましょう

後悔のない選択

ガス給湯器の交換費用は、工事費込みで15~40万円が相場です。機種の性能や設置環境により価格が変動するため、まずはご家庭に適した製品を選ぶことが重要です。

また給湯器交換業者へ依頼する際は、下記5つのポイントをチェックし信頼できるかを事前に見極めてから依頼しましょう。

  1. スタッフの対応と対応スピード
  2. 工事担当者が必要な資格を保有しているか
  3. 見積金額
  4. 施工実績の豊富さ
  5. アフターサービスの充実度

ご紹介した費用の相場やチェックポイントを参考に、信頼できる業者を選びましょう。

そのうえで、安心して任せられる業者を探している方におすすめしたいのがミズテックです。

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経験豊富な有資格スタッフが責任を持って工事を行うため、仕上がりにも自信があります。

「費用を抑えたい」「とにかく早く直したい」「長く安心して使いたい」といった願いをすべて叶えられるのがミズテックです。

お問い合わせは 24時間365日対応しておりますので、給湯器交換をご検討の際は、ぜひお気軽にミズテックへご相談ください。

  1. 住宅省エネキャンペーン2025 ↩︎
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