本稿では、給湯器交換業者を探す際の選び方をご紹介します。給湯器交換業者選びでお困りの方は、最後までご覧ください。
長年使っていた給湯器が故障したとき、どこに交換を頼めばいいのか迷いますよね。メーカー・ガス会社・量販店、と給湯器の取扱店がいろいろあって、どう選んでいいのやら……。
ご想像のとおり、給湯器は同じ製品であっても事業者によって販売価格や保証内容が違います。ですから、自分に合った事業者を選ぶことが重要です。
ではさっそく、各事業者の特徴やおすすめの「給湯器交換事業者の選び方」をご紹介していきます。給湯器の交換業者選びで困っている方は、ぜひ参考にしてください。
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メーカー共通の対処手順や基礎知識は「ガス給湯器の失敗しない選び方とおすすめランキング7選」で解説しています。
給湯器メーカー(リンナイ、ノーリツなど)の特徴

まずは、給湯器メーカーからご紹介していきましょう。
給湯器メーカーは、値段が高くてもメーカーから直接買いたい人におすすめです。
特徴
給湯器メーカーとはガス給湯器を製造しているメーカーのことで、国内シェアの8割はリンナイとノーリツの2社が分け合っています。
給湯器メーカーの主な事業は製造と販売ですが、交換工事も対応してくれます (ただし、修理や交換は提携する指定事業者が施工します)。
主な給湯器メーカーをご紹介しておきましょう。
| メーカー名 | 備考 |
|---|---|
| リンナイ | 1920年創業の老舗メーカー。給湯器2大メーカーのうちの1社。同じく老舗で営業思考のパロマと比較して、技術志向のメーカーと言われた。 |
| ノーリツ | 1951年設立の住宅設備機器メーカー。給湯器2大メーカーのうちの1社。環境省による「エコファースト制度」の認定企業で、環境の分野で業界をリード。 |
| パロマ | 1911年2月設立、主要メーカーの中では最も老舗。国内より海外での売り上げに注力していて、全米でのシェアは5割を誇る世界的な給湯器メーカー。 |
| パーパス | 1946年設立。住宅設備機器・電子機器・産業機の製作メーカー。2000年に初めてコンデンシング給湯器(エコジョーズ)を発売。大阪ガスの品質大賞を2014年から4年連続(大会史上初)で受賞。 |
| コロナ | 1937年設立。主力商品は、石油ストーブや石油ファンヒーターなどの暖房器具。世界で初めてエコキュートを販売。新型肺炎騒動では、新聞広告に社長より社員の子供あてにエールが掲載された。 |
メリットとデメリット
給湯器メーカーに給湯器の交換を依頼するメリットとデメリットを一覧表でご紹介します。
| メリット | デメリット |
|---|---|
|
|
名の知れたメーカーに依頼するメリットは、何と言っても「安心感」でしょう。交換工事完了までの手順が少なく、ラクなのもメリットと言えます。
デメリットは、給湯器本体の値引きが少ないことです。他のメーカーに乗り換えることもできませんので、給湯器の選択肢はかなり狭くなります。
ミズテックの施工データ
ミズテックの施工事例の内訳
施工事例ページに掲載している工事は、2026年9月25日時点で4,967件です。
| 工事の対象 | 件数 | 割合 |
|---|---|---|
| ガス給湯器 | 4,026件 | 81.1% |
| エコキュート | 808件 | 16.3% |
| 電気温水器 | 117件 | 2.4% |
| その他・不明 | 16件 | 0.3% |
| 住宅の種類 | 件数 | 割合 |
|---|---|---|
| 戸建て | 3,595件 | 72.4% |
| マンション | 1,362件 | 27.4% |
施工事例が多い都道府県は、東京都(885件)、大阪府(668件)、神奈川県(636件)、愛知県(464件)、兵庫県(311件)、埼玉県(297件)、茨城県(269件)、宮城県(239件)、千葉県(235件)、静岡県(228件)です。
※ミズテック調べ。2026年9月25日時点で施工事例ページに掲載している工事4,967件の集計です。住宅の種類が分からない10件と、所在地の都道府県が分からない48件を含みます。施工事例ページに掲載していない工事は含みません。
ガス会社(東京ガス、大阪ガスなど)の特徴

ガス会社は「給湯器の値段が高くても、使い慣れたガス会社から買いたい」という方におすすめです。
特徴
ガス会社は、都市ガス会社とプロパンガス会社(LPガス会社)の2つに大別できます。LPガスの供給会社は地域の中小企業が多く、都市ガスの供給会社は以下のような大手企業が中心です。
- 東京ガス
- 東邦ガス
- 大阪ガス
- 西部ガス
