パーパス給湯器に不具合が起きたときは、まずエラーコードを確認しましょう。エラーコードとは給湯器に異常が発生したとき、リモコンに表示される数字です。

発生の原因によって、表示される数字は異なります。
不具合が起きたとき真っ先にエラーコードを確認すれば、原因の特定から処置の方法までがスムーズに進むでしょう。
今回はパーパス給湯器のエラーコードやリセット方法、修理・交換の費用相場を紹介します。パーパス社製の給湯器を使っていてエラーが頻発する方や、別機種への変更を検討している方はぜひご覧ください。
もしエラーコードの対処に困ったときは、住居タイプ別に以下に連絡しましょう。状況を確認したうえで、プロが適切な対処を提案してくれます。
住居タイプ | 連絡先 |
---|---|
持ち家(主に一軒家) | ・給湯器メーカー(パーパス社) ・給湯器交換業者 →ミズテックへ相談する ・ガス会社 |
賃貸・集合住宅(マンション) | 物件オーナー(大家・管理会社) |
目次
パーパス給湯器でエラーコードが発生したときの応急処置

パーパスの給湯器にエラーコードが表示されている場合は、リモコンやプラグのリセットで解決できることがあります。

原因が分からないままエラーを放置すると、故障や事故のリスクが高まります。
給湯器を何度リセットしてもエラーが解除されない場合は、住居タイプ別に以下にご連絡ください。
住居タイプ | 連絡先 |
---|---|
持ち家(主に一軒家) | ・給湯器メーカー(パーパス社) ・給湯器交換業者 →ミズテックへ相談する ・ガス会社 |
賃貸・集合住宅(マンション) | 物件オーナー(大家・管理会社) |
給湯器のエラーコードでお困りの方は、ミズテックへお気軽にご相談ください。平日・土日祝日問わず毎日営業しているため、突然エラーコードが表示されても迅速に対応できます。
※リモコンや電源プラグのリセット方法は、以下のアコーディオンを開くと 詳しく確認できます。
パーパスの給湯器のエラーコード一覧|故障の原因と対処方法

パーパス給湯器のエラーコードは、2~3桁の数字で表示されます。故障の原因や対処法を以下に詳しくまとめているので、不具合が発生する前に目を通しておくと安心です。今のうちにチェックしておけば、突然のトラブルにも冷静に対処できます。
- 「0」から始まるエラーコード
- 「1」から始まるエラーコード
- 「2」から始まるエラーコード
- 「3」から始まるエラーコード
- 「4」から始まるエラーコード
- 「5」から始まるエラーコード
- 「6」から始まるエラーコード
- 「7」から始まるエラーコード
- 「8」から始まるエラーコード
- 「9」から始まるエラーコード
- 数字以外から始まるエラーコード

点検・修理が必要だと判断された場合は、ミズテックへご連絡ください。
専門の資格と知識をもつスタッフが、迅速に対応いたします。
「0」から始まるエラーコード
エラーコード | 主な原因 | 対処法 |
---|---|---|
002 | ふろ試運転異常 | ガス給湯なしや残り湯ありでふろ試運転を行った |
011 | 熱湯連続燃焼異常停止 | 給湯を1時間連続使用した場合の警告 |
030 | ガス種選択異常 | 点検または修理を依頼 →点検・修理を依頼する |
032 | 自動注湯時間異常 | 浴槽栓抜けを確認して、 問題なければ点検または修理を依頼 →点検・修理を依頼する |
032 | 体脂肪試運転異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
032 | 凍結予防水抜き異常 | 追焚水抜き時、フロSWまたは注湯量センサーONを検出 (それ以外は点検・修理を依頼) →点検・修理を依頼する |
050 | 給気フィルター詰り・外れ | 給気フィルターの汚れ・装着状況を確認して、 問題なければ点検または修理を依頼 →点検・修理を依頼する |
050 | フィルター詰り警告(給湯・ふろ) | 給気フィルターの汚れ・装着状況を確認して、 問題なければ点検または修理を依頼 →点検・修理を依頼する |
052 | ふろ出Th高温検出 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
「1」から始まるエラーコード
エラーコード | 主な原因 | 対処法 |
---|---|---|
101 | 給湯燃焼改善異常警告 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
101 | 能力ダウン警告表示 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
102 | ふろ燃焼改善異常警告 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
111 | 給湯点火不良 | ガスの供給状況を確認して、 問題なければ点検または修理を依頼 →点検・修理を依頼する |
112 | ふろ点火不良 | ガスの供給状況を確認して、 問題なければ点検または修理を依頼 →点検・修理を依頼する |
121 | 給湯失火・給気汚染異常 | ガスの供給状況を確認して、 問題なければ点検または修理を依頼 →点検・修理を依頼する |
122 | ふろ失火 | ガスの供給状況を確認して、 問題なければ点検または修理を依頼 →点検・修理を依頼する |
140 | ハイリミットスイッチ元ガス電磁弁駆動回路異常フィルタ外れ | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
173 | 暖房ユニット(DB-1)漏水検知 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
「2」から始まるエラーコード
エラーコード | 主な原因 | 対処法 |
---|---|---|
252 | ふろ水流スイッチ異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
262 | 水位スイッチ異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
291 | 中和器詰まり | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
「3」から始まるエラーコード
エラーコード | 主な原因 | 対処法 |
---|---|---|
300 | 外気温Th断線/短絡 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
302 | ふろ入・出Th誤配線 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
311 | 出湯温Th断線/短絡 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
312 | ふろ入Th断線/短絡ふろ入Th中間故障 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
321 | 入水温Th断線/短絡 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
322 | ふろ出Th断線/短絡給水温Th断線/短絡給水温Th中間故障 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
331 | 混合温Th断線/短絡混合温Th中間故障 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
351 | 中和器Th断線/短絡 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
380 | COセンサー寿命警告・寿命COセンサー異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
391 | 給湯サーモカップル異常給湯燃焼改善FR断線/短絡 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
「4」から始まるエラーコード
エラーコード | 主な原因 | 対処法 |
---|---|---|
422 | 注湯量センサーON故障注湯量センサー異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
432 | 水位センサー異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
440 | ドレンタンク水位検出異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
451 | 給湯ファン異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
452 | ふろファン異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
「5」から始まるエラーコード
エラーコード | 主な原因 | 対処法 |
---|---|---|
510 | 元ガス電磁弁異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
511 | 給湯ガス電磁弁異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
512 | ふろガス電磁弁異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
542 | 切替弁異常往切替弁異常「自動」回路異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
543 | 暖房ユニット(DB-1)切替弁1異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
561 | バイパス水電磁弁異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
562 | 注湯電磁弁異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
572 | 注水電磁弁・三方弁異常往止水弁異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
573 | 暖房ユニット(DB-1)切替弁2異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
582 | PB-68(D三方弁)異常戻止水弁異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
「6」から始まるエラーコード
エラーコード | 主な原因 | 対処法 |
---|---|---|
610 | 燃焼ファン異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
611 | 給湯ファン異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
612 | ふろファン異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
632 | ふろポンプ異常給湯循環ポンプ故障循環ポンプ異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
651 | 水制御弁異常水量制御弁異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
661 | バイパス弁・分配弁異常ミキシング弁異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
「7」から始まるエラーコード
エラーコード | 主な原因 | 対処法 |
---|---|---|
700 | 電装基板異常ガス比例弁駆動回路異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
701 | 給湯ガス比例弁駆動回路異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
702 | ふろガス比例弁駆動回路異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
710 | ガス電磁弁駆動回路異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
711 | 給湯ガス電磁弁駆動回路異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
712 | 暖房ガス電磁弁駆動回路異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
721 | 給湯擬似炎検出 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
722 | ふろ擬似炎検出 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
740 | 台所リモコン通信異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
750 | 浴室・増設リモコン通信異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
755 | 洗濯注湯システム通信異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
760 | 電力量ユニット通信異常リモコン通信異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
762 | PB-68通信異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
763 | 暖房ユニット(DB-1)通信異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
767 | ソーラーユニット(SU-2)通信異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
792 | 給湯切換弁駆動回路異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
795 | 洗濯切替弁異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
「8」から始まるエラーコード
エラーコード | 主な原因 | 対処法 |
---|---|---|
888 | タイムスタンプ | 通電時間10年経過→点検・修理を依頼する |
「9」から始まるエラーコード
エラーコード | 主な原因 | 対処法 |
---|---|---|
900 | 給排気閉塞検出 | 給排気閉塞・詰まりを確認して、 問題なければ点検または修理を依頼 →点検・修理を依頼する |
901 | サーモカップル異常給気汚染異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
912 | PB-68(D三方弁ユニット)取付異常 | PB-68(D三方弁ユニット)の配管確認、 問題なければ点検または修理を依頼 →点検・修理を依頼する |
921 | 中和器寿命(警告) | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
931 | 中和器寿命(燃焼停止) | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
990 | 燃焼改善異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
991 | 給湯年商改善異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
992 | ふろ燃焼改善異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
数字以外から始まるエラーコード
エラーコード | 主な原因 | 対処法 |
---|---|---|
E1 | ハイリミットスイッチ作動 元ガス電磁弁駆動回路異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
E2 | Th断線/短絡 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
E4 | 給湯ガス電磁弁駆動回路異常 ふろガス電磁弁駆動回路異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
E5 | 給湯点火不良・失火 | ガスの供給状況を確認して、 問題なければ点検または修理を依頼 →点検・修理を依頼する |
E6 | ふろ点火不良・失火 | ガスの供給状況を確認して、 問題なければ点検または修理を依頼 →点検・修理を依頼する |
E7 | ファン異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
自動ランプ点滅 | 注湯量不検出 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
ふろランプ点滅 | ふろ水流スイッチ異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
【エラーコード別】パーパス給湯器に起こりやすい故障の原因と対処法