なお都市ガスは、2017年4月より小売の全面自由化がスタートしていて、現在約200社が参入しています。どのガス会社を利用しているのかわからない方は、ガスの検針表でご確認ください。
メリットとデメリット
ガス会社に給湯器の交換を依頼するメリットとデメリットをご紹介します。
| メリット | デメリット |
|---|---|
|
|
ガス会社のメリットは、給湯器メーカーとよく似ています。使い慣れたガスの供給会社ですから安心感があり、連絡もしやすいでしょう。トラブルが発生したとき「最初に思い浮かぶ相談先がガス会社」という方も少なくないと思います。
デメリットも給湯器メーカーと同様で、値引き率がよくありません。
給湯器販売業者の特徴

給湯器販売業者とは、主に給湯器の販売や交換工事を行っている事業者のことです。弊社ミズテックも、この分類に該当します。
給湯器販売業者は、出来るだけ安く交換したい方や長期保証付きで交換したい方におすすめです。
特徴
先にご紹介した給湯器メーカーやガス会社は、ほとんど市場競争に巻き込まれずに商売できます。それに対して一般的な給湯器販売事業者は競合他社が多く、激しい市場競争にさらされています。
その上、扱う商品は同じですから、多くの給湯器販売事業者はお客様に選んでいただくために値引きやアフターサービスを充実させます。その結果、利用者様はお得に購入できるのです。
給湯器販売事業者は数が多く、事業者の質もピンキリです。価格や保証だけで選ばず、実績や対応から信頼できる事業者を探す必要があります。
メリットとデメリット
給湯器販売事業者に給湯器の交換を依頼するメリットとデメリットをご紹介します。
| メリット | デメリット |
|---|---|
|
|
給湯器販売事業者は、会社によって見積もりの出し方や給湯器の販売価格、独自保証の内容が違います。何社か見積りを取ってみて、金額やサービス内容を比較検討していただくとよいでしょう。
施工事例が豊富な業者であれば、お湯や水のトラブルの情報も豊富に集まっています。原因をしっかり突き止め専門的な対応をしてくれますので、安心してお任せいただけます。
なお、給湯器販売専門業者は、全国チェーンと地域密着の会社があります。それぞれ以下のような長所と短所があります。
| 地域密着 | 長所 | きめ細やかなサービスと迅速な対応、充実のアフターケア。すぐに駆けつけて対応してくれる安心感。 |
|---|---|---|
| 短所 | 会社規模が小さい傾向にあり、対応している給湯器の種類や施工内容に制限が出る。仕入れ能力が低いと、給湯器の価格が高くなる。 | |
| 全国チェーン | 長所 | 全国どこでも、同じ価格で安定したサービスが受けられる。取り扱う給湯器の種類が多く、施工実績も豊富。 |
| 短所 | 広いエリアをカバーしているので、対応スピードが遅くなる傾向がある。フランチャイズや業務委託店が施工にあたるため、技術力にバラツキが出る場合もある。 | |
| 例 | キンライサー、正直屋、交換できるくん、イースマイルetc. |
以上のような長所と短所を考慮して、ご自分にあっていると感じる業者を選択してください。
おすすめの給湯器販売業者については、以下の記事でも解説しています。ご興味がある方は、合わせてご覧ください。
家電量販店・大手ホームセンターの特徴
家電量販店や大手ホームセンターは、家電や生活用品もまとめてワンストップで買いたい方におすすめです。
特徴
一部の家電量販店や大手ホームセンターは、給湯器をはじめキッチンや洗面化粧台などの住宅設備も扱っています。グループ内に注文住宅会社を持つ会社もあります。
とは言え、住宅設備に対する取扱ノウハウは会社によってマチマチです。各社のサービス内容はかなり違うので、何店舗か回ってみて比較検討するとよいでしょう。
メリットとデメリット
家電量販店や大手ホームセンターに給湯器の交換を依頼するメリットとデメリットをご紹介します。
| メリット | デメリット |
|---|---|
|
|
家電量販店やホームセンターは店舗数が多く、相談しやすいでしょう。会社によってはポイントカードに点数がたまり、次回のお買い物に使えるところもあります。
サービス内容が各社マチマチで、とくに保証内容はよく確認しておくことをおすすめします。メーカー保証のみの会社もあれば、独自に延長保証制度を準備している会社もあります。
給湯器交換業者の口コミ・評判の見方

給湯器の交換を業者に依頼する時は、インターネットでクチコミを探して参考にされる方もおられると思います。
ですが、ご存じのとおりクチコミの中にはヤラセ投稿もあり、ちゃんとお客様が書かれたものを見抜いて読むのは至難の業です。
ここからはクチコミサイトの特徴を赤裸々ご紹介しますので、業者に連絡する前にクチコミを活用にしたい方は参考にしてください。
公式サイト内のクチコミ