パーパス給湯器によくある故障の原因と対処法を、エラーコード別に紹介します。
対処方法は、表示されるエラーコードによって異なります。対処法を事前に把握しておいて、万が一の事態に備えておくのが大切です。
エラーコード:011
エラーコード | 主な原因 | 対処法 |
---|---|---|
011 | 熱湯連続燃焼異常停止 | 給湯を1時間連続使用した場合の警告 |
011は給湯を1時間以上連続使用しているときに、表示されるエラーコードです。

給湯栓を閉めれば、エラーは消えます。
給湯栓を閉めてもエラーが解消しない場合は、ガスの供給が停止している可能性があります。
室内のガス機器を全て停止させて、ガスメーカーの復帰ボタンカバーを外してください。復帰ボタンを押してガスメーカーの復帰が確認できたら、5分程待って再度ガス機器を使用します。

それでもエラーコードが解消されないときは、本体の不具合・故障が疑われるため業者に点検・修理を依頼するのがおすすめです。
給湯器の安全装置が作動した時の対処法に関する詳しい情報を見る
エラーコード:101
エラーコード | 主な原因 | 対処法 |
---|---|---|
101 | 給湯燃焼改善異常警告 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
エラーコード101はごみやほこりが原因で、吸排気や熱交換器が詰まっている時に表示されます。

まずは目視で、ゴミやほこりが詰まっていないか確認します。

一度リモコンをリセットして、それでもエラーコードが解消されない場合は奥深くに汚れが詰まっている可能性が高いです。専門業者に点検・修理を依頼して、詰まりの原因を取り除いてもらう必要があります。
エラーコード:111
エラーコード | 主な原因 | 対処法 |
---|---|---|
111 | 給湯点火不良 | ガスの供給状況を確認して、 問題なければ点検または修理を依頼 →点検・修理を依頼する |
エラーコード111が表示される原因は、給湯点火不良です。イグナイターの故障や水またはガス供給の不良、落雷による誤作動・トラブルが主な原因です。

点火不良は、気温が極端に低く水道管が凍った場合にも起きます。
ガス供給の不足は、ガス会社側に原因があります。正常に供給されているかを確認して、給湯器に問題がある場合は早急に専門の業者にご連絡ください。
エラーコード:252
エラーコード | 主な原因 | 対処法 |
---|---|---|
252 | ふろ水流スイッチ異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
ふろ水流スイッチは追い焚き希望が作動しているときはオン、していないときはオフの状態です。追い焚き機能が作動していないにも関わらず、スイッチがオンになっているとエラーコード252が表示されます。
エラーコード252が表示されたときは給湯器周辺に磁力が強いものを置いていないか、お湯張り回路に汚れが詰まっていないか確認するのが大切です。

磁力が強いものは、給湯器センサーに障害を引き起こすリスクがあります。
磁力が強いものも汚れも確認できない場合、給湯器本体に不具合が起きている可能性が高いです。すぐに専門の業者に問い合わせて、原因を特定してもらうのがおすすめです。
エラーコード:562
エラーコード | 主な原因 | 対処法 |
---|---|---|
562 | 注湯電磁弁異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
エラーコード562が表示された場合は湯張り水コン内にある弁が故障して、注湯電磁弁異常が起こっています。弁が故障すると、足し湯やお湯張りなどの動作ができなくなります。
弁の不具合は、低温による凍結や経年劣化が原因です。リモコンの電源を切って、給湯器のプラスを何度か抜き差しを行ってください。それでもエラーが解消されないときは、給湯器のプロである専門業者に依頼するのがおすすめです。
エラーコード:610
エラーコード | 主な原因 | 対処法 |
---|---|---|
610 | 燃焼ファン異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
エラーコード610が表示されたときは、燃焼ファンに異常が発生している可能性があります。燃焼ファンはガスを燃焼させるために必要となる空気を、バーナーに送る役割をもつ部品です。

一度電源を切ってから再度入れ直して、復活を図りましょう。
エラーコード610は燃焼ファンが回転していない、動いているのに認知されていない場合にも表示されます。再起動してもエラーコードが消えない場合、ファンモーターの劣化や電装基盤の故障、電装回路不良が疑われます。早急な点検・修理が必要なので、専門の業者にご連絡ください。
エラーコード:76*
エラーコード | 主な原因 | 対処法 |
---|---|---|
760 | 電力量ユニット通信異常リモコン通信異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
762 | 三方弁ユニット(PB-68)通信異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
763 | 暖房ユニット(DB-1)通信異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
767 | ソーラーユニット(SU-2)通信異常 | 点検または修理が必要 →点検・修理を依頼する |
リモコンの画面にエラーコード76*が表示されたときは、通信障害が疑われます。

通信異常が起きている箇所は、数字によって判断できます。
760は、電力量ユニットまたはリモコンの通信異常です。コンセントを抜き差しして、給湯器とリモコンを再起動させます。
再起動させてもエラー表示が消えない場合は、給湯器本体に何かしらの問題が起きている可能性が高いです。他の箇所に不具合が発生する前に、専門業者に相談するのが賢明です。
762と763、767はユニットの通信異常が原因です。760と同様、再起動させてもエラーが解除されないときは給湯器本体の故障・不具合が考えられます。給湯器のプロである専門業者に相談して、原因を特定して対処してもらうのが大切です。
エラーコード:888
エラーコード | 主な原因 | 対処法 |
---|---|---|
888 | タイムスタンプ | 通電時間10年経過 →点検・修理を依頼する |
エラーコード888が表示されたときはタイムスタンプ、給湯器の点検時期を知らせています。

給湯器の寿命は、10年です。
10年を過ぎた給湯器は経年劣化で、故障や不具合が起こりやすい状態です。安全に使用し続けるため、エラーコード888が表示されたときはメーカーが定めた点検を行ってください。
エラーコード:e5
エラーコード | 主な原因 | 対処法 |
---|---|---|
E5 | 給湯点火不良・失火 | ガスの供給状況を確認して、 問題なければ点検または修理を依頼 →点検・修理を依頼する |
リモコンの画面にエラーコードE5が表示されたら、点火不良または失火の疑いがあります。ガス栓の閉鎖やガスメーターの遮断、ガス切れ、部品の故障など複数の原因が考えられます。
まずはガスの供給に不具合が起きていないか、確認するのが大切です。ガスが正常に供給されている場合は、給湯器が故障している可能性が高いので業者に点検・修理を依頼してください。
パーパス給湯器にエラーコードが出た時の点検・修理の連絡先

エラーコードを確認して原因を特定したら、必要に応じて以下の連絡先にご相談ください。

連絡先は、住居タイプによって異なります。
住居タイプ | 連絡先 |
---|---|
持ち家(主に一軒家) | ・給湯器メーカー(パーパス社) ・給湯器交換業者 ⇒ミズテックへ相談する ・ガス会社 |
賃貸・集合住宅(マンション) | ・物件オーナー(大家・管理会社) |
一軒家に設置された給湯器に、エラーコードが表示されたときの連絡先はメーカー(パーパス)や専門業者、ガス会社の大きく3つです。どこに連絡すべきかは、重視するポイントで決定します。
メーカー保証期間内で点検を含めて修理するなら、メーカー(パーパス)がおすすめです。通常より安いまたは無償で対応してもらえるので、費用の負担軽減につながります。
安心感重視で修理・交換どちらも検討している場合は、ガス会社に依頼するとよいでしょう。普段から利用している大手ガス会社ならではの安心感・信頼感があります。

費用を抑えて修理または交換したいなら、給湯器の専門業者(ミズテック)へご連絡ください。
一括仕入れによるコスト削減で、手頃な価格での提供を実現しています。
パーパス給湯器のエラーコード以外に業者へ連絡する前に調べておくこと

専門の業者に連絡するときには、パーパス給湯器のエラーコード以外にもいくつかの情報が必要です。前もって確認しておくべき3つの項目と、調べ方を紹介します。
確認事項をチェックして事前に見ておけば、点検や修理がスムーズに進みます。
給湯器の型番(本体・リモコン)

給湯器の型番は、本体正面または横面に貼られた銘板シールで確認できます。

アルファベットと数字で構成された、シール上部に記載されているものです。
型番を伝えるだけで、業者に給湯器本体の情報を正確に伝えられます。点検・修理の手続きもスムーズに進むので、時間の短縮につながります。
銘板シールには型番以外にも、ガスの種類や製造年月など給湯器本体に関する情報が詳しく記載されています。どんな時に必要になるか分からないため、剥がしたり汚したりしないように注意が必要です。
製造年月(寿命)
給湯器の製造年月は、本体に貼られた銘板シールで確認できます。

たとえば「20.10-123456」と記載されている場合、製造年月は2020年10月です。
給湯器の寿命は、一般的に10年程度です。今回エラーコードが表示された給湯器を10年以上または近くまで使っているなら、修理より交換を視野に入れてください。
寿命が近い給湯器は経年劣化で、不具合が起きやすい状況です。今回修理しても、近いうち他の部品が壊れるリスクがあります。何度も修理するより、新しい機種に変更したほうが結果的に安く済むでしょう。
残りの保証期間(メーカー・販売業者)
残りの保証期間は、保証書で確認できます。保証書には購入費や保証期間・内容、無償修理の条件などが記載されています。
保証書が手元にない場合、購入元またはメーカーへの問い合わせが必要です。問い合わせる時にはやり取りがスムーズに進むように、事前に型番を確認しておきましょう。

保証期間は、給湯器のメーカーやBLマークの有無によって異なります。

BLマーク1とは優良住宅部品認定制度に基づき、一般財団法人ベターリビングが優良と認定した住宅部品に付けられるマークです。種類によって、認定品には2~10年の保証が付きます。
保証期間の有無で、点検・修理の費用負担の割合は大きく変わります。突然の出費で困らないように、事前に保証書やBLマークの有無を確認しておきましょう。
エラーが出たパーパス給湯器の修理・交換はどうする?費用相場も紹介

パーパス給湯器に表示されたエラーコードが解除されない場合、修理または交換が必要になります。どちらを選択すべきか迷ったときは、使用年数別の費用相場を見比べてください。
使用状況(年数)の目安 | 主な対処法 | 費用相場 |
---|---|---|
7年以下 | 点検・修理(※1) | 修理:7,000~50,000円 |
8~10年 | 点検・修理・交換(※1) | 修理:7,000~50,000円 交換:160,000~920,000円 |
10年以上 | 交換 | 交換:160,000~920,000円 |
(※1)不具合の頻発・重度の故障・全体的な経年劣化が見られる場合は、この限りではない
給湯器の状態や使用年数によっては、数万円の修理代で簡単に解決する場合もあります。10年近く使用している給湯器は、交換一択です。給湯器本体・部品の経年劣化で、再び不具合が起きる可能性が高いです。
点検・修理で済む場合
点検・修理の費用相場は、7,000~50,000円程度です。
費用は、修理の内容や部品の種類によって変動します。詳細を確認したい場合は、業者に見積もりをとってもらうのが手っ取り早いです。

パッキンの交換や設定の調整など、軽度な修理なら数千円程度で解決します。
燃焼備品や電子基板など、重要な部品で手間のかかる作業の場合は数万円以上かかります。
使用年数が7年以下の場合、経年劣化の影響は少ないです。単なる不具合である可能性が高く、特別心配でない限りは交換より点検・修理がおすすめです。
ただし、使用年数が8~10年と寿命に近い場合は経年劣化の影響を受け始めます。給湯器の状態によっては交換を勧められる可能性があります。
交換が必要な場合
ミズテックでは、パーパス給湯器を取り扱っていません。