公式サイト内のクチコミやお客様の声は、やや印象操作されやすいです。良いクチコミを選んで掲載しがちで、実際に見ていただくとわかるとおり、悪いクチコミは少ないかまったく掲載されません。
逆に悪いクチコミも載せている会社は、ある程度信用できます。全部筆跡が違う手書きの「お客様の声」をたくさん載せている会社は、お客様との関係が良好と考えていいでしょう。
サクラやヤラセは少ない印象ですが、念のため「参考程度」と思って見ておくとよいでしょう。
ECサイトのクチコミ
ECサイト(Amazonや楽天など)はたくさんのクチコミが集まりやすいです。ですがサクラやヤラセが多いので、注意が必要です。
ECサイトでは、自社の商品を売るために自作自演で高評価のクチコミを投稿する会社があります。競合他社の評判を落とすために、大量に低評価のクチコミを書き込む会社もあります。
内容が薄いクチコミは無視すると同時に、その他のクチコミも参考程度と考えることをおすすめします。
クチコミまとめサイト
クチコミまとめサイトのクチコミも、信ぴょう性が低いです。ECサイトのクチコミと同様に、誰でも書き込めるのでサクラやヤラセが横行しています。
なかには、事業者がWEBサイト制作会社に依頼して作らせた自作自演サイトもあります。運営者が明らかで、公平なクチコミが集まるように工夫されたサイト以外は、見ないほうがよいでしょう。
SNSや個人ブログのレビュー
SNSや個人のブログに書かれたレビューは、ウソが少ない印象です。ただし、あくまで個人の意見ということを念頭に見る必要があります。
中にはランキングを作って掲載しているものもありますが、順位付けの根拠を明確にしているブログは少ないです (ランキング上位掲載の企業から、広告宣伝費が出ているケースもあります)。
あわせて読みたい
よくあるご質問
給湯器の交換はどこに頼むのがよいですか?
本記事では依頼先を4種類に分けて解説しています。給湯器メーカーは値段が高くてもメーカーから直接買いたい人、ガス会社は使い慣れたガス会社から買いたい人、給湯器販売業者は出来るだけ安く交換したい方や長期保証付きで交換したい方、家電量販店・大手ホームセンターは家電や生活用品もまとめてワンストップで買いたい方に向きます。
今と違うメーカーの給湯器に交換できますか?
依頼先によって選べるメーカーの幅が変わります。本記事の「給湯器販売業者の特徴」の章では、給湯器販売事業者のメリットとして様々なメーカーの給湯器を取り扱っていることを挙げています。一方、ガス会社のデメリットには選べる給湯器メーカーが少ないこと、修理や交換を担当する業者を選べないことを挙げています。設置できる機種は住宅の条件によって変わるため、依頼先に確認してください。
給湯器メーカーのシェアはどうなっていますか?
本記事の「給湯器メーカー(リンナイ、ノーリツなど)の特徴」の章で、国内シェアの8割はリンナイとノーリツの2社が分け合っていると説明しています。メーカーの主な事業は製造と販売ですが、交換工事も対応します(ただし、修理や交換は提携する指定事業者が施工します)。
給湯器販売業者はなぜ安く買えるのですか?
本記事では、給湯器メーカーやガス会社はほとんど市場競争に巻き込まれずに商売できるのに対し、一般的な給湯器販売事業者は競合他社が多く、激しい市場競争にさらされていると説明しています。扱う商品は同じため、多くの給湯器販売事業者が値引きやアフターサービスを充実させています。
業者の口コミはどう見ればよいですか?
本記事の「給湯器交換業者の口コミ・評判の見方」の章で、公式サイト内のクチコミ、ECサイトのクチコミ、クチコミまとめサイト、SNSや個人ブログのレビューの4種類に分けて見方を解説しています。掲載媒体だけで判断せず、運営者が明らかかどうか、内容が具体的かどうかを確認し、参考程度として利用してください。
ガス会社はどこを利用しているか調べられますか?
本記事では、ガスの検針表で確認できると説明しています。都市ガスは2017年4月より小売の全面自由化がスタートしていて、現在約200社が参入しています。
おすすめの給湯器事業者の選び方まとめ
給湯器は主に「給湯器メーカー、ガス事業者、給湯器販売事業者、家電量販店、ホームセンター」で購入できます。それぞれ異なる特徴がありますので、自分に合った会社を選びましょう。
参考まで、価格より安心感を取るならメーカーやガス会社がおすすめです。価格や独自保証を取るなら給湯器販売事業者がいいでしょう。
給湯器の修理や交換を依頼されるときは、両方対応できる事業者を選ぶとよいでしょう。給湯器を扱う事業者の中には、交換はできても修理はできない業者もあります。
弊社(ミズテック)は、修理も交換も対応できます。交換では本体と施工それぞれに10年保証を付けており、お陰様でお客様からの満足度は「97.7%」をいただいております。
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