交換先としては、エコジョーズとエコキュートがおすすめです。
エコジョーズは160,000円から、エコキュートは350,000円から交換できます。
パーパス給湯器を10年以上使用している、エラーが頻発している場合は交換が必要です。給湯器の寿命は10年程度で、設置環境や使用頻度によっては多少早まります。

10年以上経過している給湯器は劣化が進んでいるため、故障しやすい状態です。
お湯の温度が安定しない、異音がするなどさまざまなトラブルが起きる可能性もあります。本体を交換して、故障のリスクを回避するのが大切です。
購入から8~10年経っている場合も、今後経年劣化の影響が出る可能性が高いです。何度も修理代を支払うより、交換するのがよいでしょう。
パーパス給湯器のエラーコードでお困りならミズテックへご相談ください

パーパス給湯器のエラーコードが解除されず困っているなら、ミズテックへご相談ください。
メーカーや一家店からの一括仕入れで不要なコストを削減して、最大80%オフを実現しています。最新の給湯器を手頃な価格で購入したい方や、初期コストを抑えたい方にはとくにおすすめです。

ミズテックのパーパス給湯器は、商品・工事ともに無料の10年保証付きです。
パーパス給湯器に何らかの不具合・トラブルが起きても、10年以内であれば無償で対応いたします。手厚いサポート体制を整えているため、工事後も安心して過ごせます。

表示価格は製品やリモコン、出張費など全て含んだコミコミ価格です。
総額を契約前に把握できるため、安心してお任せいただけます。
パーパス給湯器にエラーコードが出て点検・修理を依頼する際によくある質問

パーパス給湯器の点検・修理に関して、よくある3つの質問に回答します。
給湯器が故障したとき、修理ではなく交換になるケースは?
使用年数が8~10年または11年以上の場合は、修理より交換がおすすめです。寿命が近い給湯器は経年劣化で不具合が起こりやすく、いつトラブルが起きてもおかしくありません。

何度も修理代を支払うより交換したほうがコスパも良いです。
給湯器は製造終了後10年を過ぎると、部品の供給がストップしてしまう可能性が高いです。修理に必要な部品が集まらない場合を考えると、交換が手っ取り早く解決します。
給湯器の修理前に、自分で点検できることはありませんか?
給湯器の点検については、「給湯器の故障の原因と対処法」に関する記事をご覧ください。
ミズテックではまずお客様ご自身で復旧できないか、独自で蓄積している情報や経験からさまざまな方法をアドバイスしています。修理前にご相談されたい方も、お気軽にお問い合わせください。
点検を依頼する前に、修理費用を知ることはできますか?
点検前に、概算で費用をお伝えできるケースもあります。
ミズテックでは、これまでの修理や交換実績を元に沢山のデータを蓄積中です。給湯器の状態や不調の様子をお知らせいただくことで、概算費用をお伝えできる場合があります。

とくにお知らせいただきたい情報は、以下の5つです。
- 給湯器とリモコンの型式(型番)
- 給湯器の使用年数
- 現在の給湯器の症状(お湯が出ない、異音がするなど)
- 保証の残存期間
症状はできるだけ詳細にお知らせいただけますと、対応がスムーズです。いただいた情報を勘案して、修理より交換をおすすめする場合もございます。
パーパス給湯器のエラーコードの原因を突き止めて適切に対処しよう

パーパス給湯器で不具合が起きたら、まずエラーコードが表示されていないか確認します。エラーコードで原因を特定できれば、正しい対処法を素早く実践できます。
エラーを長期間放置するのは、状態の悪化につながります。本体の故障や最悪の場合事故に発展するリスクもあるため、早めの行動が肝心です。
エラーコードが表示されたパーパス給湯器には、修理または交換が必要です。

1つの目安として7年以下なら修理、以上なら交換を検討するのがおすすめです。
パーパス給湯器から別機種への交換を検討している方は、ミズテックへご相談ください。タイプやメーカーが異なる機種を多数取り扱っており、希望に沿う製品が見つかります。

ミズテックでは、最短当日に交換可能なスピード対応を行っています。
給湯器のトラブルを今すぐ解決したい方も、お気軽にお問い合わせください